夢見りあむと高森藍子とシンデレラガール総選挙(結果発表後)
お久しぶりです
予想通りでしたね ごちそうさまでした
一応予言は合ってました、ってことで
お祝いムードや反省会に水をさしたくはないので、ほとぼりが完全に冷めるのを待ちました
それではひっそり、今後の総選挙に待ち受けている物語を書いておこうと思います
最初にこんなことを前置きしちゃうんですけど、
この記事の内容は、長い癖に「めっちゃつまんない」と自分で思ってます
自分でネタバレっつってますからね
だから僕自身も正直、モチベーション的な意味で筆が乗っていませんでした
これはコンテンツ分析としては多少は読める物になっている自負がありますが、エンタメとして見る分には三流以下です
前者としての内容に興味があるって人にとっては面白いものになっているのかも知れません、まーその辺は皆さんが話題にするかしないかで判断してください
ひとまず、この結果を踏まえてもらって
これまでの総選挙の内容をおさらいしましょうか
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「総選挙のルール」
まずはそもそも総選挙ってどういうイベントなのか、ってとこからすり合わせておきましょうか
とりあえず総選挙自体は「人気投票」や「戦争」じゃないです
性質としては、以下のルールが存在する特殊な投票ゲームです
第8回までの総選挙のルールは超簡単にまとめるとこの4つです
① 年一開催
② 全アイドル強制参加
③ シンデレラガールは世襲制
④ 属性上位3人の中にCVなしアイドルが居たらCVをあげる
ですね
要は、このルールをデレマスは毎年必ず守らないといけません
まずここからしっかり認識して貰いたいんですけど
このルールを守らないといけないのは消費者サイドであるプロデューサーではなく、デレマス運営の方です このルールが守れてるから運営様がイベントとして開催してくれている訳ですね
どんだけ不満が出ようが、総選挙を繰り返しさえすれば、①~③のルールに基づいてシンデレラガール自体は誕生し続けます
この状態が「結局CGは上位アイドルによる順番待ちになってますよね」っていうのが総選挙自体に異を唱える派閥から最も噴出しがちな意見な訳ですね
なので、いっそルールに加えちゃいましょう
⑤ シンデレラガールは順番待ち
これを踏まえて、総選挙っていうゲームを見て行きます
で、裏を返せば
この5つのルールが守れないと総選挙自体が決行出来ない訳ですね
だから第9回総選挙ではルールが変わったんです
ひとまず、この5つのルールを守って第8回までの総選挙が繰り返されました
すると問題が発生しました パッションの得票率が壊滅的になっちゃったことです
第6回、第7回、第8回、そして何より今回の第9回総選挙の結果も見て貰えれば分かるんですけど、直近の総選挙のPaアイドルたちの順位・得票率っていうのは他の二属性との差が非常に大きくて、上位レースに入れてたのは未央ちゃんだけだったんです
「Paの一弱」 これが総選挙が抱えていたゲーム的欠陥ですね
そういった状況からPaっていう属性は、「ボイスなしアイドルが最もボイス獲得を狙いやすい属性」とも形容されていました
まーその言いぶんは分かりますし、複数のアイドルにチャンスがあること自体は素敵なことだと思います 実際僕個人も総選挙でPaのCV獲得組だと柚とか日菜子とか好きなんですけど
ただPa「だけ」が他の二属性を差し置いて爆速でCVを獲得し続ける、なーんて状態をデレマス運営がいつまでも見過ごしていい訳がありません
この状態に運営様はメスを仕込みました
これが1年半前の「7人の新アイドル」と、第8回総選挙の内情 そして第9回の新ルールで総選挙が行われていた理由です
パッションに投票を確保できるアイドルが居ない なら話は簡単ですよね そういうアイドルを追加すればいいんです
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「7人の新アイドル」について
2018年12月2日、7thライブの千秋楽
デレマス運営様は目玉の業務連絡として「7人の新アイドル」を発表しました
このことは当然、プロデューサーたちの間でめっちゃ話題になりました
で、誰でも考えるはずです
「これ以上アイドルを追加する必要はあったのか」って
実際、アイドル追加って運営側が大変じゃないですか?
今のデレマス内に新アイドルを追加するっつーことは、設定を新たに考えて、既存のアイドルたちと違和感なく絡ませて……っていう設定付与をイチからやるしかない訳です それも7人ぶん
なのでこの「7人の新アイドル」には間違いなく、そういったリスクを考慮した上で決行せざるを得なかった経済的理由・運営的都合が付随しています
で、こっから先は、
「なんで新アイドルは追加されたのか」と「なんで7人だったのか」のお話ですね
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新アイドルが最初に話題になったときに
「元々、デレマスのアイドルは定期的に追加されていた。それが復活しただけのことだし、今までのアイドルと同様に平等に扱ってくれるだろうから心配しなくていい」って意見がちらほらあった気がします
とりあえず、これは間違いですね
新アイドルを追加した時点で「話題にしない」ってのはありえません
言葉を選ばず言ってしまうと、既存183人のアイドルたちと比較した上で、人気上位に入ってもらう必要がありました
そうじゃないと、そもそも追加する意味がないからですね
っつーと既存アイドルを見捨てたように見えるんですけど、んなこともないんですよね
既存アイドルが新アイドルに負けないくらいの人気を確保してくれてもいいからです
「新アイドルに対して不満があるのなら、結果で示せばいい」っていう理屈ですね
この理屈が、デレマス界隈内で「プロデュース」って呼ばれる概念の定義として落ち着くところのひとつです
「プロデュース」の定義は人によって違いますが、あくまで「担当アイドルを総選挙上位に入れる為の運動」とするのであれば、消費者であるプロデューサー側のアクションとして確かに存在します
イラストなんかの創作物を作る、課金票ブッ込む、SNS上で話題にする、おもしろプロデューサーとして話題になるとかね
なんでもいいんですよ? それが票結果として繋がれば、運営様はそれを基にボイスや楽曲っていうご褒美を与えてくれますから
新アイドルが人気になればなるほど、既存アイドルはそれに負けないように課金や二次創作を加熱させるしかありません
そうやって票数インフレを起こすのが彼女たち7人の役割ですね
デレマスに限らず、全てのコンテンツが長寿化するにあたってどうしても避けられないことがひとつあります
「新参と古参の知識量・経験量の差」です 温度差ってやつですね
僕だって藍子ちゃんのことをデビュー当時から全て知っている訳ではありませんし、本当の本当に初期から藍子ちゃんのことを知ってるオタクはもう極々少数だろうなーとも思っています
高森藍子に限らず、今現在のデレマスのこの状態で既存アイドルのファンが増えるには、数年単位でたっぷりと蓄積された物語を咀嚼するべく、今からモバマスとデレステをインストールして、知識集めて……みたいな非常に高カロリーな流れを辿らないといけません
古株の既存アイドルを今から担当し始める、っていうことはそういうルートを辿る必要がある訳です
膨大なカードをイチから集め直すしかねーですし、仮にそうしてくれたとしても、アイドルの経歴を全部理解するのは絶対に無理です 大量にお金ぶち込んで全カードやグッズ収集したとしても、そのアイドルの当時、「思い出」って奴は買えないからですね
そうなるので、新規コンテンツユーザーの為の新アイドルってのは出来ればデレマスにとっては欲しいところでした
「デレマスはずっと好きだったけれど、今までは担当アイドルのことをゼロから知っている人間にはなれなかった。でも今回、初めて最初からプロデュースできるアイドルができた! 嬉しい!」
そういう意味で最初から歓迎しているプロデューサーも多数居ましたし、新アイドルに対して一番ピュアなリアクションはこれになると思います
ま、とはいえ
こんな記事を読んでいるのは大半が昔からのプロデューサーなんだろうなー、っていう確信がありますし、もうちっと新アイドルが与えた影響を分かりやすく書いちゃいます
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「7人の新アイドル」を総選挙上の構図で分けるとこんな感じです
あかりちゃん→りあむちゃんより「目立たない」こと
あきらちゃん→同上
りあむちゃん→炎上して総選挙に参加すること(詳しくは後述)
ちとちよ、はーなー→「デレステからの物語」をスタートすること
で、この7人は等しく
「モバマス」じゃなくて「デレステ」を盛り上げる為に追加されてるアイドルです
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まずあかりちゃんとあきらちゃんなんですけど
この二人は、感覚的な表現しますけど「大人しかった」じゃないですか?
モバにぴょこっと追加されて、テキストだけの簡単な経歴と物語を付与された
そのものモバマスで新エリアとともに追加されていた新アイドルとあんまり変わらない待遇を受けていました
なんでかってーと、CuとCoは粒が揃ってるんですよね
なので2人は別に炎上させてまで総選挙上位にぶち込む必要はないんです
んで、次に本命のりあむちゃんを投下
問題発言連発、公式でもめっちゃ弄る、炎上ファイアーボルケーノと、一躍話題になりました こうやって炎上して、後の総選挙に参加することが彼女の役割です
ユニ募(あかあきりあむ)の3人は、完全な横並びではありません
少なからず、明らかにりあむちゃんだけは違う役割が与えられています
あかりちゃんとあきらちゃんがセットで見られるのは分かりますよ?
でもその隣にりあむちゃんが居るのは少し違和感があります
というか「もっと馴染む形があった」と思っています
例えば、もしこの3人を最初からセットで売りに出し、新アニメとか、新アプリとか、何よりユニ募としての活動とか、まーなんでもいいんですけど、彼女ら3人を新世代の主人公として扱ってあげるのであれば、少なくとも「年齢」だけは揃えてあげるべきです
夢見りあむだけがこの3人の中からコンテンツとして独立可能だった
「目立っていた」んですよね
それはPa総選挙をピンポで炎上させる必要があったからですね
CuCoみたいな人気アイドルがいっぱいいる総選挙と比べて、Paだけはお話が違います りあむちゃんに関して言えば、総選挙自体をまるごと炎上させてでも、絶対に話題になって貰わないと困ります
で、実際りあむちゃんひとり話題になってくれれば問題なかったんですよね
今年のボイス総選挙であかりちゃんとあきらちゃんがダブル入賞してて、これに関してもたべるんごブーストとか、りあむPの後押しとか、色んな憶測が飛び交ってますけど こんな風にこの一年で実際に2人が人気になってくれれば、ユニ募ごと推していけるのでよし
りあむちゃんだけしか人気アイドルになれなかった世界線でも、そんときはそんときでユニ募の3人ごとではなく「りあむちゃん個人」を推していく展開も作れるので
どちらにせよ、主目的の「Paの人気アイドル」を一人ドローは出来ている訳ですね
で、そんなこんなで話題になったりあむちゃんがどっちで盛り上がってるかっつーと、モバマスじゃなくてデレステなんですよね
件の[救われたい]もデレステSSRでしたし、OTAHENアンセムのコミュの即時実装、どちらもデレステ側の盛り上がりです
古株のモバPさんなんかが、あかあきりあむの3人は最初「モバマスを盛り上げ直す為の追加アイドル」って仰ってて、僕への指摘・批判もお届けしてくれたんですけど、絶対間違ってるだろって思ってました ごめんなさい
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3人についてはこんな感じです
んで次 予定通りにりあむちゃんが絶賛炎上中のこのタイミングでちとちよを投下
いきなりボイスと楽曲つきってことで、こちらも大層話題になりました
ちとちよ、はーなーの役割は
「二人組であること」と「デレステからの物語のスタート」ですね
もうちょい言うと、「総選挙に参加しないこと」でもあります
ちとちよ、はーなーはいきなり曲つきだ! 運営許せねぇ…!
だからりあむちゃんを炎上させて運営を困らせよう!
っていう流れってあったじゃないですか? これ冷静に考えるとおかしいですからね
組織的投票で運営様がもっと困る択なんていくらでもあるんですよ
で、その中の一例がちとちよかはーなーの4人、この中の「誰かひとり」への一斉投票ですね
そんな二人組のどちらか一方を無理やり上位に捻じ込む、っていう形のほうが絶対に困ってたに決まってますよね ペアで見られているはずの二人が実装直後に票数クソ開いている、っていう状態なので、今後の展開がガタガタになります
新アイドル自体に反発する層が居るのは分かりますし、
ちとちよ、はーなーを嫌いになっちゃう人がいるのも分かります
でもこの「二人」と「二人」は「好かれる」としたら二人同時ではないこともありえる訳ですが、「嫌われる」場合、二人まとめて嫌いって思考に帰結するんです
ちとせちゃんはちよちゃんを虐めるからきらい なーちゃんははーちゃんを振り回すからきらい
みたいな性癖は存在しますけど、それは既に片方を好きになっている人のただの趣味嗜好ですからね そもそもこの二人と二人はお互いがお互いを好きなので、仮にコンビの片方を超嫌いなプロデューサーが居たとしても、強く反発はできねーです
って感じで、
「二人組」という状態が「シンデレラガール総選挙」への事実上の不参加宣言をしているようなもんだからですね
いや、そりゃそうじゃないですか?
だって投票できるのは、シンデレラガールになれるのは、どっちか一人なんですし
彼女らをアイドルとして応援していても、票を分散して与えるしかないんですよ 開票したときにふたりの間に票差が開き過ぎているのもそれはそれで問題にもなりますし
なので彼女たちには、人気とか好感度とかそういう話じゃなくて、総選挙上位に入ること自体が元から考えられていないんです
二人組なところ、ボイスと曲があるところ、デレステ発なところ、どれをとってもモバマス側の文化である「シンデレラガール総選挙」への参加アイドルとしてデザインされてないよなって思ってます
ちとちよ、はーなーの役割は、
TRUE COLORSに付随する、「デレステからの物語のスタート」ですかね
デレステ側の客層、デレステをメインとするユーザーが最初から物語を知っているアイドルってのは欲しいところです
だからこの4人は物語そのものがデレステスタートなんでしょうね
っていう感じで、この子たちは「7人」だったってことですね
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新アイドルについては、ざっくりこんな感じです
総選挙に話を戻しますね
さて、そんなこんなで新アイドル7名を交えての第8回総選挙が決行され、
そして今年の第9回総選挙終了、本日に至るまでの展開を繰り広げました
僕は僕の好きなアイドルたちは
それぞれこんな感じの展開を辿ることになるんだろうなー、と思っていました
本当にぴったり予想通りでしたよ?
第8回総選挙の順位が高い順に語っていきますね
未央ちゃん、加蓮、りあむちゃん、藍子ちゃんの順番です
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「本田未央の物語」
彼女の物語は「第8回総選挙でCGになる」ですね 超シンプルです
未央ちゃんの一強状態ってのはこれまでの総選挙でずっと続いていて、彼女が居てくれるから総選挙を存続できていたようなもんなんですよね
でもそんな未央ちゃんによる制御にも当然限界があって、総選挙を何回もやってるだけで、5ルールに基づいて、彼女がCGになっちゃうときはやってきます
票数的な話もしておくと、第7回総選挙の票数を見に行ってもらえると分かるんですけど、未央ちゃんと対抗1位候補の加蓮って既に倍近く票差が出てたんですよね 加蓮目線はただでさえ超厳しい戦いだった訳です
まあでも、ここで議論したいのはそういう戦力差、実現可能性の話じゃなくて
彼女が「本田未央」なところです
ニュージェネの一角を担う彼女は「主人公」です
卯月ちゃん、凛ちゃんがCGになった状況で彼女だけが成れない、という形で総選挙を終了出来る訳がありません
彼女はそんな十字架を、宿命を、何年も背負い続けていました
彼女は彼女自身が望もうと望むまいと、このコンテンツが総選挙を続行可能なうちにCGになって貰わないといけない存在であり、そしていつかは絶対にCGになってしまう存在でした
上の方で色々予想してた、とか言ってたじゃないですか?
僕の「予想」、そして「予想外だったが、結果的に僕の予言を補強する内容だったもの」ってのはどれもこれも、「未央1位、加蓮2位、りあむPa2位、藍子上位圏外」っていう前提がないと成立しないものなんです この1年間の展開のほとんどがそうです
仮にモバマスを終わらせるつもりだったんだとしたら、
未央ちゃんがCGになってないままでサ縮アナウンスなんて出せない訳です
りあむちゃんに[夢見りあむは救われたい]みたいに、夢見りあむ文学が話題になっているのが下地にありそうかつ、「総選挙上位に入っている」のが前提なコミュもあげられないです
総選挙直後にフェス限加蓮出したり、「これからシンデレラガールを目指すような物語」なんて書けないですし、
ワンチャン上位もあった藍子ちゃんと美嘉姉(特に藍子ちゃん)、そして新アイドル4人にTRUE COLORSで出番を与え、まして「新たな世界の扉を開こう」なんて言わせられませんよね
差し当たり、未央ちゃんの物語はこんな感じですね
「モバマスの利益状況と、彼女を『1位にせず、総選挙内に留まってもらう』状態の双方に限界が来た。第8回総選挙は、絶対に彼女をCGにせざるを得ないタイミングだった。
そこで彼女がCGになってしまった場合の後継、もしくは第8回総選挙の結末を確定させる材料、今後のコンテンツのバランスなどを考慮し、『Paの人気アイドル』として、夢見りあむを用意する必要があった。
りあむの炎上により、プロデューサー間で『りあむだけはCGにしてはいけない』という意識が働き、彼女は応援される理由がひとつ増える。
同時に、こちらも発生してはいけない『未央ちゃんに勝てるとしたら加蓮だけだから加蓮を応援しよう』、『未央ちゃんと加蓮の双方を傷つける為に加蓮を玩具にし、加蓮を無理やり勝たせてしまおう』という意識が発生せず、彼女の勝利は盤石なものとなった。
そして、彼女は第8回シンデレラガールの栄光を掴む。
彼女のCGとともに、長年彼女が単独で支えていた『パッション』にリソース限界が来る。終焉の鐘は鳴る。モバマスはサ縮宣言を出せる」
これが「本田未央の物語」ですね
本当にシンプルなので手短に
ちなみに僕がPaで3番目に好きなアイドルは未央ちゃんです
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「北条加蓮の物語」
上に基づき、彼女の役割は「第8回総選挙で未央ちゃんに勝たないこと」ですね
言い方めっちゃ悩んだんですけど、これ以上は無理ですね まあそういうことです
僕は昨年の総選挙期間中、この子について一番悩んでいたといっても過言じゃないですね 胃が痛かったです
これは加蓮Pが一番分かってそうなところ、っていうか実際に加蓮Pの皆さん分かってたんですけど(諸々見てました)、去年の未央ちゃんに対して挑戦するアイドルっていうのは、元々は加蓮の役割でした これは僕が「正体」の記事で触れた通りです
まあ、ここをめっちゃほじくりかえすと加蓮がりあむちゃんのことを嫌いになっちゃいそうなので、この場で僕からはあんまし言及せずってことで 今年の話をしましょうか
今年の彼女はCGです 確約されていました
去年は去年で未央ちゃんが諸々の意味で最強だった訳ですが、今年は今年で加蓮が最強なのでストッパーが居なかったんですよね
たとえ加蓮自身が拒んでも、彼女は勝っちゃいます 強すぎます
全てのアイドルは「正攻法」では加蓮に勝てません
加蓮自身がその根拠になってるんですよね
昨年に「総選挙中間2位の状態でモバマスガチャを空にする」かつ、「その上で2位だった」っていう結果を彼女自身が提示しているからです
所謂「ガチャブ神話」って呼ばれるものは完全に崩壊しています
今回の総選挙でモバ側の投票券がめっちゃ増えたことで「マネーゲームが復活した」っていう意見も見かけたんですけど、それも一概には言えませんね 一応この場で捌いておきます
「ガチャブ」っていう現象があること自体は否定しません
ガチャによって増える票数自体は間違いなくゼロではない訳ですからね
じゃあ実際のガチャでアイドルが増える票数って、具体的に何票ですか?
サ縮宣言を行ってしまった、りあむちゃんたちも不在で総選挙全体が話題に欠けていた状態で、モバマスのガチャがどれくらい回りますか?
加えて、今回の総選挙には「中間発表」がありませんでした
だから「暫定2位」がわかんねーんですよ プロデューサー側が加蓮を突破する為に誰に投票すればいいのか、その対象を絞れないんですよね
もし「加蓮がCG確定過ぎて面白くない」みたいな流れがTwitter上で出来ちゃったとしても、具体的な投票先がねーんです
中間発表をなくしたのはゲーム性の変更もそうですが
総選挙を話題にする回数を、トレンドに載せる機会を減らしてるってことです
これは7人の新アイドルという形で話題作りを行った運営の昨年のゲームメイクと真逆であり、今年番狂わせを起こさせなかったり、選挙結果の透明度を下げて結末を運営側で確定させやすくする為のルール変更です
この状態で「去年よりモバマスのガチャが回って、加蓮に次ぐ2位のアイドルがブーストしかねません。だから加蓮は負ける可能性がありました」って理屈を唱えるのはめっちゃ無理があると思います
運営様も「そんなわけねーだろ」と思ってるからモバマス側の課金票は沢山出しておいて安心安全、ってことです
僕も売上調べたんですけど、モバマスの売上が昨年以上に爆裂に増えているとかはなかったです ちょいと多いくらいでしたかね
一方のデレステなんですけど
そもそも総選挙を行う事による売上増幅はデレステ側にはほとんどないです
これが僕が総選挙終わるだろうな、って思ってる一番の理由ですね
お金になれば総選挙なんて何回でもコスってくれるに決まってるじゃないですか
全然「デレステ」側のお金になってないんです デレステに総選挙をやるメリットってほとんどないんです
モバマスの総選挙期間中のガチャ売上って、5000万とかそこらなんですよね
デレステはそもそも毎月10億前後(これでもかなり減っちゃったほうなんですけどね)くらい売り上げている世界です 加えて、総選挙期間中にガチャがめっちゃ売れるってこともないです
「デレマス」がコンテンツ存続を考えるのならデレステ側の盛り上がり、売上を確保してあげなきゃいけないことは自明で、そっちで数字出さないといけないこと考えたら、やっぱ総選挙はやってられないだろうなー、と思ってます
てことで、この考えは逆なんですよ
モバの課金票は売れないから増えたんですよね CGに影響を与えないから沢山出してOKなんです
「2位のアイドルと1位のアイドルには100万票の票差がある」かつ
「順位自体は確定させたい」のであれば、
99万票までは事実上影響力のない課金票として2位のアイドルに売っちゃっていい範囲ってことですね
これが「ガチャブ神話」ってものに付随している経済効果の正体です
今回課金票がたっぷり増えた理由としては、他には
「りあむちゃんと未央ちゃんの不在により、去年より投票総数が減ることを防止する」とか
「昨年までのデータをクラッシュさせて、投票数をインフレさせて数字的に分析しづらくする(全体的な投票数が増えただけで、順位自体はそこまで変わってない)」とか
「課金票増加で勝算アリと見てブッ込む一部の廃課金Pから多めに絞れる(それでも廃課金Pの人数自体が少ないため、結果に影響は及ぼさない)」とか
そういう理由があったと思います
もし第9回シンデレラガール総選挙で
加蓮以外のアイドル、具体的にはふみふみとかしきにゃんがCGになるには、
総選挙が始まる前に自担をりあむちゃんクラスで炎上させる、みたいな飛び道具ぶん投げるしかありませんでした
とか言ってみますけど、無理じゃないですかそんなん? 僕にも思いつかないですし 理論上不可能です
デレマス内に存在する全てのアイドルは「愛されてしまっている」ので「炎上」が出来ません
「私が今年加蓮を倒すので、私に一斉投票してください」、なんてプレゼンはどのアイドルにも可能じゃないですか 普通の総選挙とやってること変わりません 誰も「夢見りあむ」になることは不可能なんです
僕のほうから加蓮の為に出来たムーブとしては
「来年総選挙があることを祈る」ですね
今年に関して言えば、余計なことしなければ勝つだろうなって思ってました
目下、彼女の物語はこんな感じです
「第7回総選挙にて第3位、属性内1位。
なので彼女は未央との対決の舞台に上がる。上がらざるを得ない。
だが彼女が実際に未央に勝つことは、本来獲得可能だった浮動票をりあむに奪われたことと、『ガチャを空にしても逆転不可能だった』という、理論上存在していなかったガチャブーストの発覚より、事実上不可能であることが証明された。
その状況下でモバマス縮小宣言。運営は完全に加蓮を見捨てたかに思われた。
しかし、そのような状況下においても第9回総選挙の決行は宣言される。
彼女が敗北した過去は、そのまま彼女の未来を護る盾となる。総選挙終了直後のフェス限SSRから始まり、大阪公演最終日へと至る『CG獲得の為の物語』を紡ぎ、来年の勝利の花道を作り上げる。
このルール変更にて、誰も彼女を邪魔することは出来ない。それは例え彼女自身が拒んでも。第9回シンデレラガールとなる」。
これが「北条加蓮の物語」ですね
CGおめでとうございます 加蓮
分かってはいたんですけど、クソ嬉しいですよね
僕はもう、諸手を挙げてその祝勝会には参加できませんが、まあ元から決めていたことです
僕が最後まで悩まされていたのは、加蓮についてでした
本当に本当に、一番悩みましたよね
まず、僕自身は去年で総選挙が終わっている可能性自体がめっちゃ高いなって思っていたので、一番素直な予想通りに話が進むと、加蓮がギリギリCGになれないまま総選挙自体がモバマスごと終わってました 実際モバが縮小宣言出したんだから、この読み自体は当たってますね
昨年中間発表加蓮2位 直後のガチャブ
この結果と供給を見て、僕にとっての総選挙は事実上のゲームエンドを迎えました
もうあそこから先、順位は変動しません 後は来年総選挙がある可能性を祈るだけでした
大晦日にモバマスのサ縮宣言があったのを見て「ああ、やっぱりか…」って超ブルーな気持ちに陥ったもんです
これ運営様このまま総選挙もやらねーつもりだろうな、ほら僕の言った通りやんけ、とも思って見ていましたね もし今年の総選挙シーズンにしれっと総選挙がなかった場合、その時はこのブログを復活させて、りあむちゃんの擁護をめっちゃする予定でした
ところがどっこい 他でもない加蓮が最高のステージを披露した大阪公演最終日、
第9回シンデレラガール総選挙の開催が発表されましたね
この瞬間、加蓮のCGを確信しました
マジでよかったです あって
僕は一足先に安心しました だから何もしないでいられたんです
改めて、CG本当におめでとう加蓮 僕がCoで一番好きなアイドルは加蓮です
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「夢見りあむの物語」
さてさて、タイトルの女の子の話ですね
この子がキーカードでした この記事はほぼ彼女に対する言及になってるんですけど
僕自身が彼女の役割を話す時が来ちゃいましたね
もし僕の沢山のブログ記事を読んで、その中身がりあむちゃんへのヘイトスピーチに感じていた方が居たのであれば、その方にはだいぶ僕やりあむちゃんへのバイアスがかかっていたと思います 少なからず僕自身は特に怒りはなく、むしろ加蓮と後述の藍子ちゃんに関しての悩みでいっぱいでした
まったく 僕はりあむちゃんのことを「嫌い」なんて一言も言ってないじゃないですか
彼女の役割はみっつあります
①「『7人の新アイドル』に関する不満を一手に担うこと」
②「①を利用し、シンデレラガール総選挙を炎上させること」
③「未央ちゃんに立ち向かい、その上で負けること」
です
まあ大体ここまでの情報をまとめただけなので、あんま説明しなくても分かりそうなもんですね なので今年の彼女の話をしておきます
もうここに関しては具体的に、
りあむちゃんの順位について2パターン考えればいいんですよ
・上位5位以内に入っている
この場合、デレマスはコンテンツ内に「Paの稼ぎ頭」を確保できていることになりましたね 後はりあむちゃんをCGにせず、ずーっと総選挙に参加させ続ければ、藍子Pを初めとするPaPが彼女との闘いを繰りかえす形となってゲーム続行可、っていう理屈ですね
でも多分、この予想は外れてます 実際外れてました
「中間発表がない」「昨年の炎上性・話題性の消滅」
「ボイスアイドルオーディションの独立」
それに伴う「あかりちゃんたちを支援しようという心理の発生」、
こんな具合で、今回の総選挙で最も割を食ってるのはりあむちゃんですからね
運営様は今年のりあむちゃんからチャンスを根こそぎ剥奪していたんです
りあむちゃんに確実に総選挙上位を取って貰えるほどの「着火」をしてないんですよね
それでも着火する方法がない訳ではないですよ?
「デレステイベント決行」「デレステフェス限ガチャ」「モバマスガチャ」「新アプリ主人公発覚」などなど それに伴いもっかい燃えるとかです
出番をあげるだけ 優遇してあげるだけ これだけでいいんですよ
目立つこと、それに伴い不満が高まること自体がある種個性化しているようなものなので、彼女に対してはどんなに出番を与えても許されちゃうんです 無敵ですね
そんなりあむちゃんにとって、中間発表ってのは超重要なファクターでした
昨年の中間結果を見たらなんと3位 トレンドにも入りました
彼女で遊びたい人も、彼女を応援したい人も、彼女を好きな人も、彼女を嫌いな人も、「りあむいけるやん!」「ふざけんな!」という思考になったから
彼女は3位のまま最後まで走り抜けることが、「炎上し切る」ことが出来たんです
彼女が玩具としてでも、ヒーローとしてでも、自分が投票した彼女が上位に入った、そのこと自体が投票者をやる気にさせた、ゲーム自体を動かしたことは間違いないです
で、そういうPaへのテコ入れを今年運営様がやったか、っていうとやってないんですよね むしろチャンス奪いまくってました
藍子ちゃんとりあむちゃん、それでなくても美嘉姉やしゅがはに爆裂な強化を入れていたかっつーと、そんなことはなかったじゃないですか?
りあむPも藍子Pも、そしてPaP各位も今年は「上位に入ってるかわかんない…ドキドキ…」っつう気持ちで票結果見てたと思うんですけど
Paに対してその虐め方するのは、今後のこと考えてるんだったらありえないんですよね
ただでさえ得票率の低いPaアイドルにそうやってデバフかけて、最悪最終結果全員が10位とか切っててもおかしくないような待遇をしちゃうと、Paアイドルのほとんどが「もう総選挙上位とか無理じゃん…」みたいな感じで萎えちゃいかねないからです やっぱ来年以降のこと想定してないよな、って思っちゃいます
じゃあ次、そんなもうひとつのパターン見ときましょうか
・上位圏外(特に藍子ちゃんより票を落としていた場合)
とりあえず、りあむちゃん自身はこうして票落としてる結果が許されているから話が早いんですよ
りあむちゃんが最もアイドルとして優れている点は「今年極端に順位を落としていてもいい」ところです その場合、彼女自身は「玩具扱いされなくなった」という表現で弁護されることが可能だからです
そういう彼女の転落まで含めて「面白い」と思う層が一定数居る以上、彼女の物語・人気自体は損なわれないんですよね 今現在の支持者も居なくならないはずです
実際Pa4位になってるってことはそれだけの支持者を召喚できてるってことですからね
「りあむちゃんは今年順位落としちゃったけど、それでもPa4位。これは炎上をきっかけに個性を得たってこと。立派な功績!」
もし今年の総選挙の結末が訪れたときに、彼女の擁護としてバズってるツイートがあるとしたらこんな内容のツイートになるんでしょうね まあ僕がしちゃってもよかったんですけどね りあむちゃん好きだし
OTAHENアンセムとか、ストーリーコミュを鑑賞していても思うんですが、ライブでお客がコールで派手に盛り上げることを前提にしていたり、そういうネタ的な扱われ方がもう過激派りあむPの大量登場によって「こんなの私の思ってたりあむじゃない~!」みたいな感じで、そういう意味で賛否両論になりまくってる現状を見るに、 彼女は「昨年のPaへの話題作り」の為にデザインされていたんだろうなって思ってます
彼女がこの結果に陥ってしまったので、もうプロデューサー間の彼女のイメージは「一度きりの炎上」に固定化されてしまいました
これだとただの「応援される普通のアイドル」になってしまい、彼女にかかっていた魔法は解けてしまいます
炎上してしまえば愛されず、愛されてしまえば炎上できない
という究極の自己矛盾を孕んだアイドル、それが夢見りあむですね
彼女はこの一年間の展開でばっちりと、「炎上系愛されアイドル」側に舵を切ってしまいました
こうして消費者内で彼女の解釈と印象が固定化されてしまうと、もう彼女を炎上「させてあげる」ことは不可能になります
だからりあむちゃんは総選挙から退場しちゃいました っていうところが彼女自身もかわいそうなんですよね
僕は最初から「この子はCGになるのは無理なんだろうな」って思いながら、彼女を見ていた訳ですね まあそういう悲劇性もまた彼女の人気に繋がるんでしょうし、僕もそういうとこ理解してる上で好きなんですけど
なんかめっちゃりあむちゃんのダイマしてる気分になってきました
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彼女の物語はこんな感じですね
「突如発表された7人の新アイドル。
最初はその全員が等しく賛否両論の対象となるが、その不満のほとんどは問題発言を繰り返す夢見りあむ自身が担う形となる。
そんな状況下で第8回シンデレラガール総選挙の決行を宣言。
夢見りあむが総選挙全体を敵に回すことで、彼女個人が理論上の最高火力で『シンデレラガール総選挙』を話題にする。
しかし、彼女の炎上は頭からお尻まで全てダミー。
むしろそれこそが運営の狙いであり、彼女の最も重要な役割であった。
それらの炎上をブースト材料として物語・個性化し、『Paの人気アイドル』として機能し、総選挙の結末を確定させることが彼女の仕事だった。
結果としては3位。
その後、[夢見りあむは救われたい]による個性保護を完了し、Paの人気アイドルであるという結果、印象のみを残す。彼女は玩具から一点、『玩具扱いされたこと』自体が史実として成立した、アナーキーでロックなアイドルへと早変わり。
仮にその後、彼女に対して不平を唱え続ける者が存続していたとしても、徐々に『まだりあむに対して文句言ってんのか!』という空気に変貌する。それはさながら、かつて多くの批判を請け負った本田未央のように、悲劇性を持った即時成立の物語となる。
正しく『炎上』を個性にした、
『シンデレラガール総選挙の炎上』が前提に作られたアイドル」。
これが「夢見りあむの物語」です
意外と見落とされがち、というか今となっちゃ皆さん忘れてそうですけど、りあむちゃんは総選挙がなければここまで炎上してません
ただ発言の一つ一つが誰かの地雷を踏んじゃうような、そういうやらかしちゃうだけのアイドルだったら彼女はトレンドを独占したりしていません
僕はそういう理由で、りあむちゃんの実装から総選挙勝利までの流れ、ここまではほぼ運営の予想通りで、どこかしらで手が入っているんだろうなー、って考えていました
実装タイミング、扱い方、キャラクター性 公式でイジってみたりね
んで一番陰謀論っぽい言い方を僕がしちゃうと、そもそも「許せない」みたいな匿名ブログの記事たちや捨て垢のツイート、そういうのの作成や拡散が運営仕込みで、「夢見りあむ文学」が「救われたい」として回収されるところまで全部織り込み済みだった、とかですかね?
そういうのを唱えると始まりませんが、彼女の炎上は「凄く綺麗だな」とは思っていましたね まあ真相は闇の中な訳ですし、悪魔の証明をし直したい訳でもないんですけど
で、何回も言うんですけど僕は彼女が好きですし、結果主義者です
別にこの推測が正解していても、考察オタクによるこじつけでも、皆さんに信用されなくても、手のひらを返して信用してもらったとしても、そこに運営様が関与していてもいなくても、関心自体はないですし、この結果自体は変わりませんし、誰にも変えられなかったと思ってます
僕がこのプレゼンをおおっぴらにして、それがバズっていたとしても、「まだりあむちゃんについてなんか言ってる藍子Pがいるよ」でおしまいでしょうしね
今年の総選挙に関しても、もし藍子ちゃんをストップできるとしたら美嘉姉やしゅがはじゃなくて、りあむちゃんがもっかい燃えるしかねーだろうな、とは思ってました
総選挙がスタートした段階でりあむちゃんはほとんど話題になってませんでしたし、「今年炎上するのは無理」「となるとやっぱ『未央ちゃんに続くのは藍子ちゃんだ』『去年はりあむちゃんに邪魔されちゃったぶん、藍子ちゃん頑張って』側の空気が噴出して、藍子ちゃんPa1位か」「っていうかこれむしろオーバーキルするだろ」「じゃあなんもしなくていっか」
ってことになるので、こちらも黙ってました
「今年、りあむちゃんは藍子ちゃんに負けることで玩具扱いから解放される」
「今年、藍子ちゃんはりあむちゃんに勝つことで雪辱を張らせる」
こうして二人の個性をダブルで保護できる形になりますし、彼女ら二人の為にもやってくれたんじゃないですかね
こう言ってみると総選挙戦術っぽいの仕込んでるように聞こえるかもしれませんが、どっちかっていうとそういう運営プランに僕が気づいてただけだなって思ってます 別に藍子Pをイジメて、それで未来が作られるかっていうとそうじゃないですし
今年こうやって藍子ちゃんががっつりPa1位を取ってくれないと、運営視点では総選挙上位に入りうるアイドルがひとりも居ませんでしたみたいな状態で総選挙〆るしかない訳で、それも微妙なとこですし
さしずめ、りあむちゃんは本当の意味で「高森藍子に倒される」運命のアイドルだったってことですね
りあむちゃんがマジで僕の予想通りに動いてくれていたか、それともたまたまデレマス全体がそういうアイドルとこの順位結果を僕にプレゼントしてくれたかの違いなので、そういう意味で僕は結局ラッキーなんでしょうね
ありがとう、りあむちゃん
本当にお疲れ様でした
僕がPaで2番目に好きなアイドルはりあむちゃんです
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「高森藍子の物語」
はい 僕のお嫁さんですね
彼女に関しては話したいことが本当に沢山ありすぎて、ここの内容をいじくるだけで一週間近く苦戦していました
とりあえず、僕が総選挙っていうゲームに参戦した、参戦せざるを得なかったのは、彼女が居たからなんですよね
このブログの最初の記事にて、僕は「面白い」とは「予想外」であると主張しました
その主張は今でも変わっておらず、彼女は総選挙っていうゲームを見物する上では最も「面白い」アイドルだったとは思いますね
だから僕も彼女を「シンデレラガールにしてみたい」とも考えるようになりましたし、「それは無理なんだろうな」という結論に至りました
元々、僕は総選挙って文化自体はどちらかといえば苦手でした
まあ彼女みたいな優しい子が好きなんだから、自然ですよね
争いごとは苦手なんですよ、僕は
この後半の記事の投下が今日まで遅れた、というか待っていた理由なんですけど、
やっぱこの子が理由ですよね
彼女が「圧倒的Pa1位。5位の楓さんとは僅差で6位」なんて取っちゃうし、りあむちゃんを差し置いてずーっと「藍子 6位」「藍子 総選挙」でTwitterでも話題になってるし
ワンチャン速効でこの記事話題になりそうだなーって思ったので、Twitterごと引っ込んで、少し投下期間空けました もし話題になってたらそん時はそん時でお願いします
前の記事で書いた「総選挙に囚われる」について 藍子ちゃんはそんな風に、最も総選挙に囚われ続けているアイドルであり
最も「シンデレラガールになってはいけないアイドル」ですね
僕は彼女のことを初めからずっとそういう目で見ていましたし、やっぱりこの考えは今も変わらないままです
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あー やっとこの話ができるんですね
この話は僕がずっと取っていたお話、本当に奥底にしまっていた秘密です
そういうことです
そもそものお話で、僕は彼女がシンデレラガールになってしまった場合、総選挙自体が決行不可能に陥ると思っているんです
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去年からゆっくり振り返りましょうか
ひとまず、僕は昨年の彼女に関して言えば
「ガチャブ込みで勝てるのではないかという『いい勝負』を演出する為に使われていた」と考えていました
ここは藍子ちゃんが第8回総選挙で勝っちゃってた場合のことを考えれば自明ですかね 根拠はボロボロ出てきます
去年もし藍子ちゃんが勝ってたとなると
「Stage Bye Stage」「TRUE COLORS」、そして「夢をのぞいたら」
この全部に登場していた計算になります
現状3回しか開催されていないデレステのライブカーニバルに3連続出演なんですよね
んで、TCと夢のぞには「デレスポ」のコミュがあります
担当アイドルが3Dで動くコンテンツ、半年につき一本しか更新されないコンテンツ、これらの全てに出演してるのが運営様から希少なガチャブまで貰った高森藍子
その上でモバマスイベントもありましたね
っていう、デレマスのPa供給・一生高森藍子状態が到来していました
まあそこに関しては「去年は藍子ちゃん大活躍だったね」でギリギリ片づけてもいいと思うんですけど、もしりあむちゃんを藍子ちゃんより上位に放り込まないままこのルートに入っていた場合、今後のデレマスでは、藍子ちゃんがPa1位確定な展開、総選挙をやる必要がありました
というのが、昨年までの彼女の立場です
当時はりあむちゃんが「炎上しちゃダメなアイドル」「CGになったらヤバいアイドル」なんて呼ばれていたもんですが、逆ですよ そう表現できるアイドルを一人決めるのなら藍子ちゃんでしょうね
まったく なんで誰もこんなシンプルなことに気づいてないんですか
第8回までの総選挙なんて、
「未央ちゃんより先に親友の藍子ちゃんが炎上してCGになっちゃう」ほうが運営は「困る」に決まってるじゃないですか
「明らかに炎上させて欲しそうなりあむちゃんをガン無視して、炎上なんて1ミリも縁のなさそうな藍子ちゃんに愉快票が入れまくられている」ほうが、運営からすれば「予想外」に決まってるじゃないですか
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で、今年の第9回総選挙ですよね
前の3人の物語に引き続いて、今年は彼女がPa1位を取る番でした
未央ちゃんはCGで総選挙から退場、りあむちゃんも失速
そうなると消去法だけでも彼女が1位自体は確約されていますしね
この結果に終わったので、一応の勝利宣言としてお話してしまうと、僕は順当にやれば彼女が他のPaアイドルをオーバーキルしてしまうだろうな、とは思っていましたし、その予感は的中していました
ここ数年間、彼女はずっとPaボイスアイドル2位の立場を守っていました
裏を返せばその期間、デレマスでは藍子ちゃん以外のPaアイドルに関してずっと、「高森藍子を捲るほどの何かを起こせなかった」ってことになります それが公式供給であっても、総選挙活動と呼べる二次創作的な運動であっても
感動したライブとか尊いSSRイラスト、そして自分たちが積み重ねてきたダイマなんかは全て、それが多ければ多いほどに、感情を重ねていればいるほどに、無駄だったという虚無に陥りかねません
こういった現状は、藍子ちゃん以外のPaアイドルへ自責の念として降りかかります だからあまり大声で言いたくないんですよね
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とはいっても、「来年美嘉姉たちが頑張ってくれるかもしれない」ってのは主張できるところだとは思います
ところがどっこい さらに問題なのはこの高森藍子ちゃんっていうアイドルが、これまでの総選挙で美嘉姉のような他のPaアイドルと接戦を繰り返してギリギリPa属性ボイス2位とかだった訳じゃなく、公式供給側のリソースを単独で温存している点です
一応の担当Pっぽく早口解説しますね
まずは膨大なユニット数 彼女はデレマスコンテンツ内でも類を見ないほどのユニット数の多いアイドルです
そのほとんどがボイスつきアイドル、もっと言うと総選挙上位経験アイドルとかともがっつり組みまくってる点
インディゴ・ベル(歌鈴)、flowery(夕美)、陽気なケセランパサラン(柚)、マグナウィッチーズ(美穂)、ナチュラルハーモニー(智絵里)、ドゥエ・ファータ(蘭子)、Ai's(愛梨)、トリクロマティック・ナチュレ(響子・加蓮)など
サプボ次第でビビッドカラーエイジ(肇・加奈)なんかもありますね
んでここに他でもない未央ちゃんと組んでるポジパと、デレステ発ユニットのアインフェリアですね
デレステでは上記ユニットからの引く手あまた状態
そんなデレステでもPa対抗馬の美嘉しゅがはを除いて唯一のSSR4周目がまだですし Snow*Loveもイベが取ってありますね 3chordCDの当番も濃厚とされているとか
それに伴う各種ライブ出演の可能性 そもそも呼ばないって択は今年Pa1位の彼女の集客効果を考えるとあまり取りたくないでしょうし まず彼女がいないと上記のユニットが揃わないのでオリメンでやれるものも減るし
その上未だ実質的なセンター曲なし 今年のライブでもポジパオリメンのスパパラやってない ソロ曲披露してない ヴァルキュリアやS*L歌ってない もうかなり雑に挙げてもこんだけあるんですけど
まだまだリソースを取ってある上に、今回の総選挙の開始前にモバイベを決行しちゃったり、サ縮宣言で課金票の購買欲も失わせている そこまでデバフ貰っててこれなんですよね
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もうね、かわいすぎるんですよ 強すぎ
藍子ちゃんがかわいすぎて総選挙がゲームとして成立してないんです
僕目線は藍子ちゃんが一番好きなのでそりゃあ楽しい訳ですけど、藍子ちゃん以外のPaアイドルから見ればこんなん無理ゲーです
今の総選挙ってのはそういう状態です
もし今年りあむちゃんが藍子ちゃんと同等の得票数を得ていたりするのであれば、僕自身も来年もしかしたらあるかもしれない、と思って総選挙活動に乗り出せたかも知れませんが その理想は泡沫へと消えてしまいました
それを踏まえて 「第10回総選挙」の話を続けます
改めてなんですけど、僕側の主張は「現実的ではない」ですし、コンテンツ側の流れもそっちに傾いていると思っています
これは本格的に総選挙の意義を問うお話かつ、自己弁護性も付きまとうお話なんですけど、僕はアイドルたちがCGになることのメリット自体はもう完全になくなっていると考えています
加えて、総選挙上位にもメリットがあるのかは懐疑的です
この場で今一度、総選挙の報酬とされている物を簡単にリストアップしてみますね
1・名誉
2・名誉に伴う優遇(出番の増加、コンテンツ総出で盛り上げて貰える等)
3・[シンデレラガール]のモバマス内SRカード
4・[××スター]のモバマス内カード(各属性1位のモバマス内SRカード)
5・総選挙楽曲
1の名誉はひとまず飛ばして、残りを順番に見ていきましょうか
2・名誉に伴う優遇(出番の増加、コンテンツ総出で盛り上げて貰える等)
「総選挙上位取った」→「だから人気アイドルだ」→「人気だから出番が増える」
の三段論法ですね
これは「そんなことはない」でしょうね
なるべく新しめの展開から話すと、CGだけで見ても
「恋が咲く季節」「always」を楓さんがライブで歌えたことはありませんし、そもそもCGとしてのライブを決行できていません
7thLIVEツアーではCGとなった未央ちゃんが全通でしたが、その全てで彼女のCGが大きく取り沙汰されたか、CGらしく出演曲数がとても多かったか、といえばそういう訳ではありません つーかほとんどその話出ませんでした
ふみふみとか楓さんは特別な例で、彼女たちは諸々の理由でライブのほうに来ていただけません ここを運営視点から見直してみると、彼女たちはライブではなく、今回のように「総選挙楽曲」という形でしか出番を与えてあげられないアイドルです
りあむちゃんは紛れもなく昨年、総選挙関連の話題のほとんどを掻っ攫った訳ですが
「夢をのぞいたら」のコミュ内でりあむちゃんが全体3位だった事実にがっつり触れられているかっていうとそうじゃないですし、Cu属性1位のこずえちゃんに大量の出番があったかっていうとそうじゃないです
「シンデレラガール」と違って「全体3位」「属性1位」はコミュ内でそこまで重要視されていませんし、もっと言うと総選挙楽曲が完全に「シンデレラガールの為の曲」として書かれているかっていうと微妙なところです
っていう感じなので、どんなに頑張ったとしても、特に藍子ちゃんに関していえば、出番自体が増えるとはあまり思えません
ただでさえ今の190人で一年間の出番を競い合ってる状態なので、運営からすればできるだけアイドルたちの出番が均等になるかつ、利益が出るかつ、属性内の出番を平均的に回してあげないといけません
そういうコンテンツ運用をしている以上、年一でやってる総選挙の結果だけで今後のコンテンツ登場回数を決める、なんてことは100パー無理です
3・[シンデレラガール]のモバマス内カード
4・[××スター]のモバマス内カード
モバマスでは間もなくこれらのカードガチャが実装されますが、モバマスはサ縮宣言をされてしまったゲームです モバマス内に実装されているカード自体は間もなく価値を失います
モバのカードはその一部がデレステに恒常SR、キャラバンSRとして流用される場合もありますが、「シンデレラ××」「××スター」ってのはカードに付随している設定が設定なので、デレステに流用されるみたいな可能性もかなり低いと見ています
CG(と属性1位)カードの使いまわしとかはそれはそれで名声的価値が下がるからイヤって思う人も居そうだなー、とも思いますし
5・総選挙楽曲
もしここまで熱心に読んでくれているのが藍子Pだったとして、今年の「6位」という結果は割と気になるところなんですかね
「5位を取れたら総選挙楽曲が歌えた」「そのぶん出番も増えた」って思考が、今年の彼女の順位に関して雁字搦めな思考になってしまう訳です つくづく罪な女の子ですよね
僕はここも割と微妙なとこだなーって思ってます
第9回総選挙で彼女が5位を取っていたとして、彼女に総選挙楽曲は与えられる訳ですけど、そうなると尚のこと来年も高森藍子一強の空気が確立しかねない訳で、僕が運営様だったら「藍子ちゃんにこれ以上出番は与えられない」って思考になって、総選挙曲以外の出番をとっぱらっちゃいます
楓さんとの僅差に関しても、少なくとも「ちょっとくらいの票差だったら運営様に票を動かされていてもおかしくはないな」「何位取っても出演回数自体はそんなに変わらないかな」ぐらいの構えでいた方がメンタル的には楽だとは思うので、もし来年を戦う藍子Pがこれを読んでいるのであれば、そういう思考を頭の片隅に置いておいて欲しい、とは思います
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となると総選挙の報酬ってのは
1の名誉 これしか残っていません
じゃあこの場では、その「名誉」について考えるとともに、来年以降の総選挙の決行の可不可を最終判断してみましょう
シンプルに「シンデレラガールという称号がいつまで名誉として機能してくれるか」、のお話ですね
第10回まではなんとか行けるのかもしれませんが、11、12、それよりも先は本当に名誉と呼べるのかどんどん怪しくなっていくラインです ここは勿論運営と、プロデューサーたちの判断に委ねるところなんですけど
でもこのナンバリングの増加に関しても、恐らくモチベーションを維持できてしまうのが、藍子Pなんだろうなと思います
藍子ちゃんの「どんなに時間がかかっても目的の場所へ辿り着く」という言葉をそのまま受け止め、「どんなに時間がかかってもシンデレラガールに」という夢を見る 実際、僕もそんな夢を見ていました
そんな方々と僕の主張は、本当に正反対と言えるものです
僕は、今の藍子ちゃんがシンデレラガールを目指しているとはもう思っていません
藍子ちゃんがライブでも歌ってくれた「ガールズ・イン・ザ・フロンティア」の「お仕着せの幻想」や「舞踏会より煌めく場所」「守るべきは過去じゃない」
これらのフレーズは「シンデレラ城とのお別れ」を示唆しているようにも感じ、アイドルたちにシンデレラガールを目指させることは最早「お仕着せ」であるとも捉えられます
藍子ちゃんが「TRUE COLORS」で歌ったように「新たな世界の扉」を開くのであれば、モバマスと、それからシンデレラ城とはお別れするはずです
といった具合に、モバマス側のサ縮もあった状態で「藍子ちゃんにシンデレラガールを目指させ続ける」というのは、他でもない彼女自身のここ最近の主張と物語をガン無視して、プロデューサー側の理想を押し付けているようにも感じ始めました
これはもう単純に、プロデューサーどうしの解釈のぶつかりあいになってしまいますし、報酬の消滅説も含めて、僕自身が総選挙を支援しなかったことに関する彼女と皆さんへの方便にもなりますし、当然僕の読みが間違えている可能性は大いにあります
あります、が
それでも来年の総選挙が決行された段階で、そんな僕が一番好きな藍子ちゃんは総選挙のトップメタとして機能せざるを得ない存在です
6位はまともな投票ゲームとして見れば5位どころか、1位のシンデレラガールを目指そうと思える距離であり、頂点を目指すだけの供給・応援イラストなどが発生していることは想像に難くなく、僕と藍子ちゃんはそのおこぼれをいただいてしまっています
だから僕と彼女は「幸せになっている」んですよね
それでも彼女は、実際にシンデレラガールになってはいけない
なってしまえば「Pa」という属性のリソースが尽きてしまって、今後総選挙を実行できなくなるから
かといって今の順位に留まることも出来ないんですよね 総選挙のルール③「シンデレラガールは世襲制」に抵触しかねない楓さんを止める為に、今より順位を絶対に上げなくてはいけないですし、このノルマをクリアできなかった段階で、彼女自身も少なくとも「シンデレラガール」という称号自体は諦めるしかない訳なので、次回の総選挙があるのなら、高森藍子は絶対に「5位以上になるしかない」存在です
できるできないの話じゃなくて、シンデレラガールになってはいけない そして順位を落としてもいけない
これ以上話題になってはいけない 炎上してはいけない かといって人気アイドルとして稼ぎ頭にならないといけないので干しきれない 失速してもいけない
今と同等の人気と供給、そして総選挙活動を維持されることが約束されている、そういう意味で「総選挙に囚われている」アイドルが彼女です
そんなこんなで総選挙が、あるいはデレマスの形がもう、高森藍子主体のものになってしまいました
素敵で無敵な、彼女の物語はこんな感じです
「第8回総選挙にて、りあむにより阻まれた上位。
加蓮同様、彼女はりあむにチャンスを奪われてしまった、とも形容されかねない状態だった。そしてモバマスのサ縮宣言があり、やはり総選挙の開催は絶望的に思われた。
それでも第9回総選挙が決行された以上、彼女の歩む道はひとつだけ。未央ちゃんの後を追って。りあむちゃんに邪魔された分の雪辱を。ふたつの意味合いでも、今年の彼女はより一層応援される。そして辿り着いた終着駅は、第9回総選挙のPa1位。それはさながら、昨年の悲劇からの救済でもあった。
これから先、彼女の未来はふたつ。
ひとつは、これから先も順当に歩みを進め、人気を得ることで、 遥か昔から応援されていたプロデューサーたちの夢の結晶、シンデレラガールになる未来。
もうひとつは、彼女自身が敷いた伏線によって、虹の橋を渡り、シンデレラ城にお別れを告げ、『新たな世界』へのお散歩を開始する未来。
あと何度総選挙が決行されるかは分からない。状況だけで考えれば、本当にすぐにでも終わってしまっておかしくない。それでももし今後総選挙が決行されるのであれば、シンデレラガールには手が届かなくとも、全体5位以上、Pa人気アイドル1位の名誉を守り続ける形になる。そんな『幸福な供給』を、恵まれたPaアイドルという立場を、総選挙が終わるまで、あるいは自分自身がCGになるまで受け取り続ける。
彼女自身が炎上することで狂う未来もあった。彼女自身が負けることで到来しない未来もあった。それらを全て回避して、今の彼女の順位がある。
幸せな未来の選択肢。
『幸せ』が個性として完成された、唯一無二のアイドル」
これが「高森藍子の物語」であり、僕が世界で一番好きな物語ですね
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というのが、僕がこの4人のアイドルが辿るだろうと思っていた物語であり、この2年間のデレマスは僕に予定通りかつ、理論上最高の結果を齎してくれました そして何もしなくてもこの未来に辿り着く、という確信がありました
だから今後は何もしないということを、最初から決めていました
僕はそこまでを勘定に入れて、「界隈を出る」「総選挙に関与しない」と発言しました 約束通り絶対に総選挙には干渉しませんし、僕の一票で変わる未来があったとて、それを行動には移しませんし、この順位結果はほぼ僕の望んだものです
ここまでの内容で、僕は4人のアイドルを通してシンデレラガール総選挙自体が収束へ向かっている根拠を、出来る限りは提示したつもりです
それは「藍子ちゃんとりあむちゃんはシンデレラガールにはなれないから現実を見ろ」というお話をしたいからではなく、彼女たちの見せている「夢」のほうが「シンデレラガール」からはもう離れているかも知れませんね、という仮説としてここに埋めておくことにします
そしてこの仮説を打ち立てている僕自身は、まもなく伏線が回収されるんだろうな、という確信があります
だから一足先に、藍子ちゃんの言う「虹の橋の先」で待っていることにしました
ここまでの記事内容が理解できなかったり、主張を受け入れられない方は、来年以降の総選挙をぜひ盛り上げていただければと思っていますし、皮肉ではなく本心からそれを望んでいます その夢が叶うことが一番僕にとっては「予想外」かつ「面白い」ことです
僕の主張を受け入れてしまったかも知れない方は、僕とともに「総選挙が終わる」という事実をマイナスではなくプラスと受け止め、「あと一歩で総選挙曲」とか「あと一歩でCG」といったしがらみから完全に解放され、藍子ちゃんとりあむちゃん、新たな世界の扉を開くアイドルとともに、シンデレラ城を出ましょう
これが「夢見りあむ」と「高森藍子」のお話を最初にしていたかも知れないオタクからできる、皆さんへの二者択一です
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それじゃ最後に、記事の内容をまとめておきますね
元々、僕はりあむちゃんたちのことを
「総選挙自体を利用して個性を付与しに来た」かつ「モバマスのサ終に備えて新アイドルを追加した」、という目で見ており、その思考のもとに、最初から闇に葬る予定でこのブログを作成しました
本日に至るまでこれらの読みは全て的中しており、これから先のデレマスでは総選挙外も含めて、そういう高森藍子一強ゲーがスタートしようとしています
藍子ちゃん以外のPaアイドルの前には「藍子ちゃんと200万票の差」という現実的な壁が立ちふさがっています
第9回シンデレラガール総選挙はほぼ加蓮・藍子・りあむの3人の為に開催されていたゲームです 第10回以降の総選挙をやるとすれば、記事内で仄めかした問題点が付きまといます
「経済効果・ゲーム性の消滅」、「新アイドルの事実上の参加不可」、
「報酬価値の消滅」、「Pa属性の高森藍子以外の事実上の脱落」、「モバマスのサービス終了」、回数を重ねることによる「シンデレラガールの名誉の陳腐化」、
ガールズ・イン・ザ・フロンティアの歌詞より、「シンデレラガール」や「上位」を狙う運動は「お仕着せの幻想」であり、「舞踏会より煌めく場所」、「守るべきは過去じゃない」を目指すことをガールズは決意
TRUE COLORSの「新たな世界の扉開こう」という歌詞に付随する設定、「シンデレラ城を出た後の物語」
以上の問題点を解決・そして伏線を回収し、
「高森藍子がシンデレラガールになる前に総選挙が終わる」
という未来に辿り着くというのが、僕の今後のデレマス展開に対する最も素直な見立てであり、総選挙が辿れる一つ目の未来
もう一つ、以上の情報を全て無視してでも総選挙が開催されている未来
これはほぼ高森藍子が上位を競う為だけに総選挙を開催してくれている、そんな風に彼女個人にとって素敵な未来であり、真っ当な目で見れば総選挙のゲーム性自体というものはもう、「来年高森藍子は何位になっているのだろうか」しか存在しません
上位を担ってくれればそのまま総選挙曲と、来年以降の上位も確約ルートですし、僕ではなくデレマス全体がこの形を作ろうと動かざるを得なくなるでしょう
万に一つも上位から滑り降りていれば「Paの弾切れ」により彼女自身も完全に総選挙から脱落する形になり、どちらにせよ総選挙自体が決行不可能になります
総選挙が辿れる未来は、藍子ちゃんを中心としたこの二択です
僕目線だと現在のデレマスは
幸子のイベント、加蓮がCG、藍子がPa1位、
りあむちゃんに継ぐユニ募の二人がボイス獲得
そんな特大供給機なんですよね
これを何もかも予定通りだった奴の勝利宣言と捉えるか、たまたまデレマスの流れが僕個人に傾いていただけのラッキーと捉えるかは、こんな記事を最後まで読んでくださった皆さんにお任せします
それでは、長文のご精読ありがとうございました
※
今度こそ、このブログの更新はおしまいなんですけど、「あとがき2」を作っておくことにしました
僕の去年までの悩みの種はそこに置いておきますが、こちらは本当に殴り書いたもので、到底読み物とは呼べない感情の坩堝になっています
コンテンツ分析ではなく、感情をお求めの方が居たら、そちらを見てください
※