夢見りあむは高森藍子が倒します
追記:4月23日 午後8時
記事内容に一部変更があったため、修正をしました。
変更部分は「青文字」となっております。
初めましての方は初めまして。
だぶくろ(@Aiko_is_sanso)と申します。藍子ちゃんの夫です。
さて、第8回シンデレラガール総選挙が絶賛開催中です。
で、新アイドルの夢見りあむちゃん。
一部の方は把握している通り、この子の勢いがスゲーですね。
色んな意見がありますが、どういう形であれデレマスが栄えていくのであれば、それは嬉しいこと…………
な~んて、のほほんとしてる場合じゃありませんでした。
夢見りあむは、今、全力で戦うべき相手です。
これは全総選挙参加者に向けた呼びかけ。
同時に、りあむちゃんへの向けての宣戦布告です。
今、読んでください。今じゃなきゃ絶対にダメです。
出来る限り伝わるように頑張って喋るので、どうかお付き合いください。
「夢見りあむ」と「高森藍子」の話です。
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まず初めに。
ぼくにとってアイドルとは、ポエミー(笑)な表現ですけど、退屈な日常に光を射す存在です。
要は「面白い」ものです。
次に、「面白い」とは何か。この言葉も表す意味が広いですね。
現代日本には途方もないほどの娯楽が、「面白い」の形があります。
さらに二次元、三次元問わず、夥しい人数のアイドルが居ます。
斯様な時代の奔流に飲まれない為。アイドルは常に魅力的で、且つ面白くなければならない。
ならば、面白くある為に必要なこととは何か。
アイドル文化の立役者、秋元康氏の言葉に、「面白さとは裏切りである」というものがあります。 ぼくはこの言葉に全面的に同意しています。
誤解のないように言うと、「ファンの期待を“裏切る”こと=面白い」、と言っている訳ではありません。
裏切りとは予想外であること、そして話題になることです。また時に賛否両論でもあることです。
しかし、何事にも終わりはあります。
といってもデレマスの終わりを示唆したい訳ではなく、どんな「面白い」にも終わりがあるってことです。
人間は、全く同じ理由で「面白い」と感じることは出来ません。同じ漫画や小説でずっと笑ったり感動することは不可能です。
アイドルは「面白い」ものである。「面白い」とは予想を裏切ることである。
その上で、夢見りあむちゃんと、高森藍子ちゃんについて、ぼくの捉え方を説明します。
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まずは、りあむちゃんからですね。
夢見りあむ。この子は非常に「面白い」アイドルです。
Twitterやpixivを見ていても分かる通り、既に界隈には彼女の漫画やイラスト、SSや考察、賛否含めた議論が溢れ返っています。
事実として、彼女はもう立派に人気の、デレマスのアイドルです。
その理由は、上に示した「面白い」子だからです。
彼女はあらゆる意味で、ぼく達既存プロデューサーの予想を裏切ってきました。
彼女は今までに居ないタイプのアイドルでした。
それ故に話題となり、そして実際に、既に特定のファン層、担当プロデューサーを名乗る方を確認しています。
何を隠そう、彼女は天下無敵の炎上系アイドルです。
ザコメンタル。学校中退(修正しました)。親のスネ齧り。
もう燃えない要素がないですね。
つまり炎上ってのは彼女にとっての個性で。彼女が懸命に振りかざす武器で。
そんな素直さ、人間臭さ、今どきっぽさなんて言えるところが彼女の強かさ、魅力なわけですね。
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一方の高森藍子ちゃん。
この子はですね。
りあむちゃんと同じ「面白い」を、ひとつも持っていない子です。
彼女はシンプルに、優しい子です。
毎日を幸せに、そして皆を幸せに。穏やかな日々をずっと。
そんなことを素面で喋るタイプの子です。
で、彼女はPa属性の中でも人気が高いアイドルです。担当補正とかではなく、これは事実を述べています。
藍子ちゃんは、モバマス開始当初から実装されているアイドルです。
Nカード、チュートリアルで手に入るアイドルですね。デレステのほうでも最初のローカルガチャで引けます。
そして、彼女は着実に人気を獲得してきました。
りあむちゃんのように一時の勢いで人気が爆発した訳ではなく、またどこかでメチャクチャ炎上する機会があった訳じゃなく。順調と言える速度で、ファン層を増やしていきました。
そして現在も、ある程度安定した人気と、一定数の出番を約束されているようなポジションにあります。
(この辺の二人の対比、両者の印象に偏差が出ないように書いてるつもりなんですけど、どうしても藍子ちゃん贔屓になっているようだったらすいません)
だからこの二人は、対極なんですよね。
性格、容姿。エモさとか、よさみとかの種類。面白さの種類。
アイドルとして、完全に対極の位置に居ます。
ぼく自身の二人の印象はこんな感じで、この部分はすんなりと共感を得られるだろうと思っています。
まあでも、それはこの記事を書いている理由のうちのあくまで一つです。
次が本題です。
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総選挙自体のお話です。
※ここからは総選挙の得票状態に関する、デリケートな部分に触れていきます。
あくまで個人の見解であり、内容には偏見や間違いがあるかも知れない、ということを先に強く銘打たせて頂きます
なお当記事はすべてこちらの票数予想に基づいたものです。
ぼくは自分なりの方法で、第8回シンデレラガール総選挙の動向を眺めていました。ただしPa属性に絞った話ですが。
以下は、それらを踏まえたぼく個人の予想です。
未央ちゃんの1位は突き抜けています。
りあむちゃんや他のPaアイドルたちも頑張っていますが、それでも未央ちゃんには届きません。
それくらい此度の総選挙で未央Pは本気です。
ただ、それ以外の得票率は全く読めません。
Pa上位は大混戦状態です。
2〜6位くらいまで、顔ぶれはある程度予想できますが、その順番と、どれほどの票数差なのかが不明って感じです。
そして、その上位層のどこかに、りあむちゃんと藍子ちゃんが居ます。
ある程度の細かな差はあれど、概ね素直な予想だと自負しています。
ここが決め手でした。
「果たして、夢見りあむは何位にランクインするのか!?」
現在のシンデレラガール総選挙、特にPa部門。
この戦いは間違いなく、こう認識されています。
現在のPa総選挙は、りあむちゃんが中心になっています。
中心といっても、彼女の上位入賞を確信しているからそう言っている訳じゃないです。話題性の話です。
彼女は一位でも、二位でも、三位でも、あるいはもっと下位でも、絶対に話題になります。
だから「話題の中心」なんです。そしてそんな子だからこそ、上位に来ている確信があります。
現在の総選挙にて、最も混沌が続いているのは、間違いなく1位を除いた「Pa上位残り2枠」、2位3位の争奪戦です。
りあむちゃんは、今回の総選挙のあり方に、今までと全く違う意味を付与してしまった。
「誰が夢見りあむを止められるのか」というものにしてしまった。
ぼくが一番言いたいのはここです。
夢見りあむは今回に賭けています。
来年は有り得ません。
りあむちゃんの人気が低下している、と言いたい訳ではなく、話題性が、支持層が、来年には確実に入れ替わっています。
なぜなら彼女は今、「炎上」しているから。
「藍子ちゃんはもう十分すこられているだろ! ぼくには今しかないんだよぅ! 炎上も使って勝つしかないんだよぅ!」とか言いそうなのが、今のりあむちゃんです。
彼女は「炎上」という個性を持っているからこそ、今、この瞬間に意味があるアイドルです。
今の彼女を見て、「今回は彼女に荒らされるから諦めよう」とか、「この勢いを邪魔するのはかわいそう」とか、「炎上させたいだけの層がいるから萎える」なんて考えるのは、夢見りあむの存在に、感情に、個性に対して、目を背けていることになります。
そして、りあむちゃんが特別だったのは、総選挙に新しい火を灯したことです。
デレマス内のあらゆるコンテンツの中で唯一「総選挙」を話題にした。
これは新アイドル7人の中で、彼女だけの功績です。
「シンデレラガールは誰か」ではなく、「今回の総選挙はどうなってしまうのか」という形で話題にした。
それは彼女にしか不可能なことでした。絶対に。
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ぼくは、このPa上位枠争奪戦が、夢見りあむを中心に、ふたつの「面白い」に分類できると考えています。
まずは、この勢いでりあむちゃんが上位を勝ち取るパターン。
で、これが一般的な「面白い」なのかな、と考えています。
途方もない勢いで話題になるでしょうし、まあ荒れるのも目に浮かびます。
ただ、もうひとつパターンがありますよね。
他のPa属性アイドルが、りあむちゃんの上位入賞を阻止するパターンです。
そんな具合に、誰の目にも明らかなほどに「今」勢いづいている夢見りあむの上位入賞が阻止されることです。
例えば、よりによって彼女にとって対極といえるアイドルに。
「競うのはあまり好きじゃない」とか、「Pさんにとっての一番ならいい」と言っているゆるふわ甘々な美少女に。
そんな女の子に、倒されてしまうパターン。
そのどちらが「面白い」か。
今回の総選挙はそういう勝負になってるってことです。
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すいません、大事なところが抜けてました。
「夢見りあむは高森藍子が倒します」。
『ぼく個人がなんでこれを「面白い」と思うのか』。この部分が、記事からそっくり抜けてました。
以下、内容修正とともに追記しておきます。
その理由はですね。Pa上位枠獲得争いの誰が勝者となるかを考えた際。
りあむちゃんが上位を勝ち取る展開。
これがぼく自身と皆さんにとって、「予想通り」になっていると、そう考えているからです。この流れが出来上がりつつあると感じているから、ぼくはこの記事を書きました。
最初に長々と述べた通り。「面白い」とは予想を裏切ることです。
夢見りあむは、何をやっても燃える。「予想通り」燃える。
今回上位を獲得した際にも、こういう結果にはならないだろうか。それはある意味で「予想通り」じゃないだろうか。
もしそんな時が来てしまった場合、彼女の個性は「炎上“系”アイドル」に変化してしまっていないだろうか。
だけどもし。来年以降もこれに負けないレベルの炎上を続けていたりとか。この子の予想だにしない、もっと先の展開があったりとか。デレマスがもっともっとワケわかんねえ形で続いたりしたら。
そっちのほうが「予想外」ではないだろうか。
高森藍子は。
強い話題性には欠ける。一定数の出番を獲得している。CV新規獲得枠でもない。そういう安定した供給は、勿論ぼく達プロデューサーにとってはとても幸せだ。
しかし確実に一定数、この子の安定した人気を「面白くない」としている層が居る。
故に彼女は、爆発的に得票数を伸ばすことは不可能に等しい。
だけどもし。
今から全力で総選挙に戦いに出たりしたら。そういう女の子が、「面白い」アイドルに変化するときが来たら。何かのきっかけで爆発的に得票数を伸ばしたりしたら。
そっちのほうが「予想外」ではないだろうか。
ぼくは二人のアイドルが、対極で、同じ予定調和の中に居るのではないかと、そう思いました。
藍子ちゃんはまったり。りあむちゃんは今が全力。そういうのがアイドルの個性で。だから、今勢いがあるほうが勝つのだろう。
どっちが面白いですか? そう問いかけに来ました。
これこそ気取った話ですが。
アイドルに「立場を示す」。これがプロデューサーの役割で、「面白い」ところだと思っています。
プロデューサー(笑)なんて言って名乗るのを辞めたり。自己主張ガーと言って立場を明かさなかったり。匿名性、準匿名性のあるSNSで話しているだけでは実現できない、「面白い」があると思っています。
だからぼくは、名乗っています。痛々しくもプロデューサーを自称しています。ブログ記事にしています。
ぼくはデレマスの「アイドル」のみを「面白い」と言っている訳じゃないです。
面白くするのは、アイドルの「プロデューサー」もそうです。
いつ誰が、どういう理由で「面白い」になるかわからない。
そういうのがデレマスだと思っているから、ぼくはこの界隈に居ます。
アイマスは、アイドルとプロデューサーが各々の、「面白い」をぶつけ合って、故に「面白い」変化が起こる場所です。
ぼくは良文を書きに来た訳じゃないです。
選挙活動だけをしに来た訳じゃないです。
高森藍子と夢見りあむ、どちらかにヘイト集めや票誘導だけをしに来たわけじゃないです。
デレマスと総選挙を、ぼくなりに面白くしに来ました。クッソキモい長文を書きに来ました。
ぼくは、SNS上で藍子Pとして振舞って居場所や人気を得たいからだとか、一過性のブログ記事を提供するつもりだとか、恋愛感情があるからだとか、思考停止だとかで、彼女に票を投じている訳ではありません。
ぼくは「藍子P」なんです。
そして、今の夢見りあむを、「倒す側に回った方が面白い」って言いに来たプロデューサーなんです。
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倒すにしろ、応援するにしろ。
夢見りあむは「今」を変えに来ました。
今回の総選挙を最も面白くしたのは夢見りあむです。
そして彼女は、「炎上」を個性とした、新たなデレマスのアイドルです。
ならば彼女に対する最も誠実な反応は、その炎上に全力で触れ、考えること。
彼女が全てを賭している総選挙に対して、こうして過激なタイトルで、名前を出して、対立することだと、ぼくは考えています。
そして、全てのプロデューサーの皆さん。
ここからは、ぼく個人としての選挙活動です。
願わくば、お願いします。
藍子ちゃんをりあむちゃんと戦わせてくれませんか。
それはぼくひとりの力では不可能なことです。ぼくひとりの数百票では絶対に。
皆さんの票を獲得しに来ました。訴えに来ました。
総選挙を、ぼくなりに面白くしに来ました。
こんな記事を投下しに来ました。
今。
貴方の投票が必要です。
一票だけでもいいです。投票券がない場合は、応援してくれるだけでもいいです。
そして、デレマスの話を続けてください。意見を交わしてください。
その衝突がまた次の意見と、次の展開と、次の「面白い」を生みます。
んで。
今のデレマスについてお話できるのは、今だけです。
今の総選挙は、最高に「面白い」です。
以上で、ぼくの訴えは終わりです。
最後にふたつだけ。
ぼくはこの記事を残して、あんま選挙のことばっかり喋るつもりは、今のところありません。
今回はあくまで、きっかけを投下したくなりました。
ぼくがこの意見を個人として発信している理由は、「これが藍子Pの総意」と解釈される状況を作って欲しくないからですね。
プロデューサーには諸々の考えがあり、ぼくはそれを尊重しています。
何より、これは界隈の特徴ってやつだと思うんですけど、基本的に藍子Pは優しい人達の集まりです。優しい女の子が好きな人たちで出来ています。
そして、この記事の投下は、炎上とか対決とか、そういう過激な話題を回避してやって来た、皆で見守るようにして来た高森藍子のあり方に、悪影響を及ぼす結果になりかねません。
改めて。
この記事の発信者は「だぶくろ」であり、これは誰と相談するでもなく、ぼくが一人で勝手に内容を考え、そして決定したことです。責任はぼく個人にあります。
なので万一、この記事が界隈にとって悪い意味でのムーブメントを起こしてしまったと、判断した場合。その時は、この記事の筆者ひとりが終わっている、って話でお願いしますってことです。
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もうひとつ。
少しだけぼく自身の話をして、ある程度の立場を明かすことで、この記事の内容に信用みたいなのを持たせにかかります。
ぼくは元々、とある一次コンテンツを提供する側の人間でした。
そしてちょっとだけ(少なくとも今このアカウントを運用している状態よりは)、個人としての影響力を持った人間でした。
おまけにふらふらと多方面の趣味に手を伸ばしてばかりだったので、あらゆるコンテンツを齧ってきましたし、雑に時間を使ってきました。
そんな人生の中で、沢山の「炎上」を見てきました。その結果消えてしまったものもありました。
しかし、それこそ面白い話で。人気と呼べるコンテンツに、燃えたことのないものはありません。それらは等しく、大なり小なりの炎上を経験しています。
皮肉というか、全く炎上したことのないコンテンツは、等しく衰退してしまうんですよ。一見順風満帆に見えるものであっても、燃えるその時がまだか、あるいは当人達が炎上の事実に気づいていないだけで、炎上と呼べるタイミングは、いつか絶対にやって来ます。
炎上とは炎です。どこにでも発生します。
世の中には、「ただ燃えているだけ」「ただ燃やしたいだけ」の人が、コンテンツがあります。
りあむちゃんは、デレマスは、そんな風にただ燃えているだけのものではありません。 その先があるものです。
そう思うので、ぼくはこの記事を書くことにしました。
そうして、かつては傍観主義だった総選挙に、一石を投じる側に回ることにしました。
この記事が、誰かにとって「面白い」ものであることを願って。
今こうしてこの記事を書くこと。
そして総選挙に関する気持ちを見せること。
それが今のぼくにとって、「面白い」ことだったからです。
最後に個人的な願望を添えておきます。
夢見りあむとの対決の舞台に、高森藍子を上げて欲しい。
これがぼくの、お願いです。
結びに。
高森藍子に清き一票をよろしくお願いします。
以下はりあむちゃんに対する宣戦布告と、藍子ちゃんに対する応援を連ねたものです。一番話したい部分は伝わったので、この部分は読まなくても大丈夫です。
★マークで囲っておきます。
★ ★ ★
↓
えー、りあむちゃん。
君はマ~ジで、すごいアイドルです。
君みたいなアイドルの登場を僕は予想出来ませんでしたし、もう二度と現れないと思ってます。
だからですね、敬意を表するために、ぼくはこの記事を書いて、今一度、立場を明かすことにしました。
でも君は、君自身や一部の人間が言うように、ただ燃えてるだけの女の子じゃねーです。
炎上を個性として身に纏った、新しいデレマスのアイドルです。
なので君はこれから、デレマスのアイドルとして散々イジられる存在な訳ですね。
やー、やべえですよここは。頭おかしい人しかいねえから。
だから来年もその炎上スタイルを続けてもらいますよ?
さて、総選挙が終わったらどうしてやりましょうかねえ。
カワイイアイドルと絶叫ロケに行ってもらったり、ボボボンバーなアイドルと無限に腹筋してもらうのもいいかも知れません。中二病を拗らせたアイドルたちとお話してもらうのも面白そうです。
何より、君は今回の総選挙でワンチャン、とか言ってるじゃないですか。
ぼくはそれは違うと思いますよ。
デレマスって何が起きるかわかんね~んですよ。マジで。
君自身の登場が証明してるじゃないですか。
デレマスには、君以外にも色んなアイドルが居ます。
君より一回り年上で、公務員を辞めて人生をアイドルに賭してる先輩も居ます。
その先輩よりさらに年上のアイドルもいるし、ほぼ同い年に何人か先代シンデレラガールが居ます。
反対に、小学生アイドルもわんさか居ます。宇宙人や妖狐疑惑のかかっている子や、幽霊を従えてる子。忍者に侍。超能力者。ありえないぐらい幸運な女の子と、その逆に不幸にぶち当たりまくる健気な女の子がいます。
ついでに言うと、君の同期のうち二人は多分吸血鬼ですし、一方は余命僅かとか言われています。
で、色んなプロデューサーがいます。
絵や動画や漫画を作ったり、ゲームをやりこんだり、ライブに夢中になったり、SNSで騒いだり。
豆乳やイモを買い漁ったり、1000連以上ガチャを引いたり、ヨーグリーナ工場に見学にいったり、映画で工藤という台詞が出るたびに投票したり、乳首でガチャを引いたり、アイドル全く関係ない筋トレを始めたり、アイドルの名前のお菓子だのお酒だのを飲んだりする人たちがいます。
そういうのが、この界隈です。
だから、何が起きるかわからないんです。いつ誰が「面白い」かわからない。
そういうのを込めて、ぼくは彼女たちアイドルが、「誰もがシンデレラ」と歌っているのだろうな、と考えています。
で。
そんな君を、本気でシンデレラガールにしたい、って人がこれからどんどん増えてきます。
プロデューサーってのは、君のそういうところを見ている、やべー人らの集まりです。
たった一人のゲーム内の女の子に、意味とか考察とかエモさとかよさみとかえちえちとかを見出す人種です。
ぼくはですね。
そういう人たちが一番面白いと思ってるから、この界隈に居ます。
だからもしかすると、これから先、君がシンデレラガールになっちゃうかも知れないですよ。
まあ先に藍子ちゃんがなるんですが。
とにかく。君は面白いです。
でも、ぼくにとって「もっと面白い女の子」が居ます。
そして、そう考えている人が沢山なのがこの界隈です。
だから今しかねえ、なんて思わなくていいです。
そういう気持ちもこめて、ぼくは今の夢見りあむに対立します。
それが僕の、夢見りあむに対する最初のプロデュースです。
-
で、藍子ちゃん。
君は途方もないバカです。
な~にが毎日を幸せに、ですか。
そんな毎日がいつまで続くと思ってるんですか。
ハァ。いいですか。よく聞いてくださいね。
ぼくは大人なんで言いますけどね。毎日は続かないです。
例えば。
既にあるものを、本気で燃やしに来るアイドルがいます。
ワンチャンしかねえって賭けてる、マジの覚悟を決めてる子が居ます。
毎日は変化します。
成長とか、経済的理由とか、老いとか、心境の変化とかで。簡単に変わります。
なのに。
どれだけお話しても怒られないアイドルになりたいだとか。
そんなアイドルになる為に、どれだけ時間をかけてもいいだとか。
競うのは好きじゃないだとか。悲しい顔は見たくないだとか。
優しいのは普通だとか。暴れる人は優しく見守りましょうだとか。水着は恥ずかしいだとか。ゆったりするお仕事がいいだとか。
Pさんと素敵な毎日をずっとずっと、だとか。
自分の人気とか、自分の立場とか、自分に必死で向かってくる相手の存在も知らないで。
そういうのが競争激しいシンデレラガールズの世界で、幸せな立場にあって。
はぁ。全く。マジで。
言いたかないんですけど。
んなことを言ってる女の子だから、面白いつってんです。
そういう子のプロデューサーなのが楽しいっつってんです。
君のようになりたい。りあむちゃんみたいになりたい。
そう思っても、それが実現しないアイドルだって沢山います。この舞台に上がれない、日の当たらないアイドルが、報われないプロデューサーが、沢山居ます。
ずっと君を追いかけていたい。今のままがいい。
そう望んでも不可能な人だっています。
君の世界の外には、何億倍もの悔しさとか悲しさを抱えてる人がいます。
そういう人ら、全員分の気持ちを見てるから。
汲んでくれるような女の子だと信じているから。
ぼくは君を支持してるんです。
全部のアイドルとプロデューサーと、りあむちゃんと比較して。
君のほうが好きだから、ぼくは君の担当だっつってるんです。
君以上に面白い女の子を、僕は知らねえっつってるんです。
だから、今。
一番の「面白い」をぶつけている。
りあむちゃんと戦ってくれ。そして倒してくれ。
そう言ってるんです。
それより「面白い」ことをぼくは知らないです。
まあ、これは過激な考えなのかも知れませんね。
でも大丈夫ですよ。だって高森藍子は、デレマスのアイドルですから。
何を隠そう、君の周りには、ぼく以外にもたくさんのプロデューサーが居るわけです。
君の法被を着たり、誕生日会を開く集まりがあります。
君の絵をずっと描いて、大手サークルを築いた素晴らしい人が居ます。
君のコスプレをして売り子さんや踊り手さんをやる美しい人が居ます。
君の情報や写真を毎回Twitterで丁寧にまとめてくれる人が居ます。
discordで毎日のように君のことを話している人たちが居ます。
とてつもない3DLIVEステージや、某番組に見立てた面白いかけあいの動画を作る人がいます。君の曲を使って音MADを作る謎の界隈があります。
プロデューサーのフリー素材イラストや、恐竜とのコラボイラストや、君のもみあげのBB素材を配布する面白い人が居ます。
常人には思いつかないような怪文書合同を作る人がいます。匿名SNSで君に頭おかしい性癖をこすり付ける人が居ます。
総選挙チケットを500票を投じる人や、ぼくが徹夜を重ねても全く追いつけない速度でイベントを走る人外にしか思えない人も居ます。
衝突の末に鍵垢に引きこもってしまったり界隈を去ってしまったけれど、それでも君を応援する気持ちだけを残している人たちが居ます。
でも、そういう人たちが、こういう記事を書く訳にはいかないじゃないですか。
立場だの、時間のなさだの、怖さだの、色々あるから。
なので、一番終わってるぼくがそうすることにしました。
そういう人たちは、ぼくがもし間違ってたら、否定してくれます。燃やしてくれます。
だからぼくは、間違えているかも知れない意見を投下することにしました。
火種を投下する側に回ることにしました。
そして。
もしこれを「面白い」と考えてくれる人がいるなら、票を投じてくれる人がいる。
ぼくはそっちに賭けることにしました。
だから、お願いします。
今、勝ってください。
んで、ぼくのことはクソキモポエマーだとか笑ってください。
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