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あとがき

 

 

 

 O God, give us
 serenity to accept what cannot be changed,
 courage to change what should be changed,
 and wisdom to distinguish the one from the other.

 

 Reinhold Niebuhr

 

 プロデューサー各位の情熱もすっかり冷めた頃だろう。最後にこのゲームの仕組みと、これから待ち受ける展開に関する話をひっそり書き残して、「このブログの正体」を明かしておくとする。あとがきというのは読まれないのが常なので、私自身は独り言のつもりでこれを書いている。

 念のため前置きをすると、この話はあの日から何日後になるのかは分からないが、何故かここに辿り着いてしまった貴方がこのゲームに抱いている幻想を消してしまいかねないものになる。私は割と善意のつもりでこの話を隠していた。「主張」でも「推理」でもない、「数字」の話。ただの歴史と経済学、ゲーム理論の講義みたいに退屈な話だ。

 

 断言しよう。

 次回の総選挙は、ない。シンデレラガール総選挙は今回が最終回だ。

 

 現実的な話をしたら間違いなく畳まれる。もしこのままの形式で次回が開催されたとしたら、「デレマス」はかなりの無茶を通してくれている。

 私は総選挙がこの結果に終わることを予想して、このブログを立ち上げておいた。最後の記事で書いた通り、順位も展開も全てが予想通りだった。ならばこの先もきっと当たりだろう。もし私の予言が的中していたら、以下の仮説はかなり信憑性が高いものとなる。

 今の私は悪酒とともに余計な口を滑らせに来たNPCのようなものだ。その話を真に受けるかは貴方次第だし、きっと多くの方にとってそうあるように、怪文書の書き手で片付けてくれても一向に構わない。

 

 それと、本当にこれが何よりも大事な情報なので先に言っておかねばならない。

 私は藍子、加蓮、りあむ、未央の「4人」が本当に好きだ。190人の中でも上から順に綺麗に「この4人」だった。その立場を持ってこの話をしている。そんな彼女たちが活躍してくれたから、きっと私はこの話が出来るのだ。

 前置きは以上だ。開幕ポエムによって読む気も失せ切ったところで、本文に移ろう。

 

 《この世界の仕組み》


 まずはデレマスと、総選挙の歴史を簡単におさらいしよう。

  モバマス内には初め、100種類ほどのカードがあった。
 カードたちには、「キュート」「クール」「パッション」という三つの属性が与えられた。ゲーム内では年に一度、全カード参加型の投票ゲーム、「総選挙」が行われていた。ただしこれは「人気投票」ではなく、それを基にした特殊な投票ゲームだ。

 

 総選挙には、「各属性の上位3名、計9名の中から必ず退場者が出る」という独自のルールがあった。「1位となったカード、シンデレラガールは次世代へバトンを渡すべくゲームから降りる」、そして「CV未実装カードはCVを獲得し、シンデレラガールを目指さずにゲームから降りる」。ふたつの理由でゲームの勝者を「受け継いで」いた。

 

 カードの追加を繰り返しながら、最大で9枚、最低で1枚のカードを取り除く。そのルールが一部の例外を除いてほとんど守られた上で、計7回の総選挙が行われた。

 

 すると問題が発生した。「属性間のバランス」が崩れた。具体的には、パッション属性の得票率が極端に低下してしまった。
 近年は特に顕著で、キュートとクールの二属性による寡占が続いた。過去の総選挙のリザルトを見るだけでも明らかだ。順位差が激しすぎる。最もこの情報はプロデューサー間では常識と言っていいものだし、こういうバランス崩壊自体は遍くゲームを展開する上でいつかは発生するだろう綻びには違いない。

 「パッションの一弱」。これが総選挙が、あるいはこのゲームそのものが長い間抱えていた欠陥だ。


 《新カード追加の意図》

 
 そして第8回総選挙を迎える少し前。運営は現存する183枚の中に、さらに7枚の新カードを追加し、計190枚とした上での開催を宣言した。

 

 この出来事は当時大いに波紋を呼んだ。誰もが一度は疑問に思った。「これ以上新カードを追加する必要はあったのだろうか」と。
 利益と展開力を完全に度外視すれば、総選挙の存続は可能に見えるだろう。そもそも「新カードは総選挙に参加できない」みたいなアナウンスを添えるだけでも、制御自体は可能だったはずだ。

 マンネリ化防止、新規層開拓・ユーザー層入れ替え、ヘイトコントロール。そんな理由なんかも当然あっただろうし、実際どれも効果は覿面だっただろう。ただし見過ごされがちな本質は別にある。

 

 総選挙へのテコ入れ。「属性間のバランス調整」だ。このゲームには構造上、「カードの追加・削除」以外でバランスをコントロールする術がない。

 ここは認識の齟齬が発生しそうだが、「新カードを中心に総選挙を行う」という限りではない。運営も実際追加を行うまでは新カードがどれほどの反響を呼ぶかは分かるはずもないし、分かれば苦労しない。
 ただ「プロデューサー側が話題にせざるを得ないほどに、新カードを出来る限りド派手に追加する」だけでバランス自体は調整されるし、副産物として上に羅列したような運営的においしい現象も発生する。

 

 つまり「インフレ」を起こす訳だ。

 例えばそうして新カードたちが話題となり、それぞれがいきなり50万票以上を集めたとする。キュートとクールには100万票を集めるカードがほとんどだった為、新カード介入の余地はなく、当然バランスに変化はない。反対にパッションには50万票に達しないカードが多く、新カードたちがその穴を埋めることとなる。結果としてパッションだけが補強される。これが「新カードたちがそのままパワーカードとなった」形のバランス上方修正であり、後に第8回総選挙はこちらの世界線に到達する。

 

 この表現ではやはり既存カードが切り捨てられたようだが、その認識も完全な正解とは呼べない。もうひとつの世界線、何らかの形で既存カードが新カードに対抗しうるほどに「強化」されているパターンもある。

 この世界にはそうして、運営ではなくプロデューサー側にカードの「レベル上げ」を行える仕組みがある。それは時折「プロデュース」なんて言葉で美しく修飾される。この言葉はしばしば真なるそれとは何かという議論が成され、そんなものは無いとも揶揄されるが、あくまで「特定のカードに総選挙で投票を発生させる為の行動」とだけ定義するのであれば、運営とプロデューサー、両方面から確かに存在する。

 

 運営側には新たなるコンテンツの提供。プロデューサー側には納税や創作、SNS上での応援、さらに反発運動ですら該当する。慰めでも煽りでもない事実であり、その努力が数字として示されれば、運営はそのカードを中心に展開を始める。

 運営は自らの一存で「ゲーム内でメインとするカード」を選べない。それを決めるのは消費者たるプロデューサーだ。ガチャにしろストーリー追加にしろ新カードにしろ、運営にできるのは次の展開を用意することだけだ。どんなに特定カードの出番を増やそうと、実際カネが落ちなければカードはコンテンツ力を持たない。全てのソーシャルゲームにおける共通理念だ。

 

 そして新カードには、直接人気カードになる必要はない。そのきっかけであればいい。新カードに負けないだけのカネや人気、投票を、既存カードが確保してくれてもいいのだ。故に表現としては「インフレ」が適切だ。
 今回の総選挙では、とある1枚のカードがそうして総選挙に「火」を灯した。このカードが最大限に機能したからこそ、今回の総選挙は盛り上がったと言える。このカードはかなり細かなキャラクターデザインが施されており、名前、年齢、容姿、人物相関図、趣味嗜好、あらゆる設定が、どこからどう見ても「目立つ」ようにデザインされている。私個人はどう考えてもパッションをピンポイントで「燃やしに来た」と考えている。

 

 とは言ってみたが、このもう一つのルートはあくまで「理屈」の上の話だ。

 新カードにより発生する「インフレ」が総選挙自体を利用した壮大な「バランス調整」だった場合は、今の説明で片が付く。その上でまだ総選挙を行ってくれるルート自体は何%か残っている、というレベルの説明になる。


 《第8回総選挙における運営の狙い》 


 以上の基本情報を踏まえて頂いて、今回の総選挙自体を、初めから簡単に振り返ろう。

 

 1・「未央と加蓮の一騎打ち」に関して


 此度のゲームは「本田未央北条加蓮の一騎打ち」とされていた。

 この認識にも齟齬がある。厳密には「未央の勝算がかなり高かった戦い」であり、だからこそ未央は勝たざるを得なかった。これもデータが出ている。第7回総選挙の結果を見ると、1位ウサミン、2位未央。3位の加蓮は未央との間に1.5倍ほどの得票差があり、なんなら4位の鷹富士茄子にまくられかけている。加蓮は割とギリギリの3位だったのだ。

 

 未央はゲーム内最強のカードにして、これまでの総選挙存続の立役者だ。実に5回に渡って「パッション上位レースを一人で支え続けた」というとてつもない功績を持つカードだ。
 しかし彼女はNGのメンバー。このゲームの「御三家」の一角であり、いつかは勝たねばならない存在だ。未央が総選挙内に留まり続けている限りは、運営は総選挙を続けざるを得ない。キャラクター性、パワーバランスの両方の理由で、彼女の存在そのものが総選挙を支えてくれていた。だがそんな彼女による制御も時間切れだ。コンテンツのほうにリソース限界が来た。

 

 そんな最強のカードが最後にせざるを得なかった戦いに、加蓮は挑戦者で有らざるを得なかった。最早ストッパー役を演じられるのが、現存するカードでは彼女くらいだった。といった具合に、状況も勝算も込みで絶対に「未央が勝たねばならない」戦い。これが二人の力関係と「一騎打ち」を、数字から見た場合の正しい理解だ。

 もっとはっきり言うと、運営はそもそも未央を勝たせるつもりだった。加蓮は元々、1位争いすらさせてもらえなかった。

 

 2・「夢見りあむ」と「高森藍子」の役割

 

 その「一騎打ち」を支えたのが、「夢見りあむ」と「高森藍子」になる。

 

 りあむの役割は、「未央に切りかかること」だ。未央はりあむに絶対に負けられない。理由なんて言うまでもないだろう。

 りあむの参入により、パッション総選挙には先ほど説明した「インフレ」が発生する。CV獲得を狙うカードたちは得票数、課金票も増加しただろう。今回はナタとヴァリサがその煽りを受けた。
 しかし、りあむはハナからパッション内のどのカードも相手にしていない。最初から彼女の対戦相手は未央だけだ。炎上ブーストによる「敵役」として機能し、そして「倒される」ことこそが真の彼女の仕事だ。

 

 これも断言しよう。りあむには元々1位になる未来だけは用意されていなかった。
 仮に彼女が1位になってしまっても、票結果を隠蔽すればいいだけだ。面白い話で、完全に外側から荒らした人間たちも含めて、総選挙は「票結果がそのまま開示される」ことが一切疑われていないらしい。議員選挙とは違うのだから、票結果なんて操作すればいい。

 

 そしてその争いには最終票結果こそ離れているが、影の支援者がもうひとりいた。それが藍子になる。

 既にCVのある藍子にはどうしても勝たねばならない理由というのはない。CV獲得と総選挙楽曲獲得では重みがまるで違う。だから彼女のポジションは美嘉かしゅがはでも構わなかったはずだ。ただ今回は設定や勝率、周期なども考慮された上でなのだろう、総選挙におけるひとつの役割を彼女が担う形になった。妥当なところだ。仮に私が運営でも彼女を選ぶ。

 

 その役割が「ガチャを貰うこと」だ。総選挙を恙無く行うのであれば「役割」として必要だ。

 今回の総選挙で明確に順位変動の為のガチャが開催されたのは、「北条加蓮」と「高森藍子」だ。

 これはどちらも「勝ちたいなら回してね」、さらに今回に限っては「りあむに負けたくないなら回してね」という性質もプラスされたガチャになる。タイミングが藍子は「中間発表前」、加蓮が「中間発表後」なのもそつがない。加蓮Pと藍子Pはともに、戦いに出ようと思うのであれば回すしかない。加蓮の場合は未央との戦いを見据えている訳で、りあむに負けている場合ではないだろう。

 ふたつのガチャはかなり回ったようだ。加蓮に至っては空になった。運営はそれなりに懐に納めたことだろう。こちらにもインフレだ。

 

 だが、こうして運営が儲けられることがガチャの一番のメリットではない。
 カードたちに「勝つ理由」を作れるのが最も大きい。

 これぞ総選挙の持つ経済効果の根幹、その名も「ガチャブ神話」だ。

 

 ガチャブ神話、つまり一部のプロデューサー間では「特定カードのガチャを行えばそのカードが順位を上げる」と信じられている訳だが、実はここに明確な根拠は存在しない。ガチャブは威力が不透明なものだ。ゼロではないのは間違いないが、実数値は定かではない。「だからこそ」未だ盲目的な信者がいる。

 

 そもそもの話をすると、ガチャブ神話には割とツッコミどころ自体は多い。
 特定カードのガチャを開催したからと言って、そのカードが順位を変えるほど票を伸ばせるとは限らない。ガチャ一本で展開が確定した昔と今とでは大きく状況も違う。主展開はデレステへ移りつつあり、投票そのものがふたつのアプリによる合同集計となり、昔の何十倍もの票のやり取りが行われている。ユーザー層も大きく入れ替わっている。そこに果たしてモバマスのガチャブは、どこまでついていけているのだろうか。大体課金すれば票はつぎ込める訳なのだから、誰にだってガチャを回す理由はある。

 

 といった具合に指摘自体は出来るが、信者側にも反論の余地は多い。
 それでも答えとなるデータは出る訳もないし、出す方法があったとしても運営がやるわけがない。「ガチャによってこれだけの票が動きますよ」なんてのが数値として出てしまえば、ガチャブ神話は崩壊する。故に議論は平行線で、神話は永遠たる。

 

 その半永久的なガチャブへの信仰こそが、このゲームの肝だ。
 「ガチャさえ開催してしまえば、そのカードが勝っても違和感がない状態」を作れる。カネが発生する上に、勝利への免罪符として機能する。この二つを併せ持つことが最も運営的においしい。なんなら総選挙を開催する一番の理由でもあるのかも知れない。

 

 《4人の役割》

 

 という訳で運営は、中間発表までに総選挙の結末を確定させた。

 

 1位、2位は予定通り未央、加蓮。3位は両者に敗北を喫し、その「一騎打ち」を阻害しない壁役として機能したりあむ。

 この「三つ巴の成立」は恐らく、運営の最も望んだ展開だ。

 

 「中間順位は早々ひっくり返らない」。これもプロデューサー間に染み付いた常識のひとつだ。後は加蓮にガチャブを行ってしまえばいい。未央にはそもそも追いつけず、りあむには追いつく術がない為。このまま3人がゴールに到達する。

 

 そして残るパッション上位レースの参加者は、CV獲得を狙うナタヴァリサ、そしてガチャブを得た藍子の3人に絞られた。これで藍子が票を伸ばして最終結果属性内3位で終わったとしても、運営的にはCV付与の必要がないので楽な話だ。

 

 本田未央の役割は「勝つこと」。夢見りあむの役割は「未央と加蓮に負けること」。そして、北条加蓮高森藍子の役割はさしずめ、「最後のガチャで集金を行うこと」だったのだろう。

 彼女たち4人の役割は総合して、「最後のお祭り」を協力して「盛り上げる」ことにあった。誰もが未央の勝ちを絶対に阻害しない。そもそも出来ない。その上で各種インフレで大騒ぎを起こし、表舞台では勝負結果をギリギリまで隠蔽すると同時に最後の特大集金を行う、といった感じだ。きっとその戦いには、全員にレールが敷かれていた。誰も悪くなく、誰も拒めない。これはただの宿命だ。

 
 3・結果発表、そして終わりの始まり

 
 此度の総選挙は大いに盛り上がった。
 舞台はゲームの世界を飛び出し、SNS全体に散布した。完全に外野の荒らしユーザーまで巻き込んだ。外部のニュースサイトが結果を取り上げ、話題はパッション属性のカードがかっ攫った上で、過去最高の得票数を記録するという異例の終演を迎えた。内訳としては、全体1位未央、3位りあむ。さらに大きく得票差が開いた上で、9位ナターリア、10位ヴァリサ、15位藍子となった。未央とりあむの票を合わせれば500万票になる。

 

 しかしそれでいて尚、パッションの全体得票率は29.3%。
 三属性の中で唯一30%を切り、最下位というデータが提示されている。あれだけ盛り上げておいて、だ。愉快な話だろう。

 

 総選挙終了から2ヶ月ほどが経過した現在。ひとまずSNS上では大きな問題として取り沙汰されてはいないようだが、この結果とパワーバランスを保ったまま、この世界は1年の時を過ごし、総選挙は次回の開催を待つ形となっている。だんだんと来年に向けての選挙活動なんかが始まっているようだ。

 

 ではここでも考えてみよう。次回は誰がパッションの上位に入るのだろう。
 いや、言い方を変えよう。誰が上位に「入ってくれる」のだ?

 

 この枠はCV実装済みカードにしか担えない。

 未央はCGとなりゲームから降りてしまった。もう彼女には頼れない。
 りあむは瞬間的超火力を失った。彼女が集めた浮動票は来年以降キュートとクールに流れ始める。彼女の得票率は運営にだって読めない。こういう話題性自体は残っているのだからパワーカードにはなれるのかも知れないが、やはり確定はしない。余りにも不安定過ぎるカードだ。


 残る候補者は藍子くらいだ。だがこのカードではパワーが足りない。

 先述の通り、彼女はガチャを伴って15位だ。そんな彼女がCV実装済みカードの中では属性内2位となっている。彼女はガチャブ込みでもCV未実装カードたちの躍進を止めることが出来なかった。つまり次回以降は、「どのカードにガチャを入れてもCV未実装カードたちが上位枠に入れる公算がかなり高いゲームが続く」という理屈が通ってしまう。

 

 「既にガチャブは効力を失っているから仕方ない」という弁護も可能だが、そちらを唱えるのならガチャブ神話が崩壊する。ガチャを行っても勝てるカードが居なくなる。ガチャが回らなくなる。

 ガチャの影響がないことによる、「ガチャブ神話の崩壊」。ガチャで持ち上げてこの順位という「パッションの一弱」。どちらかの動かぬ証拠となるのが、今の高森藍子の順位だ。そして彼女のような既存カードには、りあむのように爆発的に票を伸ばす手段も、来年票を伸ばしてくれるという明確な根拠も存在しない。

 

 ならばこの後は、誰がどうやって「パッション」を支えるのだ。

 「各属性の上位3名、計9名の中から必ず退場者が出る」。「毎年、各属性から3枚のカードを総選挙に参加させねばならない」。パッションからカードが上位レースに「出続けられる」ではない。「出続けるしかない」のだ。これは総選挙のルールそのものだ。

 そこに収まるのは誰でもいい。愛もアイドル性も個性も物語も人気も面白さも感情も炎上もプロデュースも不要だ。そこに居るのが自然なカードであれば、それは表舞台で「安定した人気」とか「出来レース」とか呼ばれ、意外なカードであれば「面白い」とか「許せない」とか呼ばれるだけだ。

 

 「来年りあむは失速する」。「未央が居なくなったぶん、藍子が順位を伸ばしてくれるし順当に属性3位はいけそう」。「藍子には勝てるだろうからCV未実装アイドルはチャンスが拡大した」。作戦会議のつもりなのだろうか、ほうぼうでこんな声も挙がるようだけれど、パッション総選挙内にそんなヒヨった会議は許されていない。そんな風に消極的で、誰かが繰り上がり合格をするような流れを続けるようでは、パッションの得票率はますます低下する。雑に計算すると、あくまでバランスを維持する為には、未央とりあむの300~400万くらいの票をパッション属性内で分かち合わねばならない。

 

 もし藍子たちが来年以降票を伸ばせないままだと、CV未実装カードがそれだけ低いハードルを飛び越えられる状態が続く。その流れが続けば順位はさらに開く。なんなら上位枠全員がCV未実装カードという結末もあり得る。

 そんな結末は何度も用意できない。「パッションの一弱」は間違いなく話題になるし、報酬としてCVを与えている以上、さらにパッションからの退場者が例年より増える。次回総選挙を開催するということは、こんなリスクを孕んでいるのだ。

 

 この状態で総選挙をやるのはかなり厳しいと私は考える。だから終わるのだ。原因は特定のアイドルでも、プロデューサーの意識でもない。ただの「時間切れ」だ。

  ゲームバランスが崩壊した。パッションが限界を迎えた。パッションのCGで始まった総選挙は、パッションのCGを最後に終わりへ向かう訳だ。

 
 《総選挙とモバマスの未来》


 と、ここまでがモバマスの歴史と、初回から第8回総選挙の結末まで。その超簡単なまとめだ。

 数字と状況に関しては「まとめた」だけだ。出来る限り削った。この記事の初稿は今の何倍もの文章量だった。さらに詳細なデータとともに記事を書くことも出来るのだけれど、流石に冗長が過ぎた。各々で調べて見識を深めて欲しい。

  私は途中から妄想混じりの総選挙終了説や陰謀論を唱えたように見えるかも知れないが、数字のほうは絶対に妄想になってはくれない。ここまでに出た数字は全て事実だ。バランスは間違いなく崩れている。こんな場所でくらい目を覚まそう。この世界は「ソシャゲ」であり、「カネ」を動かす「ゲーム」なのだ。

 

 そしてもっと「そもそも」の話をしよう。これは総選挙終了説の更なる根拠でもある。もしかすると順序が逆で、先にこちらが決まってから、その為に運営が上のような総選挙の終演を形作ったのかも知れない。

 

 「モバマス」自体が終わる。

 

 だが「デレマス」が終わる訳ではない。その展開がデレステメインにシフトするだけだ。この世界は既にモバマスから未来へ、「次世代に繋ぐ物語」を続けている。そういう伏線や情報をばらまいている。これに関しては根拠を一つに絞るのは難しい。サンプルは多い方がいいだろう、雑に挙げておく。

 

 まずもってデレステのほうが新アプリだ。新しいものに舞台が移るのは自然な流れだ。Twitterアカウントのフォロワー数、公式ツイートのリアクションもデレステが圧倒的に多い。
 結局のところ「展開を多く望まれている」のはデレステだ。全てのアイドルがこのアプリでのSSRやイベント出演、何かしら優れた展開を欲しがられ続けている。かたや倍率の厳しいカード一枚、かたや入手難易度も低ければイラストカードに3Dモデルまでが付いてくるアプリとでは、課金欲の煽られ方が段違いだ。
 一方、「課金なしでも遊べる」ゲームは、実はどちらかといえばモバマスだ。ボタンを押すだけでなんとなくプレイしている気分に浸れる。意外とデレステ側は音ゲープレイそのものに影響が出る。
 今やデレステを通して以外にモバマスを始める人はほとんど居ない。ユーザー層は時とともに入れ替わる。


 バンナムとのコラボイベント、デレステからの流用カードガチャ、復刻イベントの増加。どれもこれも末期のソシャゲがよくやるコスト削減のための手法だ。

 モバマス内のガチャが回っていない。総選挙外も含め、あらゆる形でデータが出た。到底ここには書ききれない。

 flashが2020年に終わる。継続するのであれば予算を割いて新たなプラットフォームの構築が必要だ。

 シンプルに考えれば、モバマスを畳んだ分のコストはデレステに回せる。集金先が絞られるので展開もしやすい。世は未だソシャゲ激戦区だ。モバマスに割いているリソースは削りたいだろう。

 本家を畳むのはお隣、ミリオンと同じ歴史を辿るだけだ。度々ボヤも出るが、お隣さんとの関係はとても「良好」だ。同一コンテンツにある以上、永遠の仲間でもあり競争相手でもある。二者が競い合い、美点をシェアし、時に協力して展開を広げ続ければお互いにカネと人気を「内輪」で回し合える。実に理想的な関係だろう。

 

 表舞台の話もしよう。

 ニュージェネレーションがシンデレラガールの衣装を纏って登場した。まるで華々しい最終回を飾るようだ。

 シンデレラガールズ劇場はクライマックスシーズンらしい。
 「あかあきりあむ」が三属性の「ニュー・ニュージェネレーション」とも謳われている。デレステへの移植も恙無く済んだ。デレステ側の展開にはボイスが不可欠だろう。もし必要な状況とあらば、「りあむにボイスがついたこと」を理由に与えてやればいい。もっと陰謀論的な言い方をすると、「最初から新アイドル7人にボイスを与えるつもりだった」のだとしたら、やはり総選挙はこの結末を迎え、りあむは「3位」獲得が最も望ましい。

 肝心のりあむのガチャ追加・ボイス発表が遅い。実は彼女は割とコンテンツ的には冷遇されている。既に彼女の担当も増えたのだから、少なくともモバ側はさっさと貢がせるべきなのにそれをしない。

 同様に、モバ側ではちとせたち4人がかなり冷遇されている。追加こそされど、どう考えても「こちらで話題にする必要はない」と判断したような、申し訳程度のストーリー追加だ。反対にモバ側の3人はデレステSSRすら頂戴した。
 「トリクロマティック・ナチュレ(響子・加蓮・藍子)」なんかの、「新たな可能性」なんて言葉で飾られた「次世代NG的ユニット」が増加した。

 PCS、TP、ポジパの「三属性ユニット」の露出が多い。明らかに登場頻度が高い。「御三家」とそれに関わりのある「次世代」がセットで物語に登場し続けているし、これから先のデレステ内ガチャにりあむ、加蓮、藍子がそれぞれ確定している。

 デレステSSR実装周期が早くなった。いよいよ全アイドルのSSR実装も夢ではなくなってきた。

 

 楽曲面はどうだ。

 「自分の足で歩けシンデレラ」と歌う「ガールズ・イン・ザ・フロンティア」。その言葉とともに現れた「7枚の新カード」。そもそも声優とともに新カードを追加したのであれば、展開自体はまだやるつもりだろう。
 「これまでのステージ」に別れを告げ、次へと進む「Stage Bye Stage」。最早この曲の歌詞が「モバマス」あるいは「スターライトステージとのお別れ」とまで解釈できる。イベントもご丁寧にNGと三属性ユニットの面々だ。
 来たる7thライブでは「属性を考慮しない」「お城を使わない」「シンデレラからの脱却」「これまでとはひと味違う」ステージを用意するそうだ。ライブをやるには曲が必要で、その準備もやはりデレステが中心だ。

 

 そもそも「シンデレラ」を辞めるのであれば、「シンデレラ城を出る」のであれば。「シンデレラガール」も不要ではないか。

 

 挙げればキリはない。この世界が見せている夢が「次」「変化」「未来」にシフトしている。こんな理由でモバマスは物語としても、ゲームとしても終了に向かっている。

 なので私は、モバマスも終わると考えている。情報を基に私に出来る予言は以上だ。私は割と常識的な立場を持ってこの記事を書いているつもりだけれど、これがハズれるパターンも勿論ある。

 

 あくまで、「まともな運営だったら畳む」という話をした。まともじゃなかったら来年も「完全にこの形」のままやってくれる。その時は運営に本気で感謝するといい。かなりの無理を通してくれているのは分かっただろう。
 実際、可能性がゼロな訳じゃない。パッションを支える為にりあむや藍子たちが頑張ればいいのだ。バランス自体は崩れている訳だが、彼女らのうち1人がなんやかんや属性3位を守ってくれる最低限の可能性自体はそんなに低くもない。そちらに賭けてくれるかも知れないので、その時は彼女たちを応援してあげて欲しい。

 

 もしくは総選挙がこのガッタガタのバランスと怪しい経済効果を維持したままGOサインが出るほど、あるいはただのお祭りとして開催し続けられるほど、モバマスデレステともにハチャメチャに儲けており、変わらずに総選挙をやってくれる説を信じてもいい。もう誰が上位に入ろうが問題ないです、CVはじゃんじゃか与えます、そう決めてくれているに違いない。そんな優しい未来を支持しても構わないけれど、このゲームはカネを動かすソーシャルゲームである、ということだけは忘れないで欲しい。

 

 そう盲目的に信じるよりかは、もう一つの仮説の方に望みをかけるべきだと私は思う。

 総選挙の「ルール変更」だ。これがうまく決まればバランスは回復するか、無視できるものになる。やりようはいくつかある。私がぱっと思いついたものを書いて置く。

 

 「更なる新カードの追加」。
 追加ドローだ。だがりあむのような前例が出来た為、彼女の程の瞬間火力は見込めないし、コストがかかるので現実的ではない。

 

 「既存カードを総選挙、もしくはデレマスから取り除く」。
 上と反対の操作になる。運営的に楽ではある。物語としても違和感はない。ただこれはデフレ調整になってしまうし、ゲームそのものからの削除に関してはユニットなんかの都合もあるので、あまり取りたくない手法だろう。

 

 「属性の再編成」。これが通れば話は早い。
 システム面で大きな操作が必要になるのだろうが、削除よりはマシだろう。信じられないくらい優しい調整なので、全身全霊で感謝するべきだ。

 

 「新アプリの登場」。
 モバマスと入れ替わりでやってくる。もっとセンセーショナルなものだと、デレステも終わって全員で新アプリにお引越しも考えられる。投票会場がガラっと変わるので、戦術もまた変化するだろう。面白い可能性のひとつとして頭の隅に置いておいて欲しい。実はそんなにありえなくもない。私は最近これを密かに楽しみにしている。

 

 「報酬内容の見直し」。妥当なのはこれだろう。
 CVを報酬から消してしまう。ただこれもデフレになる。こうして総選挙からボイス獲得組まで退場させてしまうと、結局カネが回らない。属性格差もさらに如実になる。同様の理由でCV総選挙の独立も考えにくい。やるとすれば報酬のボーダー吊り上げだ。「各属性1位の場合のみ」「属性無視で全体10位以内」とかだろうか。

 といった具合に、「この状態でCVが与えられていること」が変化すれば、属性バランスが崩れたままでも総選挙自体を継続できる見込みは多少ある。
 

 他にもやりようはあるだろうが、後は貴方の想像にお任せする。
 なんにせよ、「この形式」の第9回シンデレラガール総選挙だけは絶対にあり得ない。私は数字に基づいた至極現実的な話をしただけだ。

 モバマスが終わるか、総選挙だけが終わるか、ルールが変わるか。はたまた大穴、デレマス自体が終わるか。

 第9回総選挙が開催されたとしても、大きく状況や戦略性は変更されていることだろう。その総選挙を「従来通りの総選挙」と考えるかも含めて、その時を迎えたプロデューサーたちに任せるとしよう。


 《私の話》

 

 以下は個人的な話だ。


 という訳で、私は今回の総選挙が始まる何ヶ月も前から、総選挙は今回がラストであると考え続けていたし、結末も予想通りだったし、諸々を悟った上で踊っていた。

  私がこの話を黙っていたのは、本当に優しさのつもりだ。そのまんまの意味で「つまらない」だろう。「今回で総選挙は最終回です。開幕から閉幕まで全て運営の手のひらの上です。プロデューサーどころか荒らす側も含めて全員踊らされてます」なんて話をしても、相手にされる訳がない。仮に読み手が信じてくれたとしても、シラけさせたり虚無を与えたりして、ゲーム性や経済効果を阻害するだけだろう。だったら何も知らせないまま、アイドルたちや総選挙の結果に関して、ああだこうだと騒いで貰っているほうが幸せだろうと思っていた。

 

 私が終始これだけ楽しく踊れていたのは、最初に書いた通り「この4人が好きだから」だ。仮に私の予想が全て外れだろうと、記述に誤りがあろうと、どんなに疎まれたり、反対に相手にされなかろうと、次回以降総選挙を開催するのであれば、「この4人が引き続き上位レースに入り続けるしかない」ことに変わりはない。次回以降は「加蓮がCG筆頭候補かつ、りあむ、藍子、未央のうち誰か1人は、あるいは全員を上位に入れないとマズいゲーム」が続く。

 そして何より、「この4人を上位に入れないといけない展開」そのものを、運営が、プロデューサーたちが作ってくれる。だから私は向こう1年、このゲームと彼女たちの物語を楽しめる訳だ。好きなカードたちがメインとなるゲームが「継続」する。

 彼女ら全員が上位から引きずり落とされることはほぼほぼありえない。何億パーセントかの確率で全員まとめて引きずり落とされる状況になった場合でも、更なるインフレとか面白い展開が起こっていることになるので、経済効果や話題性のほうが復活している。なので総選挙終了予言は、「外れてくれる」ほうが私的にはおいしい。

 

 ただそこまで「理想的な」、こんなに最高のゲームが続く未来はやっぱり訪れないと思うので、きっと今回でおしまいだろう。寂しい話だ。

 といった理由で、半年前に新カードが追加された瞬間から、この結末を想定して、私は期間中にこのブログを作っておき、楽しく狂人を演じていた、という訳だ。

 

 最初の記事の目的を一言で言うのなら、本当に「面白くすること」になる。
 その後発生する現象に言い換えると、「パッションへの投票」だ。あれを読んで票先を選んでくれた方も居ると思うので、その票先を当てようか。パッションだっただろう。万が一加蓮に行ってしまっても私個人はそんなに都合は悪くない。簡単なマジシャンズセレクトだった。

 

 

 

 なんてことはない。

 私はあの日、「毎日は続かない」という話を、誰よりも早くにしておこうと思っただけだ。

 

 

 

 #毎日末期外伝

 

 

 

夢見りあむと高森藍子とシンデレラガール総選挙(結果発表後)

 

 

 

 お久しぶりです

 予想通りでしたね ごちそうさまでした

 

 一応予言は合ってました、ってことで

 お祝いムードや反省会に水をさしたくはないので、ほとぼりが完全に冷めるのを待ちました

 それではひっそり、今後の総選挙に待ち受けている物語を書いておこうと思います

 

 最初にこんなことを前置きしちゃうんですけど、

 この記事の内容は、長い癖に「めっちゃつまんない」と自分で思ってます

 自分でネタバレっつってますからね

 だから僕自身も正直、モチベーション的な意味で筆が乗っていませんでした

 

 これはコンテンツ分析としては多少は読める物になっている自負がありますが、エンタメとして見る分には三流以下です

 前者としての内容に興味があるって人にとっては面白いものになっているのかも知れません、まーその辺は皆さんが話題にするかしないかで判断してください

  

 ひとまず、この結果を踏まえてもらって

 これまでの総選挙の内容をおさらいしましょうか

 

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 「総選挙のルール」

 

 まずはそもそも総選挙ってどういうイベントなのか、ってとこからすり合わせておきましょうか

 

 とりあえず総選挙自体は「人気投票」や「戦争」じゃないです

 性質としては、以下のルールが存在する特殊な投票ゲームです


 第8回までの総選挙のルールは超簡単にまとめるとこの4つです

 

 ① 年一開催
 ② 全アイドル強制参加
 ③ シンデレラガールは世襲制
 ④ 属性上位3人の中にCVなしアイドルが居たらCVをあげる

 

 ですね


 要は、このルールをデレマスは毎年必ず守らないといけません

 まずここからしっかり認識して貰いたいんですけど

 このルールを守らないといけないのは消費者サイドであるプロデューサーではなく、デレマス運営の方です このルールが守れてるから運営様がイベントとして開催してくれている訳ですね


 どんだけ不満が出ようが、総選挙を繰り返しさえすれば、①~③のルールに基づいてシンデレラガール自体は誕生し続けます

 この状態が「結局CGは上位アイドルによる順番待ちになってますよね」っていうのが総選挙自体に異を唱える派閥から最も噴出しがちな意見な訳ですね

 

 なので、いっそルールに加えちゃいましょう

 ⑤ シンデレラガールは順番待ち

 これを踏まえて、総選挙っていうゲームを見て行きます

 

 で、裏を返せば

 この5つのルールが守れないと総選挙自体が決行出来ない訳ですね

 だから第9回総選挙ではルールが変わったんです 

 

 ひとまず、この5つのルールを守って第8回までの総選挙が繰り返されました

 すると問題が発生しました パッションの得票率が壊滅的になっちゃったことです

 

 第6回、第7回、第8回、そして何より今回の第9回総選挙の結果も見て貰えれば分かるんですけど、直近の総選挙のPaアイドルたちの順位・得票率っていうのは他の二属性との差が非常に大きくて、上位レースに入れてたのは未央ちゃんだけだったんです

 

 Paの一弱」 これが総選挙が抱えていたゲーム的欠陥ですね

 

 そういった状況からPaっていう属性は、「ボイスなしアイドルが最もボイス獲得を狙いやすい属性」とも形容されていました

 まーその言いぶんは分かりますし、複数のアイドルにチャンスがあること自体は素敵なことだと思います 実際僕個人も総選挙でPaのCV獲得組だと柚とか日菜子とか好きなんですけど

 ただPa「だけ」が他の二属性を差し置いて爆速でCVを獲得し続ける、なーんて状態をデレマス運営がいつまでも見過ごしていい訳がありません

 

 この状態に運営様はメスを仕込みました

 これが1年半前の「7人の新アイドル」と、第8回総選挙の内情 そして第9回の新ルールで総選挙が行われていた理由です

 パッションに投票を確保できるアイドルが居ない なら話は簡単ですよね そういうアイドルを追加すればいいんです

 

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 「7人の新アイドル」について

 

 2018年12月2日、7thライブの千秋楽

 デレマス運営様は目玉の業務連絡として「7人の新アイドル」を発表しました

  このことは当然、プロデューサーたちの間でめっちゃ話題になりました

 

 で、誰でも考えるはずです

 「これ以上アイドルを追加する必要はあったのか」って

 

 実際、アイドル追加って運営側が大変じゃないですか?

 今のデレマス内に新アイドルを追加するっつーことは、設定を新たに考えて、既存のアイドルたちと違和感なく絡ませて……っていう設定付与をイチからやるしかない訳です それも7人ぶん

 なのでこの「7人の新アイドル」には間違いなく、そういったリスクを考慮した上で決行せざるを得なかった経済的理由・運営的都合が付随しています

 

 で、こっから先は、

 「なんで新アイドルは追加されたのか」「なんで7人だったのか」のお話ですね

 

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 新アイドルが最初に話題になったときに

 「元々、デレマスのアイドルは定期的に追加されていた。それが復活しただけのことだし、今までのアイドルと同様に平等に扱ってくれるだろうから心配しなくていい」って意見がちらほらあった気がします

 

 とりあえず、これは間違いですね

 新アイドルを追加した時点で「話題にしない」ってのはありえません 

 言葉を選ばず言ってしまうと、既存183人のアイドルたちと比較した上で、人気上位に入ってもらう必要がありました 

 そうじゃないと、そもそも追加する意味がないからですね

 

 っつーと既存アイドルを見捨てたように見えるんですけど、んなこともないんですよね

 既存アイドルが新アイドルに負けないくらいの人気を確保してくれてもいいからです

 「新アイドルに対して不満があるのなら、結果で示せばいい」っていう理屈ですね

 

 この理屈が、デレマス界隈内で「プロデュース」って呼ばれる概念の定義として落ち着くところのひとつです

 「プロデュース」の定義は人によって違いますが、あくまで「担当アイドルを総選挙上位に入れる為の運動」とするのであれば、消費者であるプロデューサー側のアクションとして確かに存在します

 

 イラストなんかの創作物を作る、課金票ブッ込む、SNS上で話題にする、おもしろプロデューサーとして話題になるとかね

 なんでもいいんですよ? それが票結果として繋がれば、運営様はそれを基にボイスや楽曲っていうご褒美を与えてくれますから

 

 新アイドルが人気になればなるほど、既存アイドルはそれに負けないように課金や二次創作を加熱させるしかありません

 そうやって票数インフレを起こすのが彼女たち7人の役割ですね

 

  デレマスに限らず、全てのコンテンツが長寿化するにあたってどうしても避けられないことがひとつあります

 「新参と古参の知識量・経験量の差」です 温度差ってやつですね

 

 僕だって藍子ちゃんのことをデビュー当時から全て知っている訳ではありませんし、本当の本当に初期から藍子ちゃんのことを知ってるオタクはもう極々少数だろうなーとも思っています

 

 高森藍子に限らず、今現在のデレマスのこの状態で既存アイドルのファンが増えるには、数年単位でたっぷりと蓄積された物語を咀嚼するべく、今からモバマスデレステをインストールして、知識集めて……みたいな非常に高カロリーな流れを辿らないといけません

 

  古株の既存アイドルを今から担当し始める、っていうことはそういうルートを辿る必要がある訳です

 膨大なカードをイチから集め直すしかねーですし、仮にそうしてくれたとしても、アイドルの経歴を全部理解するのは絶対に無理です 大量にお金ぶち込んで全カードやグッズ収集したとしても、そのアイドルの当時、「思い出」って奴は買えないからですね

 

 そうなるので、新規コンテンツユーザーの為の新アイドルってのは出来ればデレマスにとっては欲しいところでした

 

 「デレマスはずっと好きだったけれど、今までは担当アイドルのことをゼロから知っている人間にはなれなかった。でも今回、初めて最初からプロデュースできるアイドルができた! 嬉しい!」

 そういう意味で最初から歓迎しているプロデューサーも多数居ましたし、新アイドルに対して一番ピュアなリアクションはこれになると思います

 

 ま、とはいえ

 こんな記事を読んでいるのは大半が昔からのプロデューサーなんだろうなー、っていう確信がありますし、もうちっと新アイドルが与えた影響を分かりやすく書いちゃいます

 

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 「7人の新アイドル」を総選挙上の構図で分けるとこんな感じです

 

 あかりちゃん→りあむちゃんより「目立たない」こと

 あきらちゃん→同上

 りあむちゃん→炎上して総選挙に参加すること(詳しくは後述)

 ちとちよ、はーなー→「デレステからの物語」をスタートすること

 

 で、この7人は等しく

 「モバマス」じゃなくて「デレステ」を盛り上げる為に追加されてるアイドルです

 

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 まずあかりちゃんとあきらちゃんなんですけど

 この二人は、感覚的な表現しますけど「大人しかった」じゃないですか?

 モバにぴょこっと追加されて、テキストだけの簡単な経歴と物語を付与された

 そのものモバマスで新エリアとともに追加されていた新アイドルとあんまり変わらない待遇を受けていました

 

 なんでかってーと、CuとCoは粒が揃ってるんですよね

 なので2人は別に炎上させてまで総選挙上位にぶち込む必要はないんです

 

 んで、次に本命のりあむちゃんを投下

 問題発言連発、公式でもめっちゃ弄る、炎上ファイアーボルケーノと、一躍話題になりました こうやって炎上して、後の総選挙に参加することが彼女の役割です

 

 ユニ募(あかあきりあむ)の3人は、完全な横並びではありません

 少なからず、明らかにりあむちゃんだけは違う役割が与えられています

 

 あかりちゃんとあきらちゃんがセットで見られるのは分かりますよ?

 でもその隣にりあむちゃんが居るのは少し違和感があります

 というか「もっと馴染む形があった」と思っています

 

 例えば、もしこの3人を最初からセットで売りに出し、新アニメとか、新アプリとか、何よりユニ募としての活動とか、まーなんでもいいんですけど、彼女ら3人を新世代の主人公として扱ってあげるのであれば、少なくとも「年齢」だけは揃えてあげるべきです

 

 夢見りあむだけがこの3人の中からコンテンツとして独立可能だった

 「目立っていた」んですよね

 

 それはPa総選挙をピンポで炎上させる必要があったからですね

 CuCoみたいな人気アイドルがいっぱいいる総選挙と比べて、Paだけはお話が違います りあむちゃんに関して言えば、総選挙自体をまるごと炎上させてでも、絶対に話題になって貰わないと困ります

 

 で、実際りあむちゃんひとり話題になってくれれば問題なかったんですよね

 今年のボイス総選挙であかりちゃんとあきらちゃんがダブル入賞してて、これに関してもたべるんごブーストとか、りあむPの後押しとか、色んな憶測が飛び交ってますけど こんな風にこの一年で実際に2人が人気になってくれれば、ユニ募ごと推していけるのでよし

 りあむちゃんだけしか人気アイドルになれなかった世界線でも、そんときはそんときでユニ募の3人ごとではなく「りあむちゃん個人」を推していく展開も作れるので

 どちらにせよ、主目的の「Paの人気アイドル」を一人ドローは出来ている訳ですね

 

 で、そんなこんなで話題になったりあむちゃんがどっちで盛り上がってるかっつーと、モバマスじゃなくてデレステなんですよね

 件の[救われたい]もデレステSSRでしたし、OTAHENアンセムのコミュの即時実装、どちらもデレステ側の盛り上がりです

 古株のモバPさんなんかが、あかあきりあむの3人は最初「モバマスを盛り上げ直す為の追加アイドル」って仰ってて、僕への指摘・批判もお届けしてくれたんですけど、絶対間違ってるだろって思ってました ごめんなさい

 

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 3人についてはこんな感じです

 んで次 予定通りにりあむちゃんが絶賛炎上中のこのタイミングでちとちよを投下

 いきなりボイスと楽曲つきってことで、こちらも大層話題になりました

 

 ちとちよ、はーなーの役割は

 「二人組であること」と「デレステからの物語のスタート」ですね

 もうちょい言うと、「総選挙に参加しないこと」でもあります

 

 ちとちよ、はーなーはいきなり曲つきだ! 運営許せねぇ…!

 だからりあむちゃんを炎上させて運営を困らせよう!

 っていう流れってあったじゃないですか? これ冷静に考えるとおかしいですからね

 

 組織的投票で運営様がもっと困る択なんていくらでもあるんですよ

 で、その中の一例がちとちよかはーなーの4人、この中の「誰かひとり」への一斉投票ですね

 そんな二人組のどちらか一方を無理やり上位に捻じ込む、っていう形のほうが絶対に困ってたに決まってますよね ペアで見られているはずの二人が実装直後に票数クソ開いている、っていう状態なので、今後の展開がガタガタになります

 

 新アイドル自体に反発する層が居るのは分かりますし、

 ちとちよ、はーなーを嫌いになっちゃう人がいるのも分かります

 でもこの「二人」と「二人」は「好かれる」としたら二人同時ではないこともありえる訳ですが、「嫌われる」場合、二人まとめて嫌いって思考に帰結するんです

 

 ちとせちゃんはちよちゃんを虐めるからきらい なーちゃんははーちゃんを振り回すからきらい

 みたいな性癖は存在しますけど、それは既に片方を好きになっている人のただの趣味嗜好ですからね そもそもこの二人と二人はお互いがお互いを好きなので、仮にコンビの片方を超嫌いなプロデューサーが居たとしても、強く反発はできねーです

 

 って感じで、

 「二人組」という状態が「シンデレラガール総選挙」への事実上の不参加宣言をしているようなもんだからですね

 

 いや、そりゃそうじゃないですか?

 だって投票できるのは、シンデレラガールになれるのは、どっちか一人なんですし

 彼女らをアイドルとして応援していても、票を分散して与えるしかないんですよ 開票したときにふたりの間に票差が開き過ぎているのもそれはそれで問題にもなりますし

 

 なので彼女たちには、人気とか好感度とかそういう話じゃなくて、総選挙上位に入ること自体が元から考えられていないんです

 二人組なところ、ボイスと曲があるところ、デレステ発なところ、どれをとってもモバマス側の文化である「シンデレラガール総選挙」への参加アイドルとしてデザインされてないよなって思ってます

 

 ちとちよ、はーなーの役割は、

 TRUE COLORSに付随する、「デレステからの物語のスタート」ですかね

 デレステ側の客層、デレステをメインとするユーザーが最初から物語を知っているアイドルってのは欲しいところです

 だからこの4人は物語そのものがデレステスタートなんでしょうね

 

 っていう感じで、この子たちは「7人」だったってことですね

 

 

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 新アイドルについては、ざっくりこんな感じです

 総選挙に話を戻しますね

 

 さて、そんなこんなで新アイドル7名を交えての第8回総選挙が決行され、

 そして今年の第9回総選挙終了、本日に至るまでの展開を繰り広げました

 

 僕は僕の好きなアイドルたちは

 それぞれこんな感じの展開を辿ることになるんだろうなー、と思っていました

 本当にぴったり予想通りでしたよ?

 

 第8回総選挙の順位が高い順に語っていきますね

  未央ちゃん、加蓮、りあむちゃん、藍子ちゃんの順番です

 

 

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 本田未央の物語」

 

 彼女の物語は「第8回総選挙でCGになる」ですね 超シンプルです 

 

 未央ちゃんの一強状態ってのはこれまでの総選挙でずっと続いていて、彼女が居てくれるから総選挙を存続できていたようなもんなんですよね

 でもそんな未央ちゃんによる制御にも当然限界があって、総選挙を何回もやってるだけで、5ルールに基づいて、彼女がCGになっちゃうときはやってきます

 

 票数的な話もしておくと、第7回総選挙の票数を見に行ってもらえると分かるんですけど、未央ちゃんと対抗1位候補の加蓮って既に倍近く票差が出てたんですよね 加蓮目線はただでさえ超厳しい戦いだった訳です

 

 まあでも、ここで議論したいのはそういう戦力差、実現可能性の話じゃなくて

 彼女が「本田未央」なところです

 

 ニュージェネの一角を担う彼女は「主人公」です

 卯月ちゃん、凛ちゃんがCGになった状況で彼女だけが成れない、という形で総選挙を終了出来る訳がありません

 彼女はそんな十字架を、宿命を、何年も背負い続けていました

 彼女は彼女自身が望もうと望むまいと、このコンテンツが総選挙を続行可能なうちにCGになって貰わないといけない存在であり、そしていつかは絶対にCGになってしまう存在でした

 

 上の方で色々予想してた、とか言ってたじゃないですか?

 僕の「予想」、そして「予想外だったが、結果的に僕の予言を補強する内容だったもの」ってのはどれもこれも、「未央1位、加蓮2位、りあむPa2位、藍子上位圏外」っていう前提がないと成立しないものなんです この1年間の展開のほとんどがそうです

 

 仮にモバマスを終わらせるつもりだったんだとしたら、

 未央ちゃんがCGになってないままでサ縮アナウンスなんて出せない訳です

 りあむちゃんに[夢見りあむは救われたい]みたいに、夢見りあむ文学が話題になっているのが下地にありそうかつ、「総選挙上位に入っている」のが前提なコミュもあげられないです

 総選挙直後にフェス限加蓮出したり、「これからシンデレラガールを目指すような物語」なんて書けないですし、

 ワンチャン上位もあった藍子ちゃんと美嘉姉(特に藍子ちゃん)、そして新アイドル4人にTRUE COLORSで出番を与え、まして「新たな世界の扉を開こう」なんて言わせられませんよね

 

 差し当たり、未央ちゃんの物語はこんな感じですね

 

 「モバマスの利益状況と、彼女を『1位にせず、総選挙内に留まってもらう』状態の双方に限界が来た。第8回総選挙は、絶対に彼女をCGにせざるを得ないタイミングだった。

  そこで彼女がCGになってしまった場合の後継、もしくは第8回総選挙の結末を確定させる材料、今後のコンテンツのバランスなどを考慮し、『Paの人気アイドル』として、夢見りあむを用意する必要があった。

   りあむの炎上により、プロデューサー間で『りあむだけはCGにしてはいけない』という意識が働き、彼女は応援される理由がひとつ増える。 

  同時に、こちらも発生してはいけない『未央ちゃんに勝てるとしたら加蓮だけだから加蓮を応援しよう』、『未央ちゃんと加蓮の双方を傷つける為に加蓮を玩具にし、加蓮を無理やり勝たせてしまおう』という意識が発生せず、彼女の勝利は盤石なものとなった。 

  そして、彼女は第8回シンデレラガールの栄光を掴む。 

  彼女のCGとともに、長年彼女が単独で支えていた『パッション』にリソース限界が来る。終焉の鐘は鳴る。モバマスはサ縮宣言を出せる」

 

 これが「本田未央の物語」ですね

 本当にシンプルなので手短に

 

 ちなみに僕がPaで3番目に好きなアイドルは未央ちゃんです 

 

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 「北条加蓮の物語」

 

 上に基づき、彼女の役割は「第8回総選挙で未央ちゃんに勝たないこと」ですね

 言い方めっちゃ悩んだんですけど、これ以上は無理ですね まあそういうことです

 僕は昨年の総選挙期間中、この子について一番悩んでいたといっても過言じゃないですね 胃が痛かったです

 

 これは加蓮Pが一番分かってそうなところ、っていうか実際に加蓮Pの皆さん分かってたんですけど(諸々見てました)、去年の未央ちゃんに対して挑戦するアイドルっていうのは、元々は加蓮の役割でした これは僕が「正体」の記事で触れた通りです

 

 まあ、ここをめっちゃほじくりかえすと加蓮がりあむちゃんのことを嫌いになっちゃいそうなので、この場で僕からはあんまし言及せずってことで 今年の話をしましょうか

 

 今年の彼女はCGです 確約されていました

 去年は去年で未央ちゃんが諸々の意味で最強だった訳ですが、今年は今年で加蓮が最強なのでストッパーが居なかったんですよね

 たとえ加蓮自身が拒んでも、彼女は勝っちゃいます 強すぎます


 全てのアイドルは「正攻法」では加蓮に勝てません

 加蓮自身がその根拠になってるんですよね

 昨年に「総選挙中間2位の状態でモバマスガチャを空にする」かつ、「その上で2位だった」っていう結果を彼女自身が提示しているからです

 

 所謂「ガチャブ神話」って呼ばれるものは完全に崩壊しています

 今回の総選挙でモバ側の投票券がめっちゃ増えたことで「マネーゲームが復活した」っていう意見も見かけたんですけど、それも一概には言えませんね 一応この場で捌いておきます

 

 「ガチャブ」っていう現象があること自体は否定しません

 ガチャによって増える票数自体は間違いなくゼロではない訳ですからね

 

 じゃあ実際のガチャでアイドルが増える票数って、具体的に何票ですか?

 サ縮宣言を行ってしまった、りあむちゃんたちも不在で総選挙全体が話題に欠けていた状態で、モバマスのガチャがどれくらい回りますか?

 

 加えて、今回の総選挙には「中間発表」がありませんでした

 だから「暫定2位」がわかんねーんですよ プロデューサー側が加蓮を突破する為に誰に投票すればいいのか、その対象を絞れないんですよね

 もし「加蓮がCG確定過ぎて面白くない」みたいな流れがTwitter上で出来ちゃったとしても、具体的な投票先がねーんです

 

 中間発表をなくしたのはゲーム性の変更もそうですが

 総選挙を話題にする回数を、トレンドに載せる機会を減らしてるってことです

 これは7人の新アイドルという形で話題作りを行った運営の昨年のゲームメイクと真逆であり、今年番狂わせを起こさせなかったり、選挙結果の透明度を下げて結末を運営側で確定させやすくする為のルール変更です

 この状態で「去年よりモバマスのガチャが回って、加蓮に次ぐ2位のアイドルがブーストしかねません。だから加蓮は負ける可能性がありました」って理屈を唱えるのはめっちゃ無理があると思います

 

 運営様も「そんなわけねーだろ」と思ってるからモバマス側の課金票は沢山出しておいて安心安全、ってことです

 僕も売上調べたんですけど、モバマスの売上が昨年以上に爆裂に増えているとかはなかったです ちょいと多いくらいでしたかね

 

 一方のデレステなんですけど

 そもそも総選挙を行う事による売上増幅はデレステ側にはほとんどないです

 

 これが僕が総選挙終わるだろうな、って思ってる一番の理由ですね

 お金になれば総選挙なんて何回でもコスってくれるに決まってるじゃないですか

 全然「デレステ」側のお金になってないんです デレステに総選挙をやるメリットってほとんどないんです

 

 モバマスの総選挙期間中のガチャ売上って、5000万とかそこらなんですよね

 デレステはそもそも毎月10億前後(これでもかなり減っちゃったほうなんですけどね)くらい売り上げている世界です 加えて、総選挙期間中にガチャがめっちゃ売れるってこともないです

 

 「デレマス」がコンテンツ存続を考えるのならデレステ側の盛り上がり、売上を確保してあげなきゃいけないことは自明で、そっちで数字出さないといけないこと考えたら、やっぱ総選挙はやってられないだろうなー、と思ってます

 

 てことで、この考えは逆なんですよ

 モバの課金票は売れないから増えたんですよね CGに影響を与えないから沢山出してOKなんです

 

 「2位のアイドルと1位のアイドルには100万票の票差がある」かつ

 「順位自体は確定させたい」のであれば、

 99万票までは事実上影響力のない課金票として2位のアイドルに売っちゃっていい範囲ってことですね

 これが「ガチャブ神話」ってものに付随している経済効果の正体です

 

 今回課金票がたっぷり増えた理由としては、他には

 「りあむちゃんと未央ちゃんの不在により、去年より投票総数が減ることを防止する」とか

 「昨年までのデータをクラッシュさせて、投票数をインフレさせて数字的に分析しづらくする(全体的な投票数が増えただけで、順位自体はそこまで変わってない)」とか

 「課金票増加で勝算アリと見てブッ込む一部の廃課金Pから多めに絞れる(それでも廃課金Pの人数自体が少ないため、結果に影響は及ぼさない)」とか

 そういう理由があったと思います

 

 もし第9回シンデレラガール総選挙で

 加蓮以外のアイドル、具体的にはふみふみとかしきにゃんがCGになるには、

 総選挙が始まる前に自担をりあむちゃんクラスで炎上させる、みたいな飛び道具ぶん投げるしかありませんでした

 

 とか言ってみますけど、無理じゃないですかそんなん? 僕にも思いつかないですし 理論上不可能です

 デレマス内に存在する全てのアイドルは「愛されてしまっている」ので「炎上」が出来ません

 「私が今年加蓮を倒すので、私に一斉投票してください」、なんてプレゼンはどのアイドルにも可能じゃないですか 普通の総選挙とやってること変わりません 誰も「夢見りあむ」になることは不可能なんです

 

 僕のほうから加蓮の為に出来たムーブとしては

 「来年総選挙があることを祈る」ですね

 今年に関して言えば、余計なことしなければ勝つだろうなって思ってました

 

 目下、彼女の物語はこんな感じです


 「第7回総選挙にて第3位、属性内1位。

  なので彼女は未央との対決の舞台に上がる。上がらざるを得ない。

  だが彼女が実際に未央に勝つことは、本来獲得可能だった浮動票をりあむに奪われたことと、『ガチャを空にしても逆転不可能だった』という、理論上存在していなかったガチャブーストの発覚より、事実上不可能であることが証明された。

  その状況下でモバマス縮小宣言。運営は完全に加蓮を見捨てたかに思われた。

  しかし、そのような状況下においても第9回総選挙の決行は宣言される。

  彼女が敗北した過去は、そのまま彼女の未来を護る盾となる。総選挙終了直後のフェス限SSRから始まり、大阪公演最終日へと至る『CG獲得の為の物語』を紡ぎ、来年の勝利の花道を作り上げる。

  このルール変更にて、誰も彼女を邪魔することは出来ない。それは例え彼女自身が拒んでも。第9回シンデレラガールとなる」。


 これが「北条加蓮の物語」ですね

 

 CGおめでとうございます 加蓮 

 分かってはいたんですけど、クソ嬉しいですよね

 僕はもう、諸手を挙げてその祝勝会には参加できませんが、まあ元から決めていたことです

 

 僕が最後まで悩まされていたのは、加蓮についてでした 

 本当に本当に、一番悩みましたよね

 

 まず、僕自身は去年で総選挙が終わっている可能性自体がめっちゃ高いなって思っていたので、一番素直な予想通りに話が進むと、加蓮がギリギリCGになれないまま総選挙自体がモバマスごと終わってました 実際モバが縮小宣言出したんだから、この読み自体は当たってますね

 

 昨年中間発表加蓮2位 直後のガチャブ

 この結果と供給を見て、僕にとっての総選挙は事実上のゲームエンドを迎えました 

 もうあそこから先、順位は変動しません 後は来年総選挙がある可能性を祈るだけでした

 

 大晦日モバマスのサ縮宣言があったのを見て「ああ、やっぱりか…」って超ブルーな気持ちに陥ったもんです

 これ運営様このまま総選挙もやらねーつもりだろうな、ほら僕の言った通りやんけ、とも思って見ていましたね もし今年の総選挙シーズンにしれっと総選挙がなかった場合、その時はこのブログを復活させて、りあむちゃんの擁護をめっちゃする予定でした

 

 ところがどっこい 他でもない加蓮が最高のステージを披露した大阪公演最終日、

 第9回シンデレラガール総選挙の開催が発表されましたね

 この瞬間、加蓮のCGを確信しました

 

 マジでよかったです あって

 僕は一足先に安心しました だから何もしないでいられたんです

 

 改めて、CG本当におめでとう加蓮 僕がCoで一番好きなアイドルは加蓮です

 


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 「夢見りあむの物語」

 

 さてさて、タイトルの女の子の話ですね

 この子がキーカードでした この記事はほぼ彼女に対する言及になってるんですけど

 僕自身が彼女の役割を話す時が来ちゃいましたね

 

 もし僕の沢山のブログ記事を読んで、その中身がりあむちゃんへのヘイトスピーチに感じていた方が居たのであれば、その方にはだいぶ僕やりあむちゃんへのバイアスがかかっていたと思います 少なからず僕自身は特に怒りはなく、むしろ加蓮と後述の藍子ちゃんに関しての悩みでいっぱいでした

 

 まったく 僕はりあむちゃんのことを「嫌い」なんて一言も言ってないじゃないですか

 

 彼女の役割はみっつあります 

 ①「『7人の新アイドル』に関する不満を一手に担うこと」

 ②「①を利用し、シンデレラガール総選挙を炎上させること」

 ③「未央ちゃんに立ち向かい、その上で負けること」

 です

 

 まあ大体ここまでの情報をまとめただけなので、あんま説明しなくても分かりそうなもんですね なので今年の彼女の話をしておきます

 

 もうここに関しては具体的に、

 りあむちゃんの順位について2パターン考えればいいんですよ

 

 ・上位5位以内に入っている

 

 この場合、デレマスはコンテンツ内に「Paの稼ぎ頭」を確保できていることになりましたね 後はりあむちゃんをCGにせず、ずーっと総選挙に参加させ続ければ、藍子Pを初めとするPaPが彼女との闘いを繰りかえす形となってゲーム続行可、っていう理屈ですね

 でも多分、この予想は外れてます 実際外れてました

 

 「中間発表がない」「昨年の炎上性・話題性の消滅」

 「ボイスアイドルオーディションの独立」

 それに伴う「あかりちゃんたちを支援しようという心理の発生」、

 こんな具合で、今回の総選挙で最も割を食ってるのはりあむちゃんですからね

 

 運営様は今年のりあむちゃんからチャンスを根こそぎ剥奪していたんです

 りあむちゃんに確実に総選挙上位を取って貰えるほどの「着火」をしてないんですよね

 

 それでも着火する方法がない訳ではないですよ?

 「デレステイベント決行」「デレステフェス限ガチャ」「モバマスガチャ」「新アプリ主人公発覚」などなど それに伴いもっかい燃えるとかです

 

 出番をあげるだけ 優遇してあげるだけ これだけでいいんですよ

  目立つこと、それに伴い不満が高まること自体がある種個性化しているようなものなので、彼女に対してはどんなに出番を与えても許されちゃうんです 無敵ですね

 

 そんなりあむちゃんにとって、中間発表ってのは超重要なファクターでした

 昨年の中間結果を見たらなんと3位 トレンドにも入りました

 彼女で遊びたい人も、彼女を応援したい人も、彼女を好きな人も、彼女を嫌いな人も、「りあむいけるやん!」「ふざけんな!」という思考になったから

 彼女は3位のまま最後まで走り抜けることが、「炎上し切る」ことが出来たんです

 

 彼女が玩具としてでも、ヒーローとしてでも、自分が投票した彼女が上位に入った、そのこと自体が投票者をやる気にさせた、ゲーム自体を動かしたことは間違いないです

 

 で、そういうPaへのテコ入れを今年運営様がやったか、っていうとやってないんですよね むしろチャンス奪いまくってました

 藍子ちゃんとりあむちゃん、それでなくても美嘉姉やしゅがはに爆裂な強化を入れていたかっつーと、そんなことはなかったじゃないですか?

 

 りあむPも藍子Pも、そしてPaP各位も今年は「上位に入ってるかわかんない…ドキドキ…」っつう気持ちで票結果見てたと思うんですけど 

 Paに対してその虐め方するのは、今後のこと考えてるんだったらありえないんですよね

 

 ただでさえ得票率の低いPaアイドルにそうやってデバフかけて、最悪最終結果全員が10位とか切っててもおかしくないような待遇をしちゃうと、Paアイドルのほとんどが「もう総選挙上位とか無理じゃん…」みたいな感じで萎えちゃいかねないからです やっぱ来年以降のこと想定してないよな、って思っちゃいます

 

 じゃあ次、そんなもうひとつのパターン見ときましょうか


 ・上位圏外特に藍子ちゃんより票を落としていた場合)

 

 とりあえず、りあむちゃん自身はこうして票落としてる結果が許されているから話が早いんですよ

 りあむちゃんが最もアイドルとして優れている点は「今年極端に順位を落としていてもいい」ところです その場合、彼女自身は「玩具扱いされなくなった」という表現で弁護されることが可能だからです

 そういう彼女の転落まで含めて「面白い」と思う層が一定数居る以上、彼女の物語・人気自体は損なわれないんですよね 今現在の支持者も居なくならないはずです

 実際Pa4位になってるってことはそれだけの支持者を召喚できてるってことですからね

 

 「りあむちゃんは今年順位落としちゃったけど、それでもPa4位。これは炎上をきっかけに個性を得たってこと。立派な功績!」

 もし今年の総選挙の結末が訪れたときに、彼女の擁護としてバズってるツイートがあるとしたらこんな内容のツイートになるんでしょうね まあ僕がしちゃってもよかったんですけどね りあむちゃん好きだし

 

 OTAHENアンセムとか、ストーリーコミュを鑑賞していても思うんですが、ライブでお客がコールで派手に盛り上げることを前提にしていたり、そういうネタ的な扱われ方がもう過激派りあむPの大量登場によって「こんなの私の思ってたりあむじゃない~!」みたいな感じで、そういう意味で賛否両論になりまくってる現状を見るに、 彼女は「昨年のPaへの話題作り」の為にデザインされていたんだろうなって思ってます

 

 彼女がこの結果に陥ってしまったので、もうプロデューサー間の彼女のイメージは「一度きりの炎上」に固定化されてしまいました

 これだとただの「応援される普通のアイドル」になってしまい、彼女にかかっていた魔法は解けてしまいます

 

 炎上してしまえば愛されず、愛されてしまえば炎上できない 

 という究極の自己矛盾を孕んだアイドル、それが夢見りあむですね

 

 彼女はこの一年間の展開でばっちりと、「炎上系愛されアイドル」側に舵を切ってしまいました

 こうして消費者内で彼女の解釈と印象が固定化されてしまうと、もう彼女を炎上「させてあげる」ことは不可能になります

 

 だからりあむちゃんは総選挙から退場しちゃいました っていうところが彼女自身もかわいそうなんですよね

 僕は最初から「この子はCGになるのは無理なんだろうな」って思いながら、彼女を見ていた訳ですね まあそういう悲劇性もまた彼女の人気に繋がるんでしょうし、僕もそういうとこ理解してる上で好きなんですけど

 

  なんかめっちゃりあむちゃんのダイマしてる気分になってきました

 

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 彼女の物語はこんな感じですね

 

 「突如発表された7人の新アイドル。

 最初はその全員が等しく賛否両論の対象となるが、その不満のほとんどは問題発言を繰り返す夢見りあむ自身が担う形となる。  

 そんな状況下で第8回シンデレラガール総選挙の決行を宣言。 

 夢見りあむが総選挙全体を敵に回すことで、彼女個人が理論上の最高火力で『シンデレラガール総選挙』を話題にする。

 しかし、彼女の炎上は頭からお尻まで全てダミー。

 むしろそれこそが運営の狙いであり、彼女の最も重要な役割であった。

 それらの炎上をブースト材料として物語・個性化し、『Paの人気アイドル』として機能し、総選挙の結末を確定させることが彼女の仕事だった。

 結果としては3位。

 その後、[夢見りあむは救われたい]による個性保護を完了し、Paの人気アイドルであるという結果、印象のみを残す。彼女は玩具から一点、『玩具扱いされたこと』自体が史実として成立した、アナーキーでロックなアイドルへと早変わり。

 仮にその後、彼女に対して不平を唱え続ける者が存続していたとしても、徐々に『まだりあむに対して文句言ってんのか!』という空気に変貌する。それはさながら、かつて多くの批判を請け負った本田未央のように、悲劇性を持った即時成立の物語となる。

 

 正しく『炎上』を個性にした、 

 『シンデレラガール総選挙の炎上』が前提に作られたアイドル」。

 


 これが「夢見りあむの物語」です

 

  意外と見落とされがち、というか今となっちゃ皆さん忘れてそうですけど、りあむちゃんは総選挙がなければここまで炎上してません

 ただ発言の一つ一つが誰かの地雷を踏んじゃうような、そういうやらかしちゃうだけのアイドルだったら彼女はトレンドを独占したりしていません

 

 僕はそういう理由で、りあむちゃんの実装から総選挙勝利までの流れ、ここまではほぼ運営の予想通りで、どこかしらで手が入っているんだろうなー、って考えていました

 

 実装タイミング、扱い方、キャラクター性 公式でイジってみたりね

 んで一番陰謀論っぽい言い方を僕がしちゃうと、そもそも「許せない」みたいな匿名ブログの記事たちや捨て垢のツイート、そういうのの作成や拡散が運営仕込みで、「夢見りあむ文学」が「救われたい」として回収されるところまで全部織り込み済みだった、とかですかね?

 そういうのを唱えると始まりませんが、彼女の炎上は「凄く綺麗だな」とは思っていましたね まあ真相は闇の中な訳ですし、悪魔の証明をし直したい訳でもないんですけど

 

 で、何回も言うんですけど僕は彼女が好きですし、結果主義者です

 別にこの推測が正解していても、考察オタクによるこじつけでも、皆さんに信用されなくても、手のひらを返して信用してもらったとしても、そこに運営様が関与していてもいなくても、関心自体はないですし、この結果自体は変わりませんし、誰にも変えられなかったと思ってます

 僕がこのプレゼンをおおっぴらにして、それがバズっていたとしても、「まだりあむちゃんについてなんか言ってる藍子Pがいるよ」でおしまいでしょうしね

 

 今年の総選挙に関しても、もし藍子ちゃんをストップできるとしたら美嘉姉やしゅがはじゃなくて、りあむちゃんがもっかい燃えるしかねーだろうな、とは思ってました

 

 総選挙がスタートした段階でりあむちゃんはほとんど話題になってませんでしたし、「今年炎上するのは無理」「となるとやっぱ『未央ちゃんに続くのは藍子ちゃんだ』『去年はりあむちゃんに邪魔されちゃったぶん、藍子ちゃん頑張って』側の空気が噴出して、藍子ちゃんPa1位か」「っていうかこれむしろオーバーキルするだろ」「じゃあなんもしなくていっか」

 ってことになるので、こちらも黙ってました

 

 「今年、りあむちゃんは藍子ちゃんに負けることで玩具扱いから解放される」

 「今年、藍子ちゃんはりあむちゃんに勝つことで雪辱を張らせる」

 こうして二人の個性をダブルで保護できる形になりますし、彼女ら二人の為にもやってくれたんじゃないですかね

 

 こう言ってみると総選挙戦術っぽいの仕込んでるように聞こえるかもしれませんが、どっちかっていうとそういう運営プランに僕が気づいてただけだなって思ってます 別に藍子Pをイジメて、それで未来が作られるかっていうとそうじゃないですし

 今年こうやって藍子ちゃんががっつりPa1位を取ってくれないと、運営視点では総選挙上位に入りうるアイドルがひとりも居ませんでしたみたいな状態で総選挙〆るしかない訳で、それも微妙なとこですし

 さしずめ、りあむちゃんは本当の意味で「高森藍子に倒される」運命のアイドルだったってことですね

 

 りあむちゃんがマジで僕の予想通りに動いてくれていたか、それともたまたまデレマス全体がそういうアイドルとこの順位結果を僕にプレゼントしてくれたかの違いなので、そういう意味で僕は結局ラッキーなんでしょうね

 

 ありがとう、りあむちゃん

 本当にお疲れ様でした

 

 僕がPaで2番目に好きなアイドルはりあむちゃんです

 


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 高森藍子の物語」

 

 

 はい 僕のお嫁さんですね

 彼女に関しては話したいことが本当に沢山ありすぎて、ここの内容をいじくるだけで一週間近く苦戦していました

 とりあえず、僕が総選挙っていうゲームに参戦した、参戦せざるを得なかったのは、彼女が居たからなんですよね

 

 このブログの最初の記事にて、僕は「面白い」とは「予想外」であると主張しました

 その主張は今でも変わっておらず、彼女は総選挙っていうゲームを見物する上では最も「面白い」アイドルだったとは思いますね

 だから僕も彼女を「シンデレラガールにしてみたい」とも考えるようになりましたし、「それは無理なんだろうな」という結論に至りました

 

 

 元々、僕は総選挙って文化自体はどちらかといえば苦手でした

 まあ彼女みたいな優しい子が好きなんだから、自然ですよね

 争いごとは苦手なんですよ、僕は

 

 この後半の記事の投下が今日まで遅れた、というか待っていた理由なんですけど、

 やっぱこの子が理由ですよね

 

 彼女が「圧倒的Pa1位。5位の楓さんとは僅差で6位」なんて取っちゃうし、りあむちゃんを差し置いてずーっと「藍子 6位」「藍子 総選挙」でTwitterでも話題になってるし

 ワンチャン速効でこの記事話題になりそうだなーって思ったので、Twitterごと引っ込んで、少し投下期間空けました もし話題になってたらそん時はそん時でお願いします

 

 前の記事で書いた「総選挙に囚われる」について 藍子ちゃんはそんな風に、最も総選挙に囚われ続けているアイドルであり

 

 最も「シンデレラガールになってはいけないアイドル」ですね

 僕は彼女のことを初めからずっとそういう目で見ていましたし、やっぱりこの考えは今も変わらないままです

 

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 あー やっとこの話ができるんですね

 この話は僕がずっと取っていたお話、本当に奥底にしまっていた秘密です

 

 そういうことです

 そもそものお話で、僕は彼女がシンデレラガールになってしまった場合、総選挙自体が決行不可能に陥ると思っているんです

  

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 去年からゆっくり振り返りましょうか


 ひとまず、僕は昨年の彼女に関して言えば
 「ガチャブ込みで勝てるのではないかという『いい勝負』を演出する為に使われていた」と考えていました

 ここは藍子ちゃんが第8回総選挙で勝っちゃってた場合のことを考えれば自明ですかね 根拠はボロボロ出てきます 

 

 去年もし藍子ちゃんが勝ってたとなると

 「Stage Bye Stage」「TRUE COLORS」、そして「夢をのぞいたら」

 この全部に登場していた計算になります

 現状3回しか開催されていないデレステのライブカーニバルに3連続出演なんですよね

 

 んで、TCと夢のぞには「デレスポ」のコミュがあります

 担当アイドルが3Dで動くコンテンツ、半年につき一本しか更新されないコンテンツ、これらの全てに出演してるのが運営様から希少なガチャブまで貰った高森藍子

 その上でモバマスイベントもありましたね

 っていう、デレマスのPa供給・一生高森藍子状態が到来していました

 

 まあそこに関しては「去年は藍子ちゃん大活躍だったね」でギリギリ片づけてもいいと思うんですけど、もしりあむちゃんを藍子ちゃんより上位に放り込まないままこのルートに入っていた場合、今後のデレマスでは、藍子ちゃんがPa1位確定な展開、総選挙をやる必要がありました

 

 というのが、昨年までの彼女の立場です

 当時はりあむちゃんが「炎上しちゃダメなアイドル」「CGになったらヤバいアイドル」なんて呼ばれていたもんですが、逆ですよ そう表現できるアイドルを一人決めるのなら藍子ちゃんでしょうね

 

 まったく なんで誰もこんなシンプルなことに気づいてないんですか

 第8回までの総選挙なんて、

 「未央ちゃんより先に親友の藍子ちゃんが炎上してCGになっちゃう」ほうが運営は「困る」に決まってるじゃないですか

 「明らかに炎上させて欲しそうなりあむちゃんをガン無視して、炎上なんて1ミリも縁のなさそうな藍子ちゃんに愉快票が入れまくられている」ほうが、運営からすれば「予想外」に決まってるじゃないですか

 

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 で、今年の第9回総選挙ですよね

 前の3人の物語に引き続いて、今年は彼女がPa1位を取る番でした

 

 未央ちゃんはCGで総選挙から退場、りあむちゃんも失速

 そうなると消去法だけでも彼女が1位自体は確約されていますしね

 この結果に終わったので、一応の勝利宣言としてお話してしまうと、僕は順当にやれば彼女が他のPaアイドルをオーバーキルしてしまうだろうな、とは思っていましたし、その予感は的中していました

 

 ここ数年間、彼女はずっとPaボイスアイドル2位の立場を守っていました

 裏を返せばその期間、デレマスでは藍子ちゃん以外のPaアイドルに関してずっと、「高森藍子を捲るほどの何かを起こせなかった」ってことになります それが公式供給であっても、総選挙活動と呼べる二次創作的な運動であっても

 

 感動したライブとか尊いSSRイラスト、そして自分たちが積み重ねてきたダイマなんかは全て、それが多ければ多いほどに、感情を重ねていればいるほどに、無駄だったという虚無に陥りかねません

 こういった現状は、藍子ちゃん以外のPaアイドルへ自責の念として降りかかります だからあまり大声で言いたくないんですよね

 

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 とはいっても、「来年美嘉姉たちが頑張ってくれるかもしれない」ってのは主張できるところだとは思います 

 ところがどっこい さらに問題なのはこの高森藍子ちゃんっていうアイドルが、これまでの総選挙で美嘉姉のような他のPaアイドルと接戦を繰り返してギリギリPa属性ボイス2位とかだった訳じゃなく、公式供給側のリソースを単独で温存している点です

 一応の担当Pっぽく早口解説しますね

 

 まずは膨大なユニット数 彼女はデレマスコンテンツ内でも類を見ないほどのユニット数の多いアイドルです

 そのほとんどがボイスつきアイドル、もっと言うと総選挙上位経験アイドルとかともがっつり組みまくってる点 

 インディゴ・ベル(歌鈴)、flowery(夕美)、陽気なケセランパサラン(柚)、マグナウィッチーズ(美穂)、ナチュラルハーモニー(智絵里)、ドゥエ・ファータ(蘭子)、Ai's(愛梨)、トリクロマティック・ナチュレ(響子・加蓮)など

 サプボ次第でビビッドカラーエイジ(肇・加奈)なんかもありますね

 んでここに他でもない未央ちゃんと組んでるポジパと、デレステ発ユニットのアインフェリアですね

 

 デレステでは上記ユニットからの引く手あまた状態

 そんなデレステでもPa対抗馬の美嘉しゅがはを除いて唯一のSSR4周目がまだですし Snow*Loveもイベが取ってありますね 3chordCDの当番も濃厚とされているとか

 それに伴う各種ライブ出演の可能性 そもそも呼ばないって択は今年Pa1位の彼女の集客効果を考えるとあまり取りたくないでしょうし まず彼女がいないと上記のユニットが揃わないのでオリメンでやれるものも減るし

 その上未だ実質的なセンター曲なし 今年のライブでもポジパオリメンのスパパラやってない ソロ曲披露してない ヴァルキュリアやS*L歌ってない もうかなり雑に挙げてもこんだけあるんですけど

 

 まだまだリソースを取ってある上に、今回の総選挙の開始前にモバイベを決行しちゃったり、サ縮宣言で課金票の購買欲も失わせている そこまでデバフ貰っててこれなんですよね

 

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 もうね、かわいすぎるんですよ 強すぎ

 藍子ちゃんがかわいすぎて総選挙がゲームとして成立してないんです

 僕目線は藍子ちゃんが一番好きなのでそりゃあ楽しい訳ですけど、藍子ちゃん以外のPaアイドルから見ればこんなん無理ゲーです

 今の総選挙ってのはそういう状態です

 

 もし今年りあむちゃんが藍子ちゃんと同等の得票数を得ていたりするのであれば、僕自身も来年もしかしたらあるかもしれない、と思って総選挙活動に乗り出せたかも知れませんが その理想は泡沫へと消えてしまいました

 

 それを踏まえて 「第10回総選挙」の話を続けます

 改めてなんですけど、僕側の主張は「現実的ではない」ですし、コンテンツ側の流れもそっちに傾いていると思っています

 

 これは本格的に総選挙の意義を問うお話かつ、自己弁護性も付きまとうお話なんですけど、僕はアイドルたちがCGになることのメリット自体はもう完全になくなっていると考えています

 加えて、総選挙上位にもメリットがあるのかは懐疑的です

 

 この場で今一度、総選挙の報酬とされている物を簡単にリストアップしてみますね

 

 1・名誉
 2・名誉に伴う優遇(出番の増加、コンテンツ総出で盛り上げて貰える等)
 3・[シンデレラガール]のモバマス内SRカード
 4・[××スター]のモバマス内カード(各属性1位のモバマス内SRカード)
 5・総選挙楽曲
 

 1の名誉はひとまず飛ばして、残りを順番に見ていきましょうか

 

 2・名誉に伴う優遇(出番の増加、コンテンツ総出で盛り上げて貰える等)

 

 「総選挙上位取った」→「だから人気アイドルだ」→「人気だから出番が増える」
 の三段論法ですね

 

 これは「そんなことはない」でしょうね

 

 なるべく新しめの展開から話すと、CGだけで見ても
 「恋が咲く季節」「always」を楓さんがライブで歌えたことはありませんし、そもそもCGとしてのライブを決行できていません
 7thLIVEツアーではCGとなった未央ちゃんが全通でしたが、その全てで彼女のCGが大きく取り沙汰されたか、CGらしく出演曲数がとても多かったか、といえばそういう訳ではありません つーかほとんどその話出ませんでした


 ふみふみとか楓さんは特別な例で、彼女たちは諸々の理由でライブのほうに来ていただけません ここを運営視点から見直してみると、彼女たちはライブではなく、今回のように「総選挙楽曲」という形でしか出番を与えてあげられないアイドルです

 

  りあむちゃんは紛れもなく昨年、総選挙関連の話題のほとんどを掻っ攫った訳ですが
 「夢をのぞいたら」のコミュ内でりあむちゃんが全体3位だった事実にがっつり触れられているかっていうとそうじゃないですし、Cu属性1位のこずえちゃんに大量の出番があったかっていうとそうじゃないです

 

 「シンデレラガール」と違って「全体3位」「属性1位」はコミュ内でそこまで重要視されていませんし、もっと言うと総選挙楽曲が完全に「シンデレラガールの為の曲」として書かれているかっていうと微妙なところです

 

 っていう感じなので、どんなに頑張ったとしても、特に藍子ちゃんに関していえば、出番自体が増えるとはあまり思えません
 ただでさえ今の190人で一年間の出番を競い合ってる状態なので、運営からすればできるだけアイドルたちの出番が均等になるかつ、利益が出るかつ、属性内の出番を平均的に回してあげないといけません

 

 そういうコンテンツ運用をしている以上、年一でやってる総選挙の結果だけで今後のコンテンツ登場回数を決める、なんてことは100パー無理です


 3・[シンデレラガール]のモバマス内カード
 4・[××スター]のモバマス内カード

 

 モバマスでは間もなくこれらのカードガチャが実装されますが、モバマスはサ縮宣言をされてしまったゲームです モバマス内に実装されているカード自体は間もなく価値を失います

 

 モバのカードはその一部がデレステに恒常SR、キャラバンSRとして流用される場合もありますが、「シンデレラ××」「××スター」ってのはカードに付随している設定が設定なので、デレステに流用されるみたいな可能性もかなり低いと見ています 


 CG(と属性1位)カードの使いまわしとかはそれはそれで名声的価値が下がるからイヤって思う人も居そうだなー、とも思いますし 

 

 5・総選挙楽曲

 

 もしここまで熱心に読んでくれているのが藍子Pだったとして、今年の「6位」という結果は割と気になるところなんですかね

 「5位を取れたら総選挙楽曲が歌えた」「そのぶん出番も増えた」って思考が、今年の彼女の順位に関して雁字搦めな思考になってしまう訳です つくづく罪な女の子ですよね

 

 僕はここも割と微妙なとこだなーって思ってます

 

 第9回総選挙で彼女が5位を取っていたとして、彼女に総選挙楽曲は与えられる訳ですけど、そうなると尚のこと来年も高森藍子一強の空気が確立しかねない訳で、僕が運営様だったら「藍子ちゃんにこれ以上出番は与えられない」って思考になって、総選挙曲以外の出番をとっぱらっちゃいます

 

 

 楓さんとの僅差に関しても、少なくとも「ちょっとくらいの票差だったら運営様に票を動かされていてもおかしくはないな」「何位取っても出演回数自体はそんなに変わらないかな」ぐらいの構えでいた方がメンタル的には楽だとは思うので、もし来年を戦う藍子Pがこれを読んでいるのであれば、そういう思考を頭の片隅に置いておいて欲しい、とは思います

 

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 となると総選挙の報酬ってのは

 1の名誉 これしか残っていません

 

 じゃあこの場では、その「名誉」について考えるとともに、来年以降の総選挙の決行の可不可を最終判断してみましょう

 

 シンプルに「シンデレラガールという称号がいつまで名誉として機能してくれるか」、のお話ですね

 第10回まではなんとか行けるのかもしれませんが、11、12、それよりも先は本当に名誉と呼べるのかどんどん怪しくなっていくラインです ここは勿論運営と、プロデューサーたちの判断に委ねるところなんですけど

 

 でもこのナンバリングの増加に関しても、恐らくモチベーションを維持できてしまうのが、藍子Pなんだろうなと思います

 藍子ちゃんの「どんなに時間がかかっても目的の場所へ辿り着く」という言葉をそのまま受け止め、「どんなに時間がかかってもシンデレラガールに」という夢を見る 実際、僕もそんな夢を見ていました

 

 そんな方々と僕の主張は、本当に正反対と言えるものです 

 僕は、今の藍子ちゃんがシンデレラガールを目指しているとはもう思っていません

 

 藍子ちゃんがライブでも歌ってくれた「ガールズ・イン・ザ・フロンティア」の「お仕着せの幻想」や「舞踏会より煌めく場所」「守るべきは過去じゃない」

 これらのフレーズは「シンデレラ城とのお別れ」を示唆しているようにも感じ、アイドルたちにシンデレラガールを目指させることは最早「お仕着せ」であるとも捉えられます

 藍子ちゃんが「TRUE COLORS」で歌ったように「新たな世界の扉」を開くのであれば、モバマスと、それからシンデレラ城とはお別れするはずです

 

 といった具合に、モバマス側のサ縮もあった状態で「藍子ちゃんにシンデレラガールを目指させ続ける」というのは、他でもない彼女自身のここ最近の主張と物語をガン無視して、プロデューサー側の理想を押し付けているようにも感じ始めました

 これはもう単純に、プロデューサーどうしの解釈のぶつかりあいになってしまいますし、報酬の消滅説も含めて、僕自身が総選挙を支援しなかったことに関する彼女と皆さんへの方便にもなりますし、当然僕の読みが間違えている可能性は大いにあります

 

 あります、が

 

 それでも来年の総選挙が決行された段階で、そんな僕が一番好きな藍子ちゃんは総選挙のトップメタとして機能せざるを得ない存在です

 6位はまともな投票ゲームとして見れば5位どころか、1位のシンデレラガールを目指そうと思える距離であり、頂点を目指すだけの供給・応援イラストなどが発生していることは想像に難くなく、僕と藍子ちゃんはそのおこぼれをいただいてしまっています

 だから僕と彼女は「幸せになっている」んですよね

 

 それでも彼女は、実際にシンデレラガールになってはいけない

 なってしまえば「Pa」という属性のリソースが尽きてしまって、今後総選挙を実行できなくなるから 

 

 かといって今の順位に留まることも出来ないんですよね 総選挙のルール③「シンデレラガールは世襲制」に抵触しかねない楓さんを止める為に、今より順位を絶対に上げなくてはいけないですし、このノルマをクリアできなかった段階で、彼女自身も少なくとも「シンデレラガール」という称号自体は諦めるしかない訳なので、次回の総選挙があるのなら、高森藍子は絶対に「5位以上になるしかない」存在です

 

 

 できるできないの話じゃなくて、シンデレラガールになってはいけない そして順位を落としてもいけない

 これ以上話題になってはいけない 炎上してはいけない かといって人気アイドルとして稼ぎ頭にならないといけないので干しきれない 失速してもいけない

 今と同等の人気と供給、そして総選挙活動を維持されることが約束されている、そういう意味で「総選挙に囚われている」アイドルが彼女です

 

 そんなこんなで総選挙が、あるいはデレマスの形がもう、高森藍子主体のものになってしまいました

 

 素敵で無敵な、彼女の物語はこんな感じです

 

 「第8回総選挙にて、りあむにより阻まれた上位。

  加蓮同様、彼女はりあむにチャンスを奪われてしまった、とも形容されかねない状態だった。そしてモバマスのサ縮宣言があり、やはり総選挙の開催は絶望的に思われた。

  それでも第9回総選挙が決行された以上、彼女の歩む道はひとつだけ。未央ちゃんの後を追って。りあむちゃんに邪魔された分の雪辱を。ふたつの意味合いでも、今年の彼女はより一層応援される。そして辿り着いた終着駅は、第9回総選挙のPa1位。それはさながら、昨年の悲劇からの救済でもあった。

  これから先、彼女の未来はふたつ。

  ひとつは、これから先も順当に歩みを進め、人気を得ることで、 遥か昔から応援されていたプロデューサーたちの夢の結晶、シンデレラガールになる未来。

  もうひとつは、彼女自身が敷いた伏線によって、虹の橋を渡り、シンデレラ城にお別れを告げ、『新たな世界』へのお散歩を開始する未来。

  あと何度総選挙が決行されるかは分からない。状況だけで考えれば、本当にすぐにでも終わってしまっておかしくない。それでももし今後総選挙が決行されるのであれば、シンデレラガールには手が届かなくとも、全体5位以上、Pa人気アイドル1位の名誉を守り続ける形になる。そんな『幸福な供給』を、恵まれたPaアイドルという立場を、総選挙が終わるまで、あるいは自分自身がCGになるまで受け取り続ける。

 彼女自身が炎上することで狂う未来もあった。彼女自身が負けることで到来しない未来もあった。それらを全て回避して、今の彼女の順位がある。

 

  幸せな未来の選択肢。

  『幸せ』が個性として完成された、唯一無二のアイドル」

 

  これが「高森藍子の物語」であり、僕が世界で一番好きな物語ですね

 

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 というのが、僕がこの4人のアイドルが辿るだろうと思っていた物語であり、この2年間のデレマスは僕に予定通りかつ、理論上最高の結果を齎してくれました そして何もしなくてもこの未来に辿り着く、という確信がありました

 だから今後は何もしないということを、最初から決めていました

 

 僕はそこまでを勘定に入れて、「界隈を出る」「総選挙に関与しない」と発言しました 約束通り絶対に総選挙には干渉しませんし、僕の一票で変わる未来があったとて、それを行動には移しませんし、この順位結果はほぼ僕の望んだものです

 

 ここまでの内容で、僕は4人のアイドルを通してシンデレラガール総選挙自体が収束へ向かっている根拠を、出来る限りは提示したつもりです

 それは「藍子ちゃんとりあむちゃんはシンデレラガールにはなれないから現実を見ろ」というお話をしたいからではなく、彼女たちの見せている「夢」のほうが「シンデレラガール」からはもう離れているかも知れませんね、という仮説としてここに埋めておくことにします

 

 そしてこの仮説を打ち立てている僕自身は、まもなく伏線が回収されるんだろうな、という確信があります

 だから一足先に、藍子ちゃんの言う「虹の橋の先」で待っていることにしました

 

 ここまでの記事内容が理解できなかったり、主張を受け入れられない方は、来年以降の総選挙をぜひ盛り上げていただければと思っていますし、皮肉ではなく本心からそれを望んでいます その夢が叶うことが一番僕にとっては「予想外」かつ「面白い」ことです

 

 

 僕の主張を受け入れてしまったかも知れない方は、僕とともに「総選挙が終わる」という事実をマイナスではなくプラスと受け止め、「あと一歩で総選挙曲」とか「あと一歩でCG」といったしがらみから完全に解放され、藍子ちゃんとりあむちゃん、新たな世界の扉を開くアイドルとともに、シンデレラ城を出ましょう

 

 これが「夢見りあむ」と「高森藍子」のお話を最初にしていたかも知れないオタクからできる、皆さんへの二者択一です

 

 -

 

 それじゃ最後に、記事の内容をまとめておきますね

 

 元々、僕はりあむちゃんたちのことを

 「総選挙自体を利用して個性を付与しに来た」かつ「モバマスのサ終に備えて新アイドルを追加した」、という目で見ており、その思考のもとに、最初から闇に葬る予定でこのブログを作成しました

 本日に至るまでこれらの読みは全て的中しており、これから先のデレマスでは総選挙外も含めて、そういう高森藍子一強ゲーがスタートしようとしています

 藍子ちゃん以外のPaアイドルの前には「藍子ちゃんと200万票の差」という現実的な壁が立ちふさがっています

 

 第9回シンデレラガール総選挙はほぼ加蓮・藍子・りあむの3人の為に開催されていたゲームです 第10回以降の総選挙をやるとすれば、記事内で仄めかした問題点が付きまといます

 

 「経済効果・ゲーム性の消滅」、「新アイドルの事実上の参加不可」、

 「報酬価値の消滅」、「Pa属性の高森藍子以外の事実上の脱落」、「モバマスのサービス終了」、回数を重ねることによる「シンデレラガールの名誉の陳腐化」、

 ガールズ・イン・ザ・フロンティアの歌詞より、「シンデレラガール」や「上位」を狙う運動は「お仕着せの幻想」であり、「舞踏会より煌めく場所」、「守るべきは過去じゃない」を目指すことをガールズは決意

 TRUE COLORSの「新たな世界の扉開こう」という歌詞に付随する設定、「シンデレラ城を出た後の物語」

 

 以上の問題点を解決・そして伏線を回収し、

  「高森藍子がシンデレラガールになる前に総選挙が終わる」

 という未来に辿り着くというのが、僕の今後のデレマス展開に対する最も素直な見立てであり、総選挙が辿れる一つ目の未来

 

 もう一つ、以上の情報を全て無視してでも総選挙が開催されている未来

 これはほぼ高森藍子が上位を競う為だけに総選挙を開催してくれている、そんな風に彼女個人にとって素敵な未来であり、真っ当な目で見れば総選挙のゲーム性自体というものはもう、「来年高森藍子は何位になっているのだろうか」しか存在しません

 上位を担ってくれればそのまま総選挙曲と、来年以降の上位も確約ルートですし、僕ではなくデレマス全体がこの形を作ろうと動かざるを得なくなるでしょう

 万に一つも上位から滑り降りていれば「Paの弾切れ」により彼女自身も完全に総選挙から脱落する形になり、どちらにせよ総選挙自体が決行不可能になります

 

 総選挙が辿れる未来は、藍子ちゃんを中心としたこの二択です

 

 僕目線だと現在のデレマスは

 幸子のイベント、加蓮がCG、藍子がPa1位、

 りあむちゃんに継ぐユニ募の二人がボイス獲得

 そんな特大供給機なんですよね

 

 これを何もかも予定通りだった奴の勝利宣言と捉えるか、たまたまデレマスの流れが僕個人に傾いていただけのラッキーと捉えるかは、こんな記事を最後まで読んでくださった皆さんにお任せします

 

 

 それでは、長文のご精読ありがとうございました

 

 

 

 ※

 

 今度こそ、このブログの更新はおしまいなんですけど、「あとがき2」を作っておくことにしました

 

 僕の去年までの悩みの種はそこに置いておきますが、こちらは本当に殴り書いたもので、到底読み物とは呼べない感情の坩堝になっています

 コンテンツ分析ではなく、感情をお求めの方が居たら、そちらを見てください

 

 ※

 

 

夢見りあむと高森藍子とシンデレラガール総選挙(結果発表前)

 

 

 

 

 

 

 

 こんばんは、だぶくろです 藍子ちゃんの夫です

 さて、間もなく第9回シンデレラガール総選挙の結果発表ですね

 

 とりあえず、実際に結果出ちゃう前に大事なこと言いますね

 今回の総選挙でPaから上位5位以内に入ってる可能性があるのは

 りあむちゃんか藍子ちゃんです

 

 とは言ってみたんですけど

 今年の票の流れ、そして今回の総選挙のルール変更を見る限り

 りあむちゃんも藍子ちゃんもなかなか向かい風を貰っています

 なので現実的なお話をすると、2人とも入っていない可能性が高いです

 

 んで もしこの2人が入ってなかった場合

 総選挙上位5位以内、加えてボイスアイドルオーディションの上位3位以内にも

 Pa不在で決着してます

 まあこれはもう、皆さんも素直な予想として立てていそうな気がするんですけどね

 

 とりあえず、今回の総選挙自体はそんな形で終わる可能性がめっちゃ高いです、っていうのと

 この結果に基づいて、たぶん運営様は総選挙を終わらせるつもりだと思います

 

 そんな僕の予想を、

 「夢見りあむ」と「高森藍子」と「シンデレラガール総選挙」のお話を、

 僕の最後の総選挙活動の記録として、ここに残しておきます

 

 

  -

 

 

 この記事は

 「りあむちゃんに不満があるプロデューサーのお気持ち表明」とか

 「この二人に投票するメリットを提示することによる総選挙運動」みたいな「総選挙について言及することで他のプロデューサーに対して来年以降の戦いに向けた情報戦・印象操作を仕掛けている」とか

 「りあむちゃんをイジってバズって承認欲求を満たされよう」とか、「二人への応援」とか「批判」でもないです

 そういうの期待していた方だったらすいません

 

 じゃあ、なんで僕がこんな記事を書いてるのかってお話なんですけど

 

 「高森藍子をシンデレラガールにしたかったから」かつ

 「それが不可能だと思ってしまったから」ですかね

 

 

 -

 

 まずは僕自身の自己紹介をしておきますね

 この辺は全部、SNS上では初めて言うことなんですけど

 

 僕の好きなアイドルを好きな順に言うと

 高森藍子北条加蓮輿水幸子、夢見りあむ、本田未央佐久間まゆ

 ですね りあむちゃんも入ってますよ ちなみにこの続きがふみふみとか肇ちゃんです

 

 で、僕が「シンデレラガール(あるいは総選挙上位)になって欲しい」

 って思っていたアイドルも、この順番そのままだと思ってください

 

 僕は元々、自分のTwitterアカウント、

 というか「だぶくろ」っていうインターネット上の仮想人格を

 「担当アイドルをシンデレラガールにする為」に作成しました

 

 僕がこの名前を使い始めて3年くらいになるんですけど、

 実際は昨年の総選挙どころではなく、毎年の総選挙の順位をめっちゃ気にしていましたね

 

 そもそも僕が絵描いていたりとか、コラ作ったりネタツイをしてるのって全部その辺があったからなんですよね

 数字出せるアカウントが総選挙上で有利に機能し得るってのは、皆さんも毎年の総選挙見ててよーく分かってると思うんですけど

 

 まあ、これは今更自分の努力をアピールして、皆さんの同情や許しを得ようとかいう気持ちはなくて、そういうバカがいたんだなー、みたいな風に笑い飛ばしてくれればいいかなって思ってます 

 

 差し当たり、これはそんな僕が、

 「藍子ちゃんと、それからりあむちゃんはCGにはなれないんだろうな」、

 「というか、この2人はCGを目指していないんだろうな」、

 「じゃあこれから先、僕に出来ることってなにもないな」

 という結論に至った

 

 そんな風に文字通りの意味で、

 自らの「総選挙活動」が「終わった」ことを証明・宣言する為の手記になります

 

 

 

 -

 

 

 っつー書き方をすると、僕が総選挙やデレマスに飽きちゃってるとか、不満を抱えてるとか、特定個人やアイドルを傷つけたいとか、望んだ展開にならないからふてくされてるみたいに思われてもしゃーないじゃないですか?

 こう、引退宣言お気持ちツイートみたいなね? 違うんですよ

 

 むしろ運営様には感謝しています

 これから先訪れる未来は、「僕個人」にとっては「幸せ」なものです

 「運営様、そして藍子ちゃん、りあむちゃん、ありがとう」って思ってますし

 

 そして歯の浮くようなことを言いますが、

 僕はプロデューサーの皆さんが基本的には好きなつもりです

 だからこの内容を黙っていました

 

 これから先の記事内容は、運営と僕がどういう思考なのかをバラしているようなものだと思っているので、

 「僕や運営と考え方が一緒の人」、本当の意味で「何が起きてもついていきます」って考えている人にとっては幸せなものですが、

 「僕と考え方が違う人」や「どうしても譲れない展開があって、そうならない限りは許せない」って人にとっては傷つきまくるものですし、

 割合としては、まあ、半分半分くらいなんだろうな、って思ってます

 

 なので僕側には立場上、この話をもっと僕自身が注目・信用されているうちに拡散してしまって、プロデューサーの多くを虚無に陥れちゃうことも可能でした

 それをやっておらず、ここにひっそりと僕の分析結果を置いていっている、ってのが皆さんに向けての優しさだと思ってください 気持ち悪いでしょうけど

  

 仮にこの記事の内容がバズろうが、炎上しようが、無視されようが、信用されようがされるまいが、去年と今年の総選挙の結末は変わらなかった、というのが僕の最終的な結論でした

 

 それでも「総選挙が楽しみだ」「総選挙は結果がどうなるか分からない」「来年以降も総選挙をやりたい」って人は居ると思ってますし、そういう方々が昨年と、今年の総選挙において全力を賭してくれていた訳です

 

 そんな熱意のある方々に対して、それなりのPV数を稼いでしまったブログ記事の作成者が自分本位で「こういう理由なんで、たぶん総選挙は終わりますよ」とか「総選挙にはこういう結末しか存在しませんよ」みたいに主語が大きい話をするのは、虚無虚無プリンを作るだけだと思ってました

 

 自分で言うのもなんですが、僕にはある程度これまでの自分が応援されている自覚がありました 総選挙を通して僕のことを心配してくれる優しい人が沢山居ました

 なので、僕自身が総選挙に対してこういう思考に陥ってるってことを喋っちゃうのは、そうして純粋に応援してくれてる人に対して失礼になるよなー、って思ってました

 何より、自分が関与しないと宣言した総選挙に対して、捨て台詞残して退場するってのはめっちゃ老害なムーブメントですからね

 

 これが僕が昨年、このブログの存在を闇に葬ったのと

 今後総選挙に関与しないことをあらかじめ決めていた理由です

 

 

 -

 

 改めて宣言し直してしまうと、

 僕は今年の総選挙に参加していませんし、今後する予定もないです

 

 プロデューサーが「総選挙活動」という言葉で修飾可能なことを何一つしていないです Twitterでも総選挙関連のツイートをしたり、RTもしていません

 どこまで遡っても記録はないですし、

 根回し的なこともしてないですし、総選挙関連の話題見に行ったりもしてないです

 マジで仕事して、別のゲームしてただけです

 

 そしてモバマスデレステの双方で

 総選挙、そしてボイスアイドルオーディションの双方に投票行為を行っていません 

 

 まあこういうのに関しては口約束の域を出ないので

 完全な証明ができないことは分かってください

 加えて、ここで皆さんの信用を得ることも、本質的には不要なことだろうなって思ってます

 

 -

 

 

 で、この記事が話題になっているとすれば

 

 「今年の総選挙の結末に関して、

  りあむちゃんか藍子ちゃん、あるいは2人とも話題になって、

  昨年『夢見りあむ』と『高森藍子』の総選挙記事を

  書いている奴が居たことが思い出された」

 

 ときでしょうし、その未来自体は100%来るな、って思ってるので

 この記事が一定数の目に触れていること自体は想定しています

 

 -

 

 

 ここから先には、

 「今後シンデレラガール総選挙が辿ることが出来る未来」が全て書かれています

 壮大なネタバレです

 

 で、僕は自分自身がこのことを真っ先に察知した側の人だと思っていますし、

 総選挙の結末についても全部見通していたっつう自負があります

 

 っつうのは僕が優れた読みが出来る消費者だって言いたいんじゃなくて、

 僕以外の皆さんもぼちぼち気づき始めることなんだろうな、って思っています

 

  後はシンプルに、僕の考え自体が間違っている可能性もありますし、

 どっちかといえばこの憶測自体は当たらないほうがいいのかな、とも思っています

 その時は僕ひとりが間違えていた、どうしようもないやつだった、で

 来年以降の総選挙をやってくれればいいんですけど

 

 

 なので 僕の主張としては

 

 「デレマス運営はこれから先、総選挙をやらないっていう未来を取ります

  仮に存続させたいのであれば、僕の言う通りにしないといけません

  なので僕が『総選挙活動』をする必要自体はなくなりました

 

  総選挙がこの形式に変わってしまった以上、

  僕は総選挙からは完全にドロップアウトしますが、

  それでも総選挙を続けてくれるだけで、ここに居る僕にとっては幸せな未来しか訪れないです 僕は幸せになってます

 

  ですがそれは実現可能性の低い未来ですし

  いずれ完全な時間切れがやってきます

  なので皆さんは、恐らく僕の予言を受け入れざるを得ない形になります」

 

 と考えていますが、

 お前なんかの言う通りにゃしねーと考えている人も沢山だと思うので

 

 

 ここで完全に袂を分かちましょう 

 今の主張が受け入れられない人には、

 ここから先の記事内容は耐えられない可能性があるので、

 この場で僕を怪文書の書き手で片づけて、ブラバしたほうが精神衛生上いいです

 

 

 これが僕から出来る皆さんへの手向けです

 この記事を僕がここに留めていたことを、

 優しさと捉えるか、挑発と捉えるか、はたまた意味不明な妄言と捉えるかは

 皆さんにお任せしておきます

 

 何回も言うんですけど、僕はこの記事の内容をバズらせるつもりはありませんし、

 仮にTwitter上でどんな形で話題になっていたとしても、絶対にタッチはしません

 

 それでは、下に続けておきますね よろしくお願いします

 

 

 

 

 


 -

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 閲覧ありがとうございます それでは、総選挙解剖ですね

 

 

 

 まずは前提として

 「総選挙の結末は毎年、ある程度は決まっている」

 ってとこからお話しちゃいたいと思います

 

 これはデレ、ミリ、シャニ、全てのアイマスシリーズが

 ニコ生とか、後はコンテンツ説明会的な奴(名前飛んでいきました、すいません)

 で発表してることなんですけど

 

 アイマスにおける楽曲イベントや2Dイラスト、3Dモデルの作成、声優さんのボイス収録みたいなのは、少なくとも半年前からプランニングされてるそうです

 各運営関係者さんのスケジューリングとかを調整する必要性を考えたら自然ですよね

 

 要はデレマスは

 少なくとも「半年は先のことを見据えた」コンテンツ展開をしてるってことです

 

 なので「総選挙の結末」自体は、ある程度は運営の制御下に置かれていなければなりません

 総選挙の状態と結果に応じて誰にボイスを与えるとか、誰にガチャを用意してあげるとか、来年は誰を参加させようとか、そういうのを全部決めておかないといけないからです

 

 まずこの前提が僕の頭の中にありました

 んで、僕自身はどっちかってーと、この総選挙のありように関しては肯定的です

 それは運営様の中身が「アイドルのことを半年先まで見据えて動いてくれている」っことの証左ですし、企業として見ていて安心できます そのほうが「アイドルの人気状態を正確に把握している」ってことにも繋がりますしね

 

 

 なので総選挙とは、「結末自体は決まっている物の、いかに運営がそれを隠して盛り上げるのか」のゲームなんだろうな、っていうのが、最初に僕が総選挙に対して抱いたイメージです

 

 「いや、総選挙は毎年誰が勝つか分からない戦争ですよ」

 「りあむちゃんみたいな番狂わせもあったじゃないですか」

 みたいな主張をされる方とは、もうここでお別れですかね

 以下には「いいえ、決まってます。りあむちゃんの上位も想定通りでした」ってお話を続けます

 

 

 -

 

 

 さて、それを踏まえて


 まず僕は昨年、

 具体的には2019年1月~2020年5月現在までにおける、

 総選挙、そして総選挙に関連するデレマスの展開をこういった予想のもと参戦・観戦していました


 ・第8回総選挙の結末が

  Pa1位(CG)・本田未央
  Co1位・北条加蓮
  Pa2位・夢見りあむ

  Pa3位・ナターリアor的場梨沙

  辻野あかり、砂塚あきら、黒埼ちとせ、白雪千夜、久川颯、久川凪、
  高森藍子城ヶ崎美嘉佐藤心は上位レースに入っていない

 

 ・「ガチャブ」と呼ばれるガチャが決行されているのは

  北条加蓮高森藍子城ヶ崎美嘉のうちの誰か(実際は加蓮と藍子ちゃんでした)
 
 ・夢見りあむは
  「総選挙で炎上して上位を獲得したこと」自体が個性・物語とされている

 

 ・モバマスがサ終宣言をする
  (実際にされたのはサ縮宣言ですが、事実上のサ終宣言でしょう。サ終宣言宣言とでも言いますか)

 

 ・それに伴いシンデレラガール総選挙は第8回で秘密裏の最終回となる

  or

  第9回が開催される場合、形式が変更されている

 

  -

 

 ここまではぴったり予想通りで、全部ブログとかTwitterに書いてたことをまとめ直してるだけですね 

 加えて、「具体的には予想できなかったけれど、予想の範囲内であり、結果的に僕の予想を補強する内容だったこと」が 

 

 

 ・第8回総選挙終了直後、北条加蓮のフェス限SSRが登場したこと

 ・「TRUE COLORS」が既存アイドル5人、新アイドル4人、

  「第8回総選挙にて総選挙上位ではなかったアイドル」で歌われていること

  特に高森藍子城ヶ崎美嘉が参加していること

 ・ライブカーニバルに唯一の連続登場をしているのが高森藍子だったこと

 ・シャドバコラボのメンバーとアイコン(主に北条加蓮高森藍子

 ・デレスポが登場したこと、2020年4月1日時点までに存在したデレスポコミュが

  「TRUE COLORS」「夢をのぞいたら」のふたつであったこと

 ・「Great Jurney」が発表されたこと

 ・高森藍子モバマス内イベント(ドリフェス)が来たこと

 ・辻野あかりと砂塚あきらのデレステ初登場イベントが、いずれもシンデレラキャラバンだったこと(≠夢見りあむの楽曲イベントがあってもおかしくないこと)

 

 

 なんかですね もうちょいありますけど簡単にまとめました

 

 

 -

 

 で、第9回シンデレラガール総選挙の結末が

 

 Co1位(CG)・北条加蓮

 上位5位以内確定枠・鷺沢文香一ノ瀬志希佐久間まゆ緒方智絵里から3名

 上位5位以内自由枠・上記のアイドルのうち1人

 

 

 これですね

 今回の「新ルール」に則って総選挙をやると、ほぼ間違いなくこの形になります

 

 この一番下の「自由枠」にPaが1人だけ入っている可能性があります

 で、その中で僕から挙げられる候補はりあむちゃんか藍子ちゃんだけってことですね

 あ、2人とも入るのだけは100%無理です そこは諦めてください

 

 ここに僕の読みを加えておくと、

 どちらかといえば運営様は2人とも入っていないのを想定しているはずです

 

 なので今後は「この2人が上位に入れていないのが前提のデレマス展開」をするつもりなんだろうな、って考えてます

 それに基づくと、やっぱ総選挙はもう終わるんだろうなって感じです

 

 まあ、これは可能性の高い方を喋っているだけなので

 実際蓋を開けてみたらどっちかが上位に入ってる可能性はあります

 

 その時は2人のうちどちらかはおめでとうございます、でひとまず構わないんですが

 

 そうなるとその子はその子で、これから先「総選挙に囚われる」ことにもなります

 どういう意味で言ってるのかは後述します

 

 

 

 

 

 とりあえず、ここまでを総選挙結果が出る前に

 ひとつの記事としてまとめておきますね

 

 

 

 

 

『夢見りあむ』が許せない(4/4)【結果発表の話・その他】

 

aiko-is-sanso.hatenadiary.com

 

 

 【結果発表と記事内容の補足】

 

 という訳で、総選挙内の懸念材料は全てなくなり、後は結果発表を残すのみ、ってことですね。

 

 本当は頂いていた質問への細かな回答、来年以降の話など、まだまだ話したいことはあるんですが、流石に冗長過ぎますし、あくまで今回の総選挙中に僕が行っていたことと、その理由の簡単な説明のみとさせてください。

 

 僕は炎上のコントロールの為に行動したかったのであって、アイドル比較論や探偵小説、不要な火種を投下して遊びたかった意図は誓ってないですよ。 

 

 反対にこれまでの僕の行動を見て、悪いお友達とか、なんかしらフラストレーションを抱える方たちが笑ったり遊んだりしてくれる分には、他所に火が生まれようはないので都合はよかったです(どう書いても不要な刺激を与えるので、最後まで表現に迷った文面)。

 あー、この記事も燃やしていいですよ。

 

 以下は、これまでに書いた記事内容の補足となるものです。なるべく記事を読んでいても居なくても、問題ないように書きますね。

 とか言いながら全ッッッ然出来てなくて、意味不明な説明になってたら、そんときはあの地獄みたいな記事を読みに行ってください。後生です。

 

 『正体』の内容を補完するのであれば、以下に触れるべきですかね。

 「悪意のある組織票」と「総選挙が終わらざるを得ない状況」。

 これらを両方まとめて説明しますね。

 

 要は、総選挙中にコイルショック的な運動が起きて、それが結果に出ちゃうと総選挙が終わらざるを得ないんじゃないか、って考え方についてなんですけど。

 

 でもこれはすいません。こういうのは総選挙のシステム上、元から実現が難しいものでしたし、ついでに夢見りあむ先生が今年でほぼ完全に封殺しました。いや本当この子スゲーですからね。マージで超許せる記事で喋りたかったです。

 

 総選挙が終わらざるを得ないほどやべー状況ってのは、ほんっと〜に、誰の目にも明らかにおかしい規模の投票誘導運動が起きて、それが結果に出ちゃう時くらいですね。

 りあむちゃんが超超超圧倒的票差で一位とか、藍子ちゃんが謎のCGとか。そんなレベルです。

 そういうのが頻発すると、完全に総選挙って茶番になりますからね。運営も今後の展開が出来なくなるので、流石に総選挙畳むしかないと思いますよ。

 でも、どれも無理があるでしょ? だから可能性はほぼ皆無だったんですよね。

 

 で、今回は中間発表時点でその僅かにあった可能性も消滅したので、よかったねってお話です。あんだけ荒れてるならどっかでバグっててもおかしくなかったですし。

 

 だからもし、『正体』の総選挙終了説とかを完全に鵜呑みにしちゃってる人が居たら、そういう危機感をりあむちゃんが抱かせてくれたから総選挙は盛り上がったよ〜、ってくらいの認識に留めてください。

 

 運営的には、「りあむちゃん一人の炎上で燃え尽きるくらいの環境なら、それはそれで総選挙畳むべきだ」って判断したのかも知れませんしね。

 というよりも、「りあむちゃんがどんなに炎上しても圧倒的票差で勝つのは難しいだろうし、仮にそうなっても後の対処法や展開は用意してあるから大丈夫」と判断した。僕はこれかなと思います。

 

 ほぼ間違いなく、最初から来年以降も総選挙はずっとやるつもりだったと思いますよ。

 あんな経済効果抜群なお祭りを、千川ちひろが易々と手放すわけないでしょう。

 ただ、りあむちゃんが今年前例として刻まれた以上、今後の総選挙はもっと複雑化、というかゲーム性自体が少し変化するでしょうね。もしくは形式が変わるとか?

 まーこれは、来年の皆さんが体感してください。

 

 そして、りあむちゃんがこうした功績を残したことによって、Aさん達が外側からどうにかして総選挙を荒らすのはかなり難しくなったはずですよ。これはまあうん、Aさん側の心理なので説明は省きますけど。

 

 簡素で不十分ですが、記事の補足はこれくらいに止めさせてください。

 

 

 【僕の始末と最後の手紙】

 

 にしても結果はどうなってんですかね。

 

 りあむちゃんは最終結果、3位か4位ですかね。まあ3位ですか。雪美ちゃん辺りが捲ったら熱いですが。

 藍子ちゃんは、藍子ちゃんって感じの順位でしょうね。

 

 といった、僕だけにしか意味のない予想はさておいて。りあむちゃんは入賞コメントをしてくれると思うんですよね。順位的に確定だと思います。

 

 そのコメントなんかで、また彼女のアイドル性に変化が加わるはずです。多分運営もそこは燃やせないので、ある程度慎重に準備してるでしょうね。

 シャニの冬優子みたいなパターンもあるなと思い至りましたが、どうでしょう?

 

 いずれにせよ総選挙の終了を持って、彼女の「炎上」はひとつの終わりを告げます。これは僕がこの記事を書こうと書くまいと、確約事項ですね。

 

 

 で、正直。

 総選挙期間中は、こうして全部が片付いたら、こういった「種明かし」を行って、僕も通常営業に戻ることを考えてました。そもそも『超許せる記事』でハッピーにシメるつもりだったので、割と帰るつもりは満々だったんです。

 「あ〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッッッッッッッシャバの空気はうめえな〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」とか呟いて。

 

 でも誤算というか、今回のムーブで、僕は結構な人数から許せない存在となってしまったらしいんですよね。

 いや、そこまではいいんですよ。犯行動機編で書いたように、僕個人が嫌われるのは、最初からそのつもりで動いていたので構わないんですけど。なんでしょう、どうやらぺったりと粘着されてしまったようで。

 そういう方にどこかで不要な火種を増やされてしまいかねない状態が続く、ってなるとちょっと困ります。

 

 なので、僕の数年単位のデレマスオタク生活は、文字通りの炎上に巻き込まれる、という形で終わらせることにしました。

 まあ、これも想定内ではありましたよ。『倒します』を投下した辺りで覚悟はしてました。

 

 なーに、とても簡単なお話ですよ。オタクが一人消えるだけです。

 界隈内の仲間。思い出。色々な創作物。しょーもないツイート。

 しみったれたオタクが、ず〜っと一人のアイドルを担当してきた証拠。

 そんなのが、凍結したみたいに消えちゃうだけですね。

 ましてこいつは今や界隈の厄介者ですし、ノーリスクもいいとこです。むしろ益なのでは?

 

 また今回は事情が事情なので、転生とかじゃなくて、完全に居なくなる必要がある訳ですね。こうなると最早創作物とかは出せないでしょうし。

 

 ここでちょっとだけ、「いや〜藍子もりあむもデレマスも好きじゃなくなったのでちょうどよかったですw」とか最後に言うことで、さらなるリスクヘッジを行うか悩んだんですけど、多分普通にバレるのでやめておきました。

 

 まあ、あれです。

 僕は徹頭徹尾、変なやつでしたが。

 それくらいの覚悟とか、気持ちは乗せてましたよ、ってのは喋っても許されるんですかね?

 

 

 んじゃ最後に。

 

 界隈各位。これ以上悲しい喧嘩しないでね。

 ってことを僕のこれまでのプロデュースと、選挙期間中の精神磨耗を犠牲に、主張しておきますね。

 これがほんとに最後の、皆さんへのお願いですね。

 僕が言いたいのはホントそれだけでしたよ、きっと最初から。

 よろしくお願いします。

 

 

 という訳で、そういうことを喋るべく。

 りあむちゃん宛にも、最後の手紙でも出しておきます。

 

 ……はぁい? なんです?

 最後にそれかって?

 僕はこの気持ち悪い伝え方が、一番やりやすいんですよ。ポエマーにはポエマーの気持ちの伝え方があるんです。

 

 

/

 

 

 りあむちゃんへ。

 ここからは『倒します』で言えなかったぶんです。

 

 とりあえず、総選挙お疲れさまでした。

 

 今頃、君は称賛と罵倒、期待と不安、その両方を与えられる立場にあると思います。

 

 そんな具合で、僕は君の二面性があるとも言えるアイドル像に最後まで悩まされていました。

 今勝ちたいか勝ちたくないか。クズなのかクズじゃないのか。自分が好きか嫌いか。燃えたいのか燃えたくないのか。あるいは結果が出てから変わるきっかけを得たか。はたまた、未だそのジレンマに悩まされ続けているか。

 

 まあ、そんなのは当たり前です。答えがはっきりしてないんですから。

 総選挙中も君の公式展開は見ていましたが、予想通りと言いますか、核心となる描写はされませんでしたね。その答えが明らかになる前に界隈を後にすることになってしまったのは、正直寂しいです。

 

 今回の総選挙は、とにかく君の火の始末で手一杯でしたよ。

 多分、本当~にタチの悪い火種は潰しておいたはずです。残りはいちゃもんくらいです。やれるだけのことはやりました。 今頃僕以外の要素で界隈が燃えているようだったら、僕にはどうしようもなかったです。諦めてください。

 

 とはいえ君は今回、炎上にはほぼ成功してしまいました。

 ここからは君が、皆さんと頑張ってください。 

 「炎上で終わる」アイドルじゃなくて、「炎上から始まる」アイドルって訳でしょう? 君らしいじゃないですか。

 

 いきなりの高順位、そこから来るプレッシャー。

 そして君自身の方向性に関して。

 君がどんな人物であろうと、戸惑うこと、悩むことも沢山でしょうね。本当にザコメンタルなら潰れちまうでしょう。

 

 そんな君に、一つ老害からの私見を添えておきます。

 

 君が誰かの為の『夢見りあむ』を背負って、一人で潰れる必要はないです。

 

 そんなのは、僕には「許せない」です。そんなのは楽しくないでしょう?

 君は「お仕着せの幻想捨てて」、「守るべきは過去じゃない」なんて言葉と一緒にやってきた、デレマスの新しいアイドルです。

 

 僕は君の未来の沢山の選択肢に、お仕着せではなく、何を選んでもいい、って言ってあげられるプロデューサーでありたかったですね。例え君の専業プロデューサーでなかろうともね。そういう意味で、君に「炎上してもいいよ」って言えるようになりたかったです。

 アイドルの在り方なんて、プロデューサーが独断で決めていいもんじゃありませんから。

 

 何してもいいと思いますよ。どんなアイドルになってもいいと思います。

 負けようが、勝とうが、嫌われようが、愛されようが、努力しようが、サボろうが、病もうが、病んだフリしようが、炎上しようがね。

 勿論、これまでの『夢見りあむ』をやめちゃってもいいです。

 

 そういうのを「許せない」なんて言っている人は、無視しちゃいましょう。

 君はここが始まりのアイドルです。そんな君の邪魔するのは、元々一人のアイドルをずっと応援していたプロデューサーとしては、ありえなかったですね。

 

 まあ。これは今回限りですから。僕は君が、実に大嫌いなので。

 でも、ちょっとの間でしたけど。とても楽しいプロデュースでしたよ。

 多分僕は、今回の総選挙のことをずっと忘れないと思います。 

 

 「この炎上そのもの」が、僕が君に贈る、最初で最後のプロデュースです。

 炎をよく燃やすには、酸素が必要でしょう。

 

 もし君が今後ガチ病みして、潰れてしまいそうだったら。君の最初の炎上に、こんな形でアプローチをしていたプロデューサーがひとり居たってことを、どこかで思い出してくれると嬉しいです。 

 

 

 

 さよなら。いってらっしゃい。 

 二人によろしくお願いします。

 

 

 

 

 

 

 【まとめ】

 

 はい。てことで。切り替えていきますよ。

 簡単にまとめると、こんなんです。

 

 懸念対象・

 ①界隈の炎上がヤバいですね

 ②りあむちゃんが嫌われ者扱いだけで終わりそうですね

 ③りあむちゃん以外の一部アイドルも悲しみを背負って終わりそうですね

 

 動機・炎上自体は止められないけど、せめて全員の傷が浅く済んだらいいな〜

 方法・炎上そのものに手を加えましょう

 

 『許せない』・着火してくれたのでそこに乗っかります、でもそれ不要な怪我人出してるから後でめっちゃ責めます

 『倒します(旧・許される)』・先にこう燃えちゃえば余計な悪者どこにも作れませんねバリア

 『正体(旧・超許せる)』・先にこう燃えちゃえばYさんたちこれ以上余計なこと言えませんねバリア

 

 僕の爆死・最後の悪者を燃やしましょう

 細かい立ち回り・悪いお友達が沢山集まっているっぽいので、その辺居なくなるまで元気よく踊りましょう

 

 メリット・炎上がある程度落ち着いて、総選挙終わってるといいね

 デメリット・どうでもいいオタクが一人死ぬ。実質ノーリスク!

 

 ですね。合理的でしょ。

 

 

  【謝罪】

 

 以上が、僕が今回の総選挙中に行ってきたことです。

 改めて言うと、『正体』の記事投下でほぼ目的自体は達成していたんですね。

 

 以下、各方面に謝罪を。

 僕は綺麗にまとまった文章なんかは書けませんし、推敲の時間は取れずじまいでしたので、ここまでと同じ文体で続けさせていただきます。

 

 改めて、界隈内に不要な争い、心配の種を作ってしまっていたことを、お詫び申し上げます。

 僕の記事投下、もとい弁明は以上となりますが、「そんな意図があったにしろ、俺はお前が許せない」という方が数多くいらっしゃるのも事実です。

 以上のような不手際・不備の責任を取るべく、僕は界隈から身を引くことを選びました。

 

 最初に書いた通り、このお話はおおっぴらになる理由はそこまでないと考えていたのですが、一定量の説明責任を果たすと同時に、このお話である程度溜飲を下げてくれる方もいるのだろうかと考え、筆を執らせていただきました。

 各位、大変申し訳ございませんでした。

 

 

 【反省会】

 

 だらっと書いておきます。  

 

 総選挙に限らず、人気投票系のものは外野から台無しにすることを楽しむ、Aさんみたいな層が居るんですよね。昔の僕のことですが。

 この流れは絶対そういう遊びをしたい人たちを呼び込み始めるよな、って予感はありました。そういう人たちに未央か加蓮をターゲットにされてたら終わってましたね。

 Aさんらの登場まで含めて『夢見りあむ』と捉えたり、もしくはりあむPの趣味なんだったら、まー仕方ないかも知れないですけど。そういう人に抗っているオタクを見るのもまた一興、と思ってくだされば幸いです。

 

 何回も言いますけど、僕は僕としてしか記事を書いていないですし、誰と口裏を合わせても居ない、ぼっちのオタクです。全部予想して行動してただけですし、このブログの記事とツイートが、僕が投下した全ての情報です。

 

 ああ、そうだ。Twitterの旧ID(@Aiko_is_sanso)はどこかの誰かに乗っ取られてしまったらしく、もう僕のものではございません。悪しからず。試しにID空けてみたらすぐ埋まってました。割と犯人の見当はついていますし、外側からでも簡単な推理したらバレちゃうんですけど、いいんでしょうか。火種を増やすつもりはないので糾弾はしませんけど。

 僕だってまさかね、デレマス総選挙でこんな炎上コントロールをすることになるとは思いませんでしたよ。

 だから全部を捨てて行動しました。界隈内で騒ぎたかなかったんですが、内側からだとこういう防御手段しかねえし。こうして炎上を制御する奴の登場すらも、最初から運営の想定内というか、正直不要な努力なんでしょうけどね。

 そういうのは今年だけなんだろうと思うと、ある意味凄く貴重な時間を過ごした、とは言えなくはないですが。こんな風に頭を使うのはもう沢山です。僕はだいぶくたびれました。

 残りは未来のデレマスP達にお任せします。

 正直なんでこんなことしてんだって百億回考えたし何一つ報われない未来しかなくて心も体もグシャグシャになるしで荒らし側に寝返るとかガチの闇落ちもしかけましたけど、藍子ちゃんとデレマスのこと考えてどうにか完走しました。僕のことはどうでもいいんで、マジでデレマスのことはお任せしましたよ。よろしくお願いしますね。

 ■

 

 

 さて、このお話には無数の解釈があります。

 

 今回の総選挙の流れを把握して、それがどう転んでもいいようにあれこれ手を打ち続けていた。そう主張したい奴の自分語りと捉えるか。

 そういった不安も全て考えすぎであり、最後まで炎上に振り回された奴の滑稽な末路と捉えるか。

 なんだかよく分からないことを初めからぴーぴー喚いていた奴の、最後の退場芸と捉えるか。

 全ての結果が出揃った後に、これだけ話の辻褄を合わせようとしに来た奴の与太話と捉えるか。

 

 それは、こんな長文に最後まで目を通してくれた、皆さんのご想像にお任せします。

 ですが、結末も予定していた通りです。

 

  やはり最終的には僕が笑われ役となり、炎上に巻き込まれ、消えるところまで。

 一応は筋書き通りだった。そんなお話でした。

 

 

 では。

 ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました。

 

 

 

 

『夢見りあむ』が許せない(3/4)【中間発表と最後の火の始末の話】

 

aiko-is-sanso.hatenadiary.com

 

 【中間発表の話】

 

 時は流れて、中間発表の日。  

 ここの順位が全てでしたね。未来の分岐点です。

 

 りあむちゃんと藍子ちゃんがそれぞれどの順位に居るかで、その後どう動くかも決めないといけませんでした。勿論時間をかけて、何通りかある全順位パターンの動きを想定と準備はしていましたよ。

 何個か例でも示しておきますね。読まなくても大丈夫です。

 

 ・りあむ属性1位。

 どうしようもないでしょ(笑)。……と見せかけて、未央加蓮との三つ巴がりあむちゃん有利で継続しているって図、って言えるんですよね。なのでやっぱ、完全に台無しにはなってないんですよね。まあでもりあむちゃんの名誉のために、その役割は暴露するのも考えていたかも知れません。「もしかして彼女は球磨川禊なのではァ!?」みたいなことくらいは言わないとですね。

 

 ・りあむ藍子で属性2位3位。

 前後はそんな関係ないですかね。可能性は低いと思ってて、これだと最後まで藍子ちゃんの後押しをお願いする予定でした。要は普通に総選挙やってました。『倒します』が額面通り捉えられた戦うルートで、ナタヴァリサも交えた混戦状態になってたんですかね。藍子P視点、この展開が発生する前に『倒します』がないと、三方位からの攻撃対象になりうるので、総選挙ガチるなら書いとかないとダメでしたね。

 ・りあむ藍子共に属性4位以下。

 これはまあ。なんですかね。「オイオイこの展開一番ぼくが恥ずかしいパターンじゃねえか!!!!!」みたいなネタツイでもしましょうかね。

 まあ裏を返すと、これはありえねーなって思ったから、今回のムーブをしたんですけどね。アハハ。つくづく担当贔屓ですね。

 

 

 こんな風に、色々用意していました。属性6位までの全順位ぶんね。

 

 上位で戦わせていただいているアイドルのP(しかも今回は二人)としては、当然なのかも知れませんね。ちなみにやってる人はもっとありえねー勢いでやってんですよね(暴露)。途中二人ともまとめて潰されそうで、僕はとっても怖かったです。どうしてどのアイドルにもLみてーな頭脳派ついてんでしょうか? アイドルコンテンツとは?

 

 未央ちゃん全体1位、属性1位。

 りあむちゃん全体3位、属性2位。藍子ちゃん属性4位。

 

 この結果により、結末はほぼ確定しました。

 総選挙は無事に終わります。

 なので結果発表を見る必要はなくなりましたね。

 

 安心はしましたよ。最も僕自身が楽なパターンでしたから。

 後は最後の火を消して終わりです。

  「中間発表では得票数が表示されない」ってのは、そりゃそうですけど、実に良くできたシステムですね。うんうん。

 

 藍子ちゃんの結果はシンプルに、僕だけが笑い者にされておしまいですし。完全に上位を諦めるべき状況、とも言いきれませんからね。引き続き頑張って欲しいですね。多分ヴァリサと属性4位5位の争いをせざるを得ないんですが。

 りあむちゃんが重要でしたね。

 あの結果によって、界隈の彼女に対する意識は、「総選挙破壊いけるでおい!!」「もしかして本当にシンデレラガールあるんじゃないか?」「あいつがプレッシャーに潰される様が見れるぞ!!」って感じの物にシフト・継続します。そういうイラストとか沢山見たし。

 

 あらゆる種類での期待が集まりますし、色んな人が各々の「夢見りあむ」に夢を見られる状態になります。Aさんも最後まで、りあむちゃんに注目しているでしょうね。

 

 ってことで、彼女の「炎上」そのものは成功した訳ですね。

 その後も、投票のペースはほとんど落ちないままでした。この子の素晴らしいところの一つは、後半戦も投票の手が緩まる理由がなかったところでしょう。そういうアイドル性は、普通に立派な強みです。

 

 犯行動機編とか『倒します』で書いたように、彼女には明白な功績や個性、Aさんとは別の、彼女特有の支持層が居ますし。ハナから何も気にするこたーねえ訳ですが。

 後は本人の気持ち次第ってことですね。

 

 あの結果は、どの陣営も戦える状態でしたからね。

 以下、Pa上位レース参加者に絞って、簡単にまとめておきます。

 興味のある方だけ、目通してください。加蓮の話もちょっとだけ。

 

 

 本田未央北条加蓮

 昨年からCG争いをすると予想されていた二人ですね。

 彼女たちは、夢見りあむという新星との勝負を受けて立つ必要がありました。予想外もいいところです。

 最早彼女たちの戦いは出来レースだった、なんて呼べないでしょうね。発生しうる面白半分な投票なんかは、ほとんどりあむちゃんが請け負ってくれましたし。もし彼女らのどちらかがCGを獲得した場合、それは名誉ある称号となる訳ですよね。本当に今年しかあり得ない、素晴らしい三つ巴です。

 皆さんも、最後まで結果発表、完全には分からなかったでしょ? 正直、端から見る分にはかなり面白かったと思いますよ。

 

 ただまあ、この流れで割を食うのは加蓮なんですよね。Yさんの行動とかで不利材料作られてるし、りあむ未央の構図が出来る以上彼女は話題性も……とか思ってたら、ガシャが来てグシャグシャになりました。僕自身はPaで手一杯だったので完全に忘れてました。恐ろしいことしますねマジで。運営、本当どこまで考えてるんですかね……?

 

 

 高森藍子城ヶ崎美嘉佐藤心

 CVありアイドル、って奴ですね。これまでCV未実装アイドルが、超えるべき壁だった子達です。りあむちゃんも居ることで尚上位枠の争いが激化し、邪魔者扱いされる可能性も高くなりそうでした。ですが紛れもない総選挙の参加者です。そこから一枚抜き出てくれたのが、今回は藍子ちゃんでしたね。

 仮に彼女たちがりあむちゃんより上位にランクインしていた場合も、『倒します』が一定の支持を集めた以上、それを一概に「つまらない」とは言えませんよね。

 

 

 ・ナターリア、的場梨沙

 彼女たちには「CV獲得」という、元から勝ちに行く圧倒的な理由があるので割愛しますね。

 ただ今回、この陣営は確実に割を食う結果になるんですよね。りあむちゃんが上位に食い込んだ場合、どちらかは落ちてしまいますから。犯行動機の話の時に書いたような内容なんかで、ある程度りあむちゃんに対して留飲を下げてくれると嬉しいんですけど、難しいでしょうかね。

 

 ・夢見りあむ

 この子は最初から、総選挙を引っ掻き回す役割を背負っていました。総選挙否定派とか愉快犯の投票を背負う役割、新興勢力みたいなもんですか。

 全力で炎上そのものはした上で、デレマスのアイドルとして受けて立った上で。上位だろうとそうでなかろうと構わないような理由を、中間発表前にお話してあげる必要がありました。

 許せないとかではなく。きっと最初から、彼女自身に罪はないと思いますよ。

 

 

 かなり雑ですが。

 こんな感じに、全ての陣営が自然に戦える理由はありましたし、どっかでボヤが出たときに主張する準備は済んでいました。

 そういう風にバリア張っとかないと、りあむちゃんとかAさんたちがどっかで余計な火花散らした時に鎮火できませんからね。

 

 実に気持ち悪くも僕は、「全アイドル、全総選挙参加者が悪者扱いされたり、Aさんたちに攻撃されないようにお話をすること」を視野に入れて、界隈の炎上の様子をず~っと見守ってたわけです。

 もー本当に全視点から考えてたんですよ?

 りあむP的な炎上制御と火消し準備、藍子P的な擁護準備って感じですか。色~んなSNS監視してましたよ。滅茶苦茶疲れました。

 

 りあむちゃんを入れて、「誰もがシンデレラ」。そして「守るべきは過去じゃない」状態。「やさしい世界」「皆が幸せになる方法」とでも呼びましょうか。はいまたポエりましたね。

 

 最後くらい自己主張しますけどね。僕、この二人以外でもどっかでよくないボヤ出る度に鎮火とかしてたんですよ? 僕個人が煽られたり、ぶん殴られるとかも含めて。代わりに『倒します』で、りあむちゃんに前向きな火をくべた訳です。

 ね。そーして僕のアカウントだけ叩いてれば、余計な喧嘩起きないじゃないですか。そーいう対策をしてたんですって。マジで。

 

 なんにせよ、平和な形に収まりそうで、僕は安心していた訳です。

 

 

 

 【最後の火の始末の話】

 

 

 無理やり美談に収めたようですけど、そうじゃないですね。

 まだ火は残ってますね。Yさんです。

 

 Yさん、投票期間終了直後に記事に追記しやがったんですよね。

 釣りの種明かしは、このタイミングでされたんです。

 

 僕がそそくさと「夢見りあむが超めっちゃハイパー凄くとてつもなくスーパー許せる記事」っていう、最後の彼女の擁護記事を書いている最中の出来事でしたねえ。マジで書いてましたよ。

 なんで僕の書こうとした記事は、絶対にタイトルから変わっちゃうんでしょうか?

 

 この記事はめっちゃコミカル寄りに書いてたんです。

 本当はこの記事で「りあむちゃんが総選挙を守ってくれた説あるで」っていうお話と「Yさん悪人じゃない説もあるで」ってお話をすげー明るくするつもりでした。総選挙終了直後ですし、抑圧からの解放論で話題性はあるだろうなと思ってました。

 

 んでこれを爆速拡散して貰って、Yさんたち夢見りあむ文学の投下者全員まとめて擁護、半強制的に陳腐化させて収束。Aさんもこれ以上は燃えませんねって判断で居なくなる。

 これが僕が最初に考えていた、割とハッピーなノリの火消しの方法でした。

 

 だからここがちょびっと誤算というか、Yさんの再臨が思ったより早かったんです。

 やるなら結果発表の直後だと思ってました。

 

 まあ、そうですね。

 こんなしょうもないことを何度も解説するのもアレなんですけど。とりあえず釣り系のものに対して種明かしをするのなら、色々パターンがあるんです。

 一部の人が指摘していた通り、あれが計画的犯行なら、伏線みたいなのを仕込んでないので、あの形の種明かしはしないほうがよかったはずですね。これはりあむちゃんにとってもそうですよ。

 

 で、今回は、


「総選挙お疲れ様でした。(中略)

 自分はアケマスからの古参Pでも、ブスで貧乏なメンヘラでも、加蓮Pでも、はたまた夢見りあむPでもなんでもないです。コメント等ありがとうございました。皆さんは夢見りあむが許せましたか?」 

 

 って書き加えたんでしたね。ほぼリアタイで見てました。

 投票期間終了日の朝方だったはずです。

 

 まんまと先手を打たれた訳ですよね。

 こういう追記をされると、日本語の読み方次第とか、他記事の内容と照らし合わせると、未央P説残るじゃないですか。プラスで被害に遭っていた一部担当Pはただの被害者で確定じゃないですか。

 この話、どうして全然信じてもらえないんでしょうか。貴方がた普通にTwitterで話題にしてたでしょ。

 

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 一回目の追記→この記事→二回目の追記 って順番ですね。

 時系列把握されてない方の為の補足です。

 

 なので、超急いでこう改造しました。

 記事のテイストはそこらへんのアフィリエイトです。こういうタイトルならある程度燃えて、Yさんに届いた風になるでしょ。

 『倒します』が『許される』から派生したのと一緒で、割と『超許せる記事』の名残残ってると思うんですよね。大半りあむちゃんの話だし。

 

 内容は、「Yさんをきっかけに、りあむちゃんが注目を集めたことで総選挙は成立しました。Yさんはきっと、そんなりあむちゃんの役割に気づいていた人に違いない。つまりYさんは未央Pだな!?」って感じです。

 

 これマジのガチで、速効で仕上げた記事なんですからね。人が仕事溜まってるってのに。不十分とか未完成って散々言ってんのに。だーれも聞いてくれないんですもの。人狼でノイズ扱いされてる村人の気分です。

 

 はいはい。これで最後に未央Pに責任を擦り付けようとしたのは、僕ってお話になるんでしょうね。もう、マジで最悪ですよ。

 

 あのですねえ、冷静に考えてくださいよ。あんな質問して未央Pになんて思われるかくらい、僕が一番分かってますよ。藍子Pですよ? 周りにどんだけ未央Pいると思ってるんですか?

 仮に正解だったとしても、未央Pが「そうでした…すいませんでした…」っつって、降りてくる訳ねえでしょ。

 

 これも『倒します』みてーに、質問することそのもの、質問したのが知れ渡ることがメインだったんです。口酸っぱく言いますけど、探偵ごっこしたい訳じゃないので。「外すこと」が目的だったんですって。「取り急ぎこう尋ねます」って書いたじゃないですか。僕だってこんな主張何回もしたくねーんです。

 まあ、ゲロっちゃった場合のフォローも考えてましたけどね。これも当たってても外れててもOKな記事です。

 

 で、記事読んだか読まないかは知らねーですけど。

 この後Yさんがさらに「違います」って旨の追記をしました。

 はい、回答ありがとうございました。

 

 ということで僕は、推理外したマンとして皆の笑いものとなりました。

 一足先に、グッバイ界隈。病んだ風なツイート残しておさらばです。

 あのままアカウント残してても、逐一質問されていたでしょうからね。

 

 これで、おしまいです。

 

 ここまでで予定通りでした。最後ちょっとグダりましたが。

 本当はさっきの『超許せる記事』を書いて退場する予定だったのが、ちょっと早まっただけですね。

 

 僕にとって最後の懸念材料は、YさんとAさんの火の始末でしたからね。

 あのまま放置していると、さらに余分な火を撒き散らす可能性がありましたから。それは命に代えても阻止したかったので、総選挙開始して間もない頃から、どうにかして刺し違えるつもりでした。

 

 じゃあいくつか、Yさんに残されていた悪い火種の例でも示しておきますからね?

 普通に全部ありえますよ?

 

 

 ・「っていう釣りをしていた××Pでした」と本当のことを言う

 こんなんされたら絶対そのアイドルにヘイト行きます。誰にでも刺さりますが、特に藍子とか加蓮Pには超有効ですね。

 

・『「っていう釣りをしていた××Pでした」とか言えばさらに燃えるから言おう。実は俺は愉快犯だけど』と、諸々把握した上でのウソをつく

 これが一番厄介ですし、危惧していた可能性ですね。これやられたら一生恨んでしまう可能性があったので確殺しないといけませんよね。いやぁ、そうならなくて本当によかったです。ウフフ。

 

・『「っていう釣りをしていた××Pでした」とか言えば××が燃えるから言おう。実は俺は△△Pだけど』と、諸々把握した上で自担へのヘイトを逸らすウソをつく

 これもタチ悪いですね。不要な火を残します。でもこのウソが看破されて自担へのヘイトが向くリスクも残る以上、あんまり可能性は高くないと思いますけど。ああいうことやる人ならやりそうですかね。

 

・「っていう釣りをしていた者ですが、不要な火を残さないよう、種明かしをします。私は誰の担当でもないです」と本当のことを言う

・『「っていう釣りをしていた者ですが、不要な火を残さないよう、種明かしをします。私は誰の担当でもないです」というのはウソで、実は私は××Pです』と不満の行き先を××ではなく、自分個人に向けるようウソをつく

 

 今回は追記によって、概ねこの二択にブレました。ヘイトをYさん個人が引き受けようとしてくれたかも知れない行動なので、変な話ですがありがたくはありますよ。

 ただその目論見には失敗していて、Yさん××P説みたいなのは既にTwitterで話題になっちゃってました。

 

 じゃあ逆に言うと(八億回目)。

 誰かが代表して質問して、そいつ戦犯にしとけば話は早いですね? そんなロジックで、『正体』の記事が爆誕しました。

 

 

 『正体』もとい『超許せる記事』を書いていた意図はざっくりこんな感じで、

 

 ①Yさんの始末(追記の無力化。こいつらなにしてんだ、って空気になることによる炎上の陳腐化)

 ②それに伴う夢見りあむ文学の陳腐化(Aさんの撤退)

 ③りあむちゃんの擁護

 

 

 ①が最優先です。要は火消しですね、火消し。記事投下時のツイートにそう書いたはずです。

 

 別に僕がどう思われようと、笑われようと。確定でYさん仕留められればよかった訳ですね。その後不要な火が発生しても、そこ論理的に詰めてくれれば、僕かYさん、Aさんしか憎むべき相手居なくなるし。

 

 でもああして二回目の追記を行ってしまうと、そういう余計な行動は最早出来なくなったでしょうからね。何言っても滑稽ですし、今更信じては貰えません。

 Yさんと僕が消えました。それに伴いAさんも消えます。放火犯はもうどこにも居ません。後は僕も消えればまるっと解決。めでたしめでたしです。

 

 ちなみに、Yさん=りあむちゃん説みたいなのは、あれが投下された直後からあったみたいですね。「正体」の内容と照らし合わせても、その説には辿り着きます。

 けど僕が「貴方は夢見りあむちゃんですかァ!?!?」なんて尋ねても、いや都市伝説記事としちゃ面白いんでしょうけど、「火消し」が不可能ですからね。記事を書く意味がないです。

 

 『倒します』も『正体』も、僕の書いた記事は全部、「これ先に言っちゃえば、これ以上は燃やせませんよね」って理屈で書かれた、僕特有の炎上制御です。

 

 だから『正体』も、ある程度拡散して貰う必要がありました。幸いYさんは記事本文と一度目の追記から「自分の記事の反応を見ていた」ことが確定しているので、少なからず「SNS上で自分の記事の反応を眺め、何かしらのアクションをする理由があった人」になります。

 だから再追記でよくわからないボロ出されたり、追加の燃料投下されて話がゴチャゴチャする前にケアしました。

 

 

 これで主な理由喋りましたかね?

 本当はもっと丁寧に解説したいんですけど、これくらいで。

 釣り行為とそれに釣られた奴の話なんて、あまり長々とするものではないですね。

 ぶっちゃけデレPの誰かしらのやらかしだと思ってるので、貴方がどんな人間だろうとその尻拭いする為に泥被ったんだから感謝してくださいねってことです。

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『夢見りあむ』が許せない(2/4)【夢見りあむ文学の話】

 

 

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 【夢見りあむ文学の話】

 

 

 ここからは具体的な選挙活動の記録です。

 

 あんま選挙戦そのものに興味のない方には、退屈な内容かも知れませんね。

 僕の作戦擬きに興味がある方は、こっちがメインになんですかね。

 

 自白すると、総選挙期間中はボロが出ないようにかなりエゴサを行っていたんですけど、僕がりあむPでもあるのでは、みたいなお話はほとんど見かけなかったですね。 そこは安心しました。

 まあでも、これは今回限り。僕の最初で最後の、りあむちゃんのプロデュースです。

 

 僕がやりたかったのは、「りあむちゃんの炎上を制御すること」、「誰が勝っても負けてもいい流れを作ること」。簡単に言やー、これに尽きます。

 もうこれだけで、僕の今日までの行動全部を知ってる人は、僕がやりたかったことに辿り着いてそうですけどね。

 

 とかご高説垂れましたが、やったことは全然大したことなくて。記事ふたつ書いて、りあむちゃんの炎上見守って、笑いものにされていただけですね。

 

 「壊してしまいましょう」なんて言いましたけど、結局りあむちゃんには炎上自体はしてもらう訳ですね。

 要はアレです。火の番です、火の番。

 

 そーそー、「安全かつ確実に」ね(笑)。

 炎上制御するっつっても、てきとーな悪口ぽいぽい放り込んで、これぞ炎上パワーだ行けー! ってやるだけじゃダメな訳です。つーかそれはやりすぎると効果が薄いどころか、むしろ逆効果です。

 不要な火種を放り込みはせず、炎上の様子を見守りながら。最小限の記事投下でコントロールを行うつもりでした。

 

 炎上商法には四つの段階があって、

 

 ・炎上する

 ・目的を達成する(勝つ)

 ・火消しをする(道中含め)

 ・火に寄ってくる悪い虫を成敗する

 

  これらを全部、淀みなく済ませる必要があります。

 

 厄介なのは最後の理由ですね。これがなければ話は早かったんですよ。

 

 まー分かりきってると思うんですけど、りあむちゃんは界隈外からも沢山のお友達を集めていました。ひっくるめて荒らしさん達ですね。全員まとめてAさんという仮称で続けます。

 ああ勿論、りあむP=Aさんって言いたい訳じゃなくて。ほんとのほんとに外野ですね。拗らせた結果Aさんになっちゃった元プロデューサーとかも含めますけど。

 

 炎上にはいくつか制御の方法があるんですけど、Aさんに満足して貰う為には、こーして僕みたいに界隈で偉そうな顔してる奴が滅茶苦茶釣られてたり、実際燃え尽きてる様を見せるのが手っ取り早かったりするんです。

 

 ところがどっこい。

 結果発表の頃には顔を見せてる人も居る気がするんですが、Aさんの中には僕よりもずっと頭の出来がよろしい方や、おタチのお悪い方が混ざってるっぽいんですよね。

 具体的に言うと、ボヤレベルのなんちゃって炎上じゃ満足しなそーで。りあむちゃんを含めて、ガチで人の心を潰しに来てらっしゃる憎しみ溢れる方々も。

 

 んでもって、AさんはAさんです。

 Aさんらの目的は、AさんがAさんであることです(哲学)。

 

 要は、荒れてればいいんですよ。

 りあむちゃんだろーとそうじゃなかろーと、僕らプロデューサーがグシャグシャになっていれば楽しいわけですね。

 

 Aさんにも色んなタイプが居ます。賢いAさんから脳筋Aさん、文字が読めるAさんから読めないAさん、元プロデューサーのAさんから完全外野のAさん、りあむちゃんに触れてくれるAさんからそうじゃないAさん、沢山です。

 そーいう人らに予想外の暴れ方をされるとりあむちゃんに限らず他のアイドルに攻撃が始まったりだの、総選挙そのものが面倒くせーことになりかねません。だから適度に面倒を見る必要があります。

 そんな何人居るかも分からない相手にビクビクしながら、僕は総選挙をやる必要がありました。

 

 りあむちゃんの炎上を眺めつつ、その中でさらに悪い火が起きる前に潰さなきゃ、って気持ちでいたんですね。

 

 まず「りあむP」の定義をします。

 この記事ではりあむPを「りあむちゃんを今回の総選挙で上位入賞させたかった人」としています。一部のAさんもここに含みますね。

 

 りあむPには二種類います。前の記事で示した通りですね。

 「彼女は今勝ちたい子だと思うぜ」派。

 「彼女は今勝ちたくない子だと思うけど、諸々の気持ちを込めて今勝たせるぜ」派ですね。僕を分類するなら後者ですかね。

 

 例えば面白半分な投票でも、「荒らしてくれるの面白いし票入れるかワハハ」派と、「あ〜本当は勝ちたくないんだろうな〜でもこいつが苦しむ様が見たいんだ〜イヒヒ」派で分割可。

 

 純粋に応援している人でも、「頑張ってね。君は今勝ってもいいんだよ」派と、「今じゃないと勝てないと思っちゃうんだよね。苦しいけどわかりみが深いよ」派で分割可。

 

 あるいは総選挙の破壊みたいなのを目論む派でも、「今こいつ勝たせれば荒れて総選挙とデレマス荒れて台無しだぜ〜Fo~」派と、「まあそう簡単にはいかへんやろけど、そんな悪役を演じさせてあげることはきっと彼女の為なんやね」派で分割可ですね。

 

 って感じで、絶対どちらかに分類できますね。

 皆さんの解釈はどっちでした? あ、よく分からないぜ派は浮動票枠で。

 

 なんにせよどんな派閥も、内野にとっても外野にとっても、彼女は「今炎上すること、勝つことに意味がある」と思われている訳です。炎上ってそういうものですし。

 本当に「今しかない」アイドル性。そういうのが今年、誰よりも彼女が勢いづいていた理由に違いないですね。

 

 で、総選挙開始のタイミングで大きめの炎が登場しました。

 けれどこれがなかなか粗雑な火種だったので、その対処を視野に入れつつ、そこを起点に行動することに決めました。

 

 2019年4月某日。

 匿名ブログに「夢見りあむが許せない」って記事が投下されました。

 これが始まりです。

 

anond.hatelabo.jp

 

 最大手サークル様(笑)。

 こちら、内容を一言で言うなら、りあむちゃんへの恨みつらみが書かれたテキスト長文です。もう修正されまくりなんですけどね。準備してないからそうなるんですよ(特大ブーメラン)。

 

 僕の記事タイトルとも被ってしまうので、以降はこの記事を投下した人物のことは「Yさん」で行きますね。

 あ、YさんがAさんの一人である可能性も勿論ありますよ。ややこしいですか。

 

 もうこれね、口酸っぱく言いますけれど。

 Yさん、Aさんと僕は全く面識のない別人なんですって。誰かしらとグルとかでもないんですって。単独犯なんですって。

 こーいう記事用意してるんだから、絶対誤解されんでしょ?

 

 いや僕ね? このYさん相手に滅茶苦茶ラブコールしてたんですよ。ただの愉快犯かもしれない相手に。わざわざ頭おかしいブログ記事書いて、連絡先まで晒して。

 おかげで僕は、あちこちから完全に狂った奴認定ですよ?

 あのですね、全部別人アピの為です。別・人・ア・ピ。あんだけやって「同一人物でしたー」な訳ないでしょ。

 

 ハァ。まぁいいです。匿名性SNS許すまじ。

 んで後から分かるんですが、これは釣り記事。どっかの誰かさんの創作だった訳ですね。

 

 種明かしの頃には、りあむちゃんへの浮動票が沢山。一部アイドルはヘイトを流されてとばっちり。特に被害のなかった層なんかは絶賛すると。そんなノリを辿ります。

 

 で、これ一見りあむちゃん的にはブースト要素しかないので、なんも都合悪くなく見えますけど、問題ありますからね。

 一番の問題は、この書き方で被害にあった人間、一部のアイドル担当なんかにとっちゃ、ただのブチ切れ案件なことです。

 

 炎上ってよっぽど上手くやらない限り、こうして誰かしらが傷つきますし。かといって誰かが被害に遭わないようなヌルい炎上だと刺激が足りないってなる層もいる訳で。取り扱いが難しいものですね。

 

 僕だってこれを「釣りなのかな」とは考えてたんですよ?

 これが巻き起こした炎は、「綺麗すぎた」気がしたんです。

 総選挙開始とほぼ同時に記事投下。ヘイトの行き先が自然過ぎ。読みやすい文章量。夢見りあむをタイトルに組み込むことによるサジェスト汚染。

 タイミング、話題性、質と量。非の打ちどころゼロ。ぜ~んぶ完璧だったんですもん。 

 

 まあ考えすぎだったのかも知れませんが。

 どちらにせよ、ここには保険打つことにしました。

 

 要はこれが、釣りだろうとそうじゃなかろうと、どんな意図があろうとなかろうと。ある程度、平和に収まる準備を進めていました。

 Yさん、Aさんたちが楽しく遊んでいるのを眺めつつ。その後のお掃除の準備を、僕はせっせかせっせか進めていた訳です。

 これが後に『「夢見りあむが許せない」の正体』って記事を書く理由に繋がります。

  

 なんにせよ、このYさんをきっかけに、匿名ブログやTwitterではあらゆる理由で彼女をダシにしたヘイトスピーチ擬きが大量発生し、りあむちゃんへの投票も伸び始めました。

 夢見りあむ文学、なんて呼ばれる一種のコンテンツも出来ました。今はお気持ち表明って言い方のほうがメジャーですか? あれまだ続いてるか怪しいですけど。

 

 実際、これらの記事がどれほど投票への影響を与えていたのかは、不明なんですよね。ただAさんたちがここにあーだこーだ書いてくれる分には、その後の展開を考える上では都合がよかったです。

 

 悲しい哉、夢見りあむ文学みたいなものは必要でしたね。

 もしこんな露骨な叩きがなければ、彼女の印象は段々と「愛され炎上芸アイドル」に変化。そういうヌルさから、炎上性、話題性、YさんやAさんの注意が消滅し、結果的に票をがくっと落としちゃいます。

 だから皆の為、そして彼女自身の為にも、彼女はガチで燃えてたり、怒られてないとダメなんですよね。本当頑張ってくれてたんですよ?

 

 こんな流れを望んで、一部のりあむPや、りあむちゃんに目をつけているAさんが匿名で沢山の記事を自演的に書いていた可能性は、普通にありました。この流れのどっからどこまでが、彼らの見えざる犯行なのかは、読者側の僕たちには永遠の謎ですね。

 

 

 ■

 

 

 ※ 閑話として書いていた部分を丸ごと省略しました。ここでは本来、僕が総選挙開始時に投下した動画に隠して、Pa総選挙上位レース参加者の順位予想をしていたよー、それがぴったし当たってたよー、それを元に展開を考えていたよー、ってお話をしていました。記事内容にあまり関係がないことなので、興味のある方のみTwitter辿ってください。

 

 夢見りあむ文学の成立を観測しつつ、僕は『夢見りあむは許される』って記事を書いていました。

 

 夢見りあむ文学が燃えてくれる分には一向に構いません。

 ただあの流れを続けていると、いずれ他のアイドルにも飛び火しかねませんし、りあむちゃんの擁護の為にも、どこかで炎上性に変化を加える必要がありました。

 

 てことで、この『許される』で「りあむちゃんの炎上に反発し過ぎず、その炎上を個性と認め、皆正々堂々戦おう!」みたいなお話をするつもりでした。

 

 でもこれだと不十分だよなーって早めに判断して、記事内容を変更しました。

 期待というか、不安というか、そういうのを込めて、とある対立煽りの記事を書き始めました。

 

 この記事はどういう気持ちで書いたんだろう、ってすげー多くの人に言われたんですけど。

 まあ、心底複雑な気持ちでしたよ。唸りながら書いてましたね。これ書いた日熱出しました。ウフフ。

 

 

 

 ■

 

 

 2019年4月22日。

 

 藍子ちゃんのガシャが来ました。ガシャブ発生ですね。

 

 この日の夜ですね。

 『夢見りあむは許される』の改造記事、

 『夢見りあむは高森藍子が倒します』を投下しました。

 

 滅茶苦茶長いので、読んでいない方は読まなくても大丈夫ですよ。

 

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 もう分かると思うんですけど、これは二人の為の記事です。

 

 一言で言うと、りあむちゃんも藍子ちゃんもアイドルとして面白い。

 どっちも尊重して正々堂々勝負しよう。みたいな記事です。あ、そういうこと言ってるつもりでした。10000文字あるんですけど、ホント中身それだけです。

 これをある程度話題にして頂きました。自賛ではなく、かなりうるさく拡散希望しましたからね。一部の人には「燃やせ」とまで言いました。

 

 実はこれも、内容そのものはそんな関係ねーんです。

 

 ……嗚呼。

 僕は今から、「この記事を書いた真の目的はァ~…」のような。

 そんなサムい解説をする訳ですか。いやここまで全部そうですが。

 一から話すと言った以上、もう徹底的にやるんですけどね。

 

 

 『倒します』の、内容外の意図を簡単にまとめると、こんな感じでした。

 

 ①藍子ちゃんに票が入ること

 ②りあむちゃんに票が入ること

 ③中間発表の順位が藍子ちゃん>りあむちゃんでもいい理由が支持を集めること

 ④③の逆

 ⑤夢見りあむ文学の継続。それに伴うYさん、Aさんの注意逸らし・火種の固定化

 ⑥賑やかし、サンドバッグ。不満の行き先の固定化

 

 これらを「誰よりも早く」「中間発表前に」話すことですね。

 とにかくこの記事は、話題になるだけでよかったんです。

 

 これがシンプルな対立構造として機能して、二人のどちらかに投票がぶれてくれるのが、分かりやすい①②の狙い。

 

 ③④が主な理由で、こうして二人の争いを「デレマスの土俵」「アイドル性の勝負」に持ち込んで、正当な流れの一つとして界隈が認識してくれれば、りあむちゃんか藍子ちゃん、もとい彼女が倒してしまうアイドル達、そのどちらかをただの悪者扱いすることってほぼ不可能になります。

 

 仮にこの記事が滅茶苦茶賛成派ばかりで、超綺麗な高森藍子ブーストとしてキマっていた場合も、それはそれで新手の選挙活動、って言い方が通ります。この流れを作るくらいしかりあむちゃんに勝つ方法はないと思ってましたしね。

 逆に反対派ばかりとなると、その場合「りあむちゃんが勝つべきアイドルだと支持されたから」って話を残せますね。

 

 一番楽なのが賛否両論でした。「どちらも支持されてます!」って言えますからね。

 賛成されても反対されてもOK。読んでも読まなくてもOK。

 記事へのリアクションそのものに意味がありました。りあむちゃんの炎上とかと同じで、反応を示した時点で即効果のあるような代物だった訳です。

 

 恐れていた可能性の一つは、「こういう話を先にどこかで煽る感じで話されて、不要な争いが生まれること」ですね。匿名でやられるとダルかったです。そこを防止する意図もありました。

 こういう記事が先に話題になっちゃえば、もうここから先、不快なだけの対立煽りは出来なくなりますからね。その可能性は即潰しました。少なくともこの二人をぶつける構図はどこにも作れないですね。って具合にむしろ最優先で藍子ちゃん保護してるんですけど伝わらないもんですね。それならそれで僕が戦犯扱いされるだけなのでいいんですが。

 で、この二人を守れれば、他のアイドルも擁護できますね。

 例えば美嘉姉やしゅがはがりあむちゃんに勝っていた場合でも、その時はこの記事を盾にして、そのまま両者を擁護しに向かう予定でした。どんなパターンでも機能する柔軟な盾です。

 

 この記事は匿名じゃダメでしたね。

 「頭がおかしくて自分に影響力のあると思い込んでいる、熱心だけど盲目的な高森藍子P」が言ってないといけませんからね。はい、僕でしょ?

 

 P各位も「こんな記事があったせいで藍子に不利材料が出来た」「最終的に煽ったお前が悪い」「藍子ちゃんかわいそう…」「大物を気取って偉そうなことを言っているだけ」「あの藍子P悔しがってるかな〜」「つまらない」。

 な〜んて、界隈各位が負けた理由だとか、不満をぶつけられる手ごろなサンドバッグ性もついております!

 これで個人でりあむちゃん相手に余計な喧嘩ふっかけるような輩も居なくなりますね。ちなみに上のは全部言われました。アハハ。

 

 内容、自分で見直していて笑いました。

 藍子ちゃんには、「今勝ってください」。

 りあむちゃんには、「対立します。それが僕の最初のプロデュースです」ですか。気持ち悪いですね。

 でも言うこと言っててよかったです。

 

 まあ、こう言うと自分の思い通りに話が進んだぜ、って言ってるようですけど。

 あれが活きたのは、賛否問わず、SNS上の皆さんが反応してくれたからですね。だから「全プロデューサー」に発信したんです。

 

 本当にありがとうございました。

 皮肉でもなんでもない、心からのお礼です。

 

 SNSの投稿には、投稿者本人より第三者がそれを話題にしている投稿のほうが、拡散性が高いという特徴があるんですよね。幸いだったのは、この記事がそういった形で拡散して貰えたことです。丁度いい火加減でした。 

 

 『倒します』がある程度拡散・閲覧されたことを把握した辺りで、僕が最もやるべき事は終わりました。総選挙活動のまとめと言いながら、表向きの行動としてはりあむちゃんの炎をドキドキしながら眺めて、一記事の投下で終わっちゃいましたね。

 場合によっては僕も匿名記事を書かないといけなかったので、そうならなくてよかったです。

 

(場所を悩んだんですけど、私信出しときますね。

 僕のこれまでの記事と行動、めっちゃ分析する人が分析してんですよね。ここにも来てるんですかね。本当何してんですかね貴方。ほとんど当たってて怖いです。人がポエムや奇行に隠した裏の意図まで読まないでください。そういう人が居るから油断できねーんですマジで。よく両方の担当でもない貴方が気づきますよね。

 そうですよ、正解です。このタイミング、この二人じゃないとダメでした。悲しい作戦でしょ。まあそれ話してお互いに得るものはないのもわかりますよね。貴方が話のわかる人で嬉しいです(懐柔)。貴方みたいな人がAさん側に沢山居たら終わってましたね。

 来年以降の総選挙ムーブとして考えるのはいいんですけど、僕の記事は炎上の制御が目的なものなので、強い票誘導力とかは持たないはずですよ)

 

 

 ■

 

 尚、この直後に「ナターリアスネーク」が発生します。

 これは僕もその全てを知っているわけではないので、多分検索とかしてまとめ記事を見てもらった方が早いですね。

 簡単に言うと、海外の著名人達がナターリアへ投票する流れを生み出し、実際に票が伸びた現象、ですね。

 

 これでほぼ、Pa総選挙の中間順位の予想は済みました。

 ヴァリサと藍子ちゃんは上位に入れないんだろうな、って正直見限っちゃいましたね。アハハ。

 後は中間発表を待つのみでしたね。

 

 

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『夢見りあむ』が許せない(1/4)【犯行動機の話】

 

 

 

 

 こんばんは。お久しぶりです。

 

 

 これが最後のお話ですね。 

 そろそろ時間切れだと思うので、投下してもらっちゃいます。

 

 

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 【はじめに】

 

 この文章は2019年5月某日午前2時。

 総選挙終了とほぼ同時に調整を終え、以降内容をいじっていないものです。

 

 知人に僕の所有する全SNSのアカウントの管理権限を譲渡(ほぼ押し付け)し、日付と方法を相談・指定しながら、記事の公開と、Twitter上における一部ツイートを除いた全ツイートの削除を、その方主導で行ってもらっています。

  ブログ内に貼り付けていたメールアドレス含め、あらゆる連絡には対応できません。ご容赦ください。

  この記事を含めた当ブログ内記事も、投下から一定期間が経過した後全て削除する予定ですが、この辺りはまだ検討中です。

 

 要はこれが投下されている頃には、僕は界隈を出ていますし、エゴサーチとかはやらないつもりなので、何を言っても届きません、ってことです。

 

 加えて、最後僕はTwitterで病みツイートを投下。ブログで大暴れして退場! って感じなんですけど。そこまで含めてほぼ予定通りなんです。

 だから僕がやべー状態だと思わせてしまった方に、その辺はまず、すいませんでした。

 

 今日までのことは全部、元から決めていたことですし、予想していたことですよ。

 

 そーですそーです。最初から。

 何もかも予想通りだったんです。ウソじゃないですよ?

 ここから先は、僕が最初から今回の総選挙の結末を全て予想していた、それ前提でお話進めますからね。

 

 

 この総選挙期間中ね。僕は実に色んなことを言われましたよ?

 

 

 「「「「「気持ち悪い(圧倒的多数)」」」」」。

 

 

 「天才」「バカ」「異世界転生小説の主人公(ぜってー貶してるだろと思ったけど誉め言葉でした)」「妄想が激しい」「格好いい」「ダサい」「現実的な分析」「非現実的」「ありがとう(複数回)」「死ね(複数回)」「総選挙の守護者」「総選挙を台無しにした」「ヒーロー」「迷惑行為」「藍子Pの恥さらし」「立派な藍子P」「新手のりあむアンチ」「巧妙なりあむP」「自意識過剰」「無神経」「深読みしすぎ」「浅い考察」「優しい人」「極悪人」『球磨川禊(正直爆笑しました)』「メフィストフェレス(どちら様でしょう)」「Pとして理想のロールプレイ」「RPGのやりすぎ」「冷静な見解」「糖質」「わかりやすい」「何言ってるかわからん」「面白い」「草」「つまらない」「主張が長い」「薄っぺらな主張」「文がうまい」「文才が壊滅的」。

 

 これ全部言われましたからね。ウフフ。どれを信じましょうか。

 ところで賛成派も否定派も、なんで端から端まで「気持ち悪い」っつってんですか? 僕は悲しいです。

 

 まあでも、そうですねー。

 これは実に気持ち悪いお話ですよ。

 正直、投下するのもそうですけど。どんなテイストでお話するかも悩みました。

 

  最初はこのお話は、そこまでおおっぴらになる必要はないと思ってたんですよ。僕の目的自体は果たしていた訳ですからね。

 けど、悩んだ末に決めました。あらゆる視点から考えたら、やっぱこのお話自体は残しとくべきですね。

 

 ただ残念ながら、僕には要点をまとめた分かりやすい解説とかは無理です。

 気持ち悪いオタク話しかできないですし、内容が内容なので長話になります。最後くらい好きにやることにしました。

 

 このお話の処遇は、界隈内に残る皆さんにお任せするとします。話題にするもスルーするも、褒めるも貶すも、ご自由にしていただければと。

 

 内容は一言で言えば、総選挙期間中の僕の行動のまとめなんですけどね。

 

 

 

 ■

 

 

 

 僕の目的に必要だったのは、この三つの記事です。

 

 ・「夢見りあむが許せない」(筆者は僕じゃないです)

 ・「夢見りあむは高森藍子が倒します」

 ・「夢見りあむが許せない」の正体

 

 加えて、以下の条件。

 

 (中間発表終了時点)

 

 ・夢見りあむがCG争いに参加している

 ・高森藍子が属性4位にランクインしている

 ・僕の想像した「総選挙が終わらざるを得ない状況」が発生していない(可能性はほぼ皆無でしたが)

 

 (投票期間終了後)

 

 ◎『正体』の記事を投下した後に、「許せない」の筆者が「再追記を行った(内容はあんま関係ないです)」

 ◎僕が界隈を出た(今日に至るまでの記事修正はノーカンでお願いします)

 

 これらですね。全部必要でした。

 まあ、ぜーんぜん意味わかんねーかも知れないので。順番に補足します。

 

 前置き長いですよね。すいません。もうこれは癖です。

 いい加減本題行きますね。

 

 

 では。

 

  「僕視点」の『夢見りあむ』が許せない。そんなお話です。

 

 

 ■

 

 

 ひとまずは、総選挙お疲れ様でした(笑)。

 アホほど今更なんでしょうね。

 

 まー、何を話すにも。夢見りあむ大先生からですよ。

 

 とりあえず皆さん、勿論総選挙結果見ましたよね?

 僕は見ないままでしたし、見ないと決めたまま知人にこれを託すので、本当に分からないんですけど。

 りあむちゃん何位でした? 1位? 2位? 3位のままゴール? あるいは誰かにまくられました?

 

 界隈にも、「もしかしてあの子負けたがってたんじゃねえかな」みたいな説は広まりました? 

 

 あー。この説が広まってなかったり、間違っているとされるようだったら、この記事の意味そのものが消滅してるかも知れないです。どうぞどうぞ、戻るボタン押して笑ってください。

 

 

 

 【犯行動機の話】

 

 

 遡りますは、本日よりちょうど半年前。

 2018年12月2日。

 

 

 

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 デレマス6thLIVEの終了と同時に、新アイドル7人の登場が発表されましたね。

 まーもう、話はこっからなんです。

 

 新アイドル登場。そんなん約束された炎上案件ですね。楽しみな人がどんだけ居ようと関係ないです。100パー荒れます。

 

 でも必要経費といいますか、新アイドルが話題性を持たないことはありえませんし、あっちゃだめですからね。この7人は強力な個性によって、話題をかっ攫う訳ですよ。

 そんな待遇差とも言える状態を、気に入らないと感じるプロデューサーもそりゃ沢山です。案の定というか、この時点では7人が平等に燃えてました。

 

 僕も期待と不安、両方で見てましたね。

 逆に言えば、そんな炎上さえ全て乗り越えてしまえば。デレマスは安泰というか、今後の展開は約束されるわけですからね。喉元過ぎれば熱さを忘れるって奴です。

 

 そーそー、喉元過ぎれば。

 一回通り過ぎたことを再燃させるのって、ほぼ無理ですからね。だから今話せるわけですよ。今頃は何を話蒸し返してんだこいつ、って思われてんですかね。

 そうあることを祈りますよ、本当。

 

 

 ■

 

 

 全部と言ったとはいえ、なるべくは端折りますね。

 2019年2月まで飛びます。

 

 

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 モバマスにりあむちゃんが登場しました。

 

 いやー、スゲーことしますよね。

 デレマスが炎上するのなら、そんな炎上系アイドルを実装しちゃえばいいと。

 

 彼女はだからこそ人気なわけですが、だからこそ界隈の外から遊びたい人たちも集めちゃうわけです。

 ああ、僕が最後までヘンテコなムーブをしていたのは、ほとんどそういう人達のせいですよ。

 

 彼女がクズなのも、ナメた言動なのも、学校辞めたいなのも、深夜の意味深ポエマーなのも、ザコメンタルなのも、何より新アイドルなのも。

 どれをとっても、炎上性はばっちりってワケですね。

 

 とりあえず、彼女の登場による運営的なメリットをつらつらと。沢山ありますよね。

 

 まず、りあむちゃんを受け入れられないユーザーは撤退します。コンテンツの長寿化に必要不可欠な、ユーザー層の入れ替えです。

 炎上をネタにしてSNS上でやりたい放題やらせることで、マンネリ化に対するガス抜きも出来ます。

 

  一番大事なのは、彼女が話題のうちにデレマスが炎上したとしても、「もうここまで来ると狙ってやってますよね(笑)」的なノリが作れることですかね。 

 炎上が発生しても相対的に話題になるのはりあむちゃん。「見てるか夢見? これが真の炎上だぞ」みたいなアレです。

 

 新アイドル発表からこの時点まで。彼女は本当にやべー炎上のときに、ある程度の緩衝材として機能し続けていたわけです。

 

 後はですね、これ僕らみたいなおっさんには分かんない感覚だと思うんですけど、今の若者にはクズキャラだけじゃなくて、炎上そのものが属性? コンテンツ? として流行してるらしいんですよね。流行ってるVTuberとかラノベとか見てると、割と頷ける部分はありますが。

 

 そもそも炎上という現象自体が、一定量の支持を得ているんですって。

 シンプルに流行りものを取り入れた結果になるので、ティーン的には刺さってるのかも知れないです。その辺はティーンに解説してもらってください。

 

 他にもまだまだありますけどね。でもこういうのは、プラス面を強調しまくっただけです。

 デメリットは、どんな表現をしても炎上は炎上ですから。彼女は火に油を注ぎまくっていた訳ですし、「そのもの炎上によるSNS上の荒れ模様」は避けられません。

 

 そうして沸々と湧いたデレマス内のフラストレーションは、ついに総選挙にまで辿り着きましたと。

 当然、総選挙を炎上させる為にりあむちゃんを勝たせよう、みたいな流れもできます。

 

 ここまでは大丈夫ですよね?

 なんかこう、納得できねーなーってなったら引き返してくださいね。理解してもらってる前提で話進めるので。

 

 

 ■

 

 

 

 そーそー、ここまで。

 ここまでは共通認識ですよね。

 で、こっからはそんな情報から導き出される、ひとつの可能性のお話ですね。まー都市伝説でも聞く気持ちで聞いてください。

 

 最初に僕は結末を全部予想してた、って言いましたけど、総選挙始まるちょい前に気づきましたね。

 運営の意図っぽいものとか、今後待ち受ける展開とか。 

 

 Pa総選挙は詰みゲーだった、ってお話です。

 

 ……あー、絶対誤解されてそうですけど、りあむちゃんに荒らされるから〜、ってことじゃないんですよ?

 「りあむちゃん自身」も含めて、詰んでたんです。

 

 とりあえず、なんでPaなのかは説明しなくて大丈夫ですよね?

 全体も勿論ですけど、より強く影響が出るのはこっちですからね。CV権とか総選挙楽曲権の兼ね合いで。

 で、りあむちゃん以外のPa組の敗北も、炎上に巻き込まれた〜悲しい〜でとりあえずいいですかね。後から補完しますね。

 

 じゃーなんでりあむちゃん自身が詰んでるのかといえば、先程納得してもらった通り、彼女がそんな風に「炎上」パワーで、総選挙を駆け上がろうとしてるからです。

 ……全然伝わってないですかねこれ?

 

 まー、聞いてくださいよ。

 りあむちゃんのオタク話続けますね。彼女の境遇のお話。

 

 彼女には色々と燃えそうな要素がたっぷりでしたし、実際燃えてましたけど、明確に炎上とは無縁な設定がありましたね。

 

 彼女は「アイドルが好き」なんですよね。

 

 だとしたら、ちょっと。

 これから彼女を待ち受けるのは、余りにも悲しい未来しかないんです。

 まだCGとかになっても、調子に乗ってケラケラ笑い続けていてくれた方が、素直に怒っていられるってモンです。

 

 ならば、彼女は自分が嫌いでしょうね。

 まだ理想のアイドルになれていない、そんな自分自身は。

 

 その上で、ハナから嫌われ役を、総選挙を破壊する役を、あらゆる不満を請け負う『夢見りあむ』を演じきるつもりだった。そうあり続けるつもりだった。

 夢見りあむが許せないのは、夢見りあむ自身。ってオチですか?

 

 妄想逞しいですかね?

 まーこれは確かに、僕の解釈のお話ですよ。

 でもこの解釈が合ってようが合ってまいが関係ねーんですよね。

 

 「炎上している」かつ、「アイドルが好き」。

 この二つが本当である以上、彼女がその他の面でどんな子であろうと、この後待ち受けるのは、悲しき未来しかないです。

 いやマジでどう足掻いても絶望ですよ?

 

 僕の解釈通り、りあむちゃんが嫌われ役を演じて、総選挙で上位を取ろうものなら。

 自分が好きだったアイドルやプロデューサーたちに嫌われながら、望まない勝利を手にしてしまうことになりますし。まずここは詰み。

 

  逆に僕の解釈が外れで、彼女がシンプルに自分だけは努力せず勝っていい! って考えるタイプのクズな子で。実際そのまま上位になった場合でも。

 今後の展開がある以上、多方面から文句を言われ、法外なプレッシャーの下に晒される立場にあり続けるわけで。

 「ザコメンタル」には厳しいですし。「アイドルは尊いもの」って彼女自身が考えている以上、やっぱりどこかで変わらなきゃ、って自家撞着に苦しむことになります。これも詰み。

 

 あるいは、りあむちゃんがこれで高順位を取れなかったとしても、そんときは彼女の可能性のほうが潰れます。

 「初登場であれだけのことをやったのに上位も取れなかったのかよ」みたいな空気になりますし。彼女の一番の「炎上」が時間切れを迎えます。

 これだけの話題性を持っているのは、勝ちに行けるのは。今だけかも知れないと、本人はそんな考えに縛られているかも知れませんし、実際その自己分析は正解かも知れません。なので詰み。

 

 結果発表後も彼女を待つのは、「お望み通り総選挙台無しにできてよかったな!」などの罵倒。あるいは「おめでとう! 炎上パワー凄い!」なんて彼女からしちゃ困るような祝福。結果が実らなければ、「草」でおしまいと。

 

 後から色々気づいたオタクたちが手のひら返しするか、罵倒を続ける二択の結末。

 何一つ気づかれないままなのも、気づいてしまっても。どちらにしても、愛されたい彼女からすればとても悲しいでしょうし、かといって周囲にはどうすることもできません。

 

 そんなものが、ご用意されている状態ですと。

 だから、「りあむちゃん自身」も詰んでるんです。

 

 

 これが彼女の始まり。この炎上自体がスタート地点。

 「総選挙の炎上そのもの」を、物語の始まりとすることが運命づけられたアイドル。

 これがデレマスの新アイドル、炎上のアイドル。『夢見りあむ』。って感じですか。

 

 

 はぁ。なんでしょうかこれは。

 

 めっちゃやむのは僕のほうですよ。この確定絶望分岐。

 誰が勝っても負けてもダメなんてね。

 りあむちゃん、いや、『夢見りあむ』が人気な理由がわかります。熱心なりあむPがもう居るのもね。

 

 この子は勝っても負けてもおいしい、なんて風に言われてましたけど、僕は真逆だったと思いますよ。勝っても負けても、悲しみを背負っていたと思います。

 彼女がどんな順位であろうと、罵声をぶつける人は沢山いたはずです。あんなに炎上していたんですから。

 

 ここまで全部気づいた上で、彼女や彼女が齎す破滅、界隈各位の皮肉的な手のひら返しや、僕みてーな奴のメンタルが死んでる様が見たい人も居るんでしょうね。その全てを含めて彼女を愛するような趣深い性癖の持ち主とかも、理解は出来ますよ。

 

 極めつけは、新アイドルって事実だけに安直に反発するだけではなく、僕みてーに色々拗らせちまった古株のプロデューサーが何人か引退しようが、特に問題ございません、と。

 

 いやあ、お見事です。全ルート封鎖。感心しました。

 運営は天才ですよ皆さん。まだ展開して、まだ搾り取る気満々です。

 覚悟してください(笑)。

 

 っていう、彼女を含めた、Pa総選挙が待ち受ける未来に気づいちまったわけです。

 誰かしら確定で死ぬわけですよ。

 

 マイナス思考ですかね?

 そりゃ〜マイナスにもなりますよ。

 だって皆さん、「あの荒れ模様」ですよ?

 この半年の激しい炎。まあ当事者にしか伝わらない表現ですけど。

 

 その負債がりあむちゃん一人の双肩にかかって、総選挙が始まるんだと思うとねえ。

 

 ってことをねえ。よりによってねえ。

 これから君とPa総選挙でバトることになる藍子Pにねえ、気付かされてもねえ。

 そーいうのやめましょうよ。

 

 そうそう。この僕は何年目かの藍子Pだった訳です。

 だからりあむちゃんのことなんて何も知らないフリして、今まで通り藍子ちゃんとイチャイチャして、総選挙頑張ろう! ってしてれば、僕は幸せでしたとも。

 結果りあむちゃんや他のアイドルがどうなっても、そっぽ向いてりゃーいいんですし、結果が出てから一緒に手のひら返しすりゃーいいんです。

 

 ところがね、りあむちゃんのこういう宿命に気づいてしまった僕の視点は。割と絶望しかなかった訳ですよね。

 彼女らのどっちかが上位に行くことで、ぜってー界隈内の誰かしらブチギレる訳ですし。

 

 藍子ちゃんが勝ちゃ、ガチャブがあーだこーだ、順当でつまんねえ。りあむちゃんの可能性が潰れる。

 りあむちゃんが勝ちゃ、総選挙荒らしたったわ。藍子Pざまあ。藍子ちゃんの勝ちの目が潰れる。

 結果がどう転ぼうと、どっちかが絶対、悪者みたいに言われるワケですよ。

  

 二人だけじゃないですね。

 具体的には、りあむちゃん、藍子ちゃん、ナタ、ヴァリサ。

 この四人の中から二人は、確定で悲しみを背負う。ただの総選挙参加者としての負けじゃなくて、炎上に振り回されたとも言いかねない、誰かが何かを恨んでしまいかねない結果が残る。

 絶対に炎の爪痕が、悲しい負け方が残る。

 

 っていうのには、ちょっと。

 まあ、誰がなんて言ってもね。目を瞑れなかったですよ。

 


 「新アイドルの子が界隈内の全不満を請け負って、最終的に総選挙で戦わされる役割を背負っているっぽいんですよね。んでその結果、その子自身や君も含めた誰かが傷つくことになるんですけど、気づいてないふりしますね」

 

 

 な~んて、自分の担当アイドルに言えるわけないでしょ?

 

 アハハ。ま~、見る人からしちゃ、くだらない理由ですよね。

 でもこんな理由で、この僕は炎上に首を突っ込んじまった訳です。

 

 あっさりなようですけどね、かなり悩んで決めましたよ。

 

 

 そんな、『夢見りあむ』が許せない。

 

 

 「りあむちゃん」が、じゃないですよ。

 彼女の背負った、『夢見りあむ』のお話ですね。

 

 誰かの確定絶望ルート? クソくらえですね。

 そんなものは壊してしまいましょう。

 

 なるほど。いいこと思いつきました。

 僕も嫌われりゃ万事解決でしたね。

 気持ち悪がられるのは得意なので、丁度よかったです。

 

 

 

 そんなのが僕の犯行動機です。

 

 今回限り、藍子P兼、りあむPとしても行動していた理由です。

 ね、気持ち悪いでしょ?

 ここまで全部。運営からしちゃ手のひらの上なんでしょうけど。

 分かってても踊るしかなかったですね。誰の手のひらの上で踊っているか分かっているぶん、まだ幸せなほうなんでしょうね。

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